コラム・豆知識
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室内で犬を飼うメリットデメリット
メリット、犬と暮らす醍醐味を味わえます
ひとつ屋根の下で犬と暮らすことの恩恵はたくさんあります。一番のメリットはいつも一緒にいて寝食をともにしているので、よりお互いを理解できるということでしょうか。犬が優しい動物だということがよくわかります。犬はいつも家族を見ていて、何をしているのか、怒っているのか悲しんでいるのか、考えているようです。家族が泣いている時は、そっとそばに寄り添い、頬を流れる涙をペロリとなめとってくれます。そして病気になった時にも、寝ている家族のそばから離れようとしません。守護神のように病に臥した家族を見守っているのです。それから、大声で叱ったりしなくても、怒っているのを察することができます。飼い主が犬のいたずらを見つけて、怒りのあまり声が出なくても怒りのオーラが見えるらしく、黙って部屋の隅に行き小さくなっています。家族が帰宅した音が聞こえたら、尻尾をぶんぶん振り回して、満面の笑顔で帰宅を喜びます。犬と暮らすというのはこういうことなのだと思います。
メリット しつけと管理がしやすい
家の中にいれば、いつでもどこでもしつけができます。犬のしつけのコマンドは「マテ」「コイ」「スワレ」「フセ」などありますが、家の中ではあらゆる場面でしつけが可能です。たとえば、忙しい時にじゃれかかってきたら、「マテ」といえば少し落ち着くことが出来ますし、食餌の時は「コイ」「オイデ」と言えば、喜んで走ってきます。いつもそばにいるので、今日はちょっと元気ないとか、歩き方がおかしい、鼻が乾いているなど健康がチェックできます。犬が外にいたら、異常はないか気になることが多いのですが、かといって、寒い日や暑い日に外に出て愛犬の様子を見に行くのは結構大変です。飼い主が風邪をひいていたり、体調が悪い時はなおさらです。そして愛犬が年老いて足元がふらついたり、寝たきりになった時、室内にいれば介護もしやすいのです。
デメリット 抜け毛は大変です
春と夏の年に2回ほど犬の毛が抜け変わるときがありますが、抜け毛の量は半端なく掃除は一苦労です。プードルやマルチーズなどトリミングが必要な犬種は抜け毛がほとんどありません。ダブルコートといわれる長い上毛と柔らかい下毛がみっちり生えた犬種は、季節の変わり目には下毛が抜けるため、飼い主は抜け毛と格闘することになります。何しろ掃除しても、犬がブルブルと体を振るたびにハラハラと毛が落ちるのですから、キリがありません。体から落ちる前にブラッシングなどで死毛を取り除いたり、こまめにシャンプーして対処します。もうひとつ室内飼のデメリットは、犬を肥満にしやすいことです。家族の食事時犬が近づいてきて、言われなくても行儀よくおすわりし、一途な瞳でじっと見つめてきたら、つい「ひとくちだけね」と、自分のおかずをあげてしまいます。これはまあ、飼い主の性格の問題かもしれませんね。
まとめ
犬とともに暮らす醍醐味はやっぱり室内で飼った方が味わえるのは確かです。長く一緒にいて、家の中のいろいろな場面での犬の表情や行動を見れば、犬の好奇心や優しさや賢さがわかります。また外で飼う場合、吠え声や排泄物、抜け毛がご近所に迷惑になっていないか心配になりますが、室内で飼う場合はそういった心配は少ないのが利点ではないでしょうか。
犬の家&猫の里 編集部
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