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良い犬をペットショップで見分ける方法
何度も言って観察しましょう
良い子犬をペットショップで見分けるのは難しいかもしれません。なぜなら、両親犬を見せてもらうことが出来ないし、他の子犬たちと遊ばせているショップは少ないので、遊んでいる様子も見られません。ですが、ペットショップは営業中はいつでも気軽に入って見られるというメリットがあります。気に入った子犬がいたら、朝、昼、夕方と時間を変えて見に行くといいでしょう。朝はとても元気でも、体力のない子は夕方になると疲れています。夕方の食餌の時間を選んで見に行き、夕食をがつがつと食べきって、もっと食べたいと言わんばかりにお皿を舐めているようなら健康な子犬の証拠です。それからもし排泄物があったら、その状態も見てください。子犬の便は柔らかいものですが、下痢便ではないかどうか確認してくださいね。柔らかすぎる便でしたら、病気で調子を悪くしている可能性があります。
抱っこしてみよう
自分の心に触れる子犬がいたら、ぜひ抱っこさせてもらいましょう。健康な子犬は抱っこした時にずっしりと重く、体に弾むような弾力性があります。痩せすぎている子や、体重はあってもふにゃふにゃした体の子は健康状態がいいとは言えません。そして抱っこされた時、子犬の様子を観察してください。ブルブル震えたり、びくびくして固まっていないでしょうか。怖がりの子の子かもしれません。抱かれることを嫌がって暴れたりしていないでしょうか。抱かれることを嫌がる子犬は警戒心の強い子かもしれません。明るい性格の子犬は、抱かれた時一瞬固まっても、やがて自分を取り戻し、抱いている相手を興味深く見たり、体のにおいを嗅いだりと興味しんしんです。顔をのぞきこんでペロペロと顔をなめながら、うれしそうに尻尾をフリフリしてくれます。犬と人間は相性が大切といいますが、明るい子の方が育てやすいようです。
目が輝いている子を
真の愛犬家は犬の目を見ると言います。もっとも大切なポイントはぱっちりした輝く目と、生き生きとした被毛だそうです。プロの目利きでもない素人には目の輝きといってもわかりにくいですね。経験と直感が大切かもしれません。少なくとも澄んだ目をしているか、目ヤニがついていないか見てくださいね。きちんと見えているかどうかも確認しましょう。子犬の目の前に指を置いて左右に動かし、両目が指を追うか確認してみましょう。指の動きを目で追うようなら大丈夫です。耳も聞こえているのか確認するために、子犬に話しかけたり、ポンと軽く手を叩いて、反応を見てみましょう。口を開けさせるのは難しいかもしれませんが、口臭とできれば歯並びもチェックするといいですね。そして、歩かせて歩様を確認してください。ふらふらせずに、しっかりと歩いているか、しっかりと自分の目で確認してくださいね。
まとめ
ペットショップに行ってその場で犬の良しあしを見分けるのは、なかなか難しいかもしれません。ただ元気があるのかないのか、子犬の健康状態はある程度わかりますね。「この子だ」という直観はとても大切なことですが、衝動買いして後で後悔するということがないようにしましょう。自分の相棒になる犬ですから、手間ひまを惜しまずに、しっかりと選んであげてくださいね。
犬の家&猫の里 編集部
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