コラム・豆知識
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賃貸物件で犬を飼う際に注意しないといけない項目
建物賃貸借契約書 犬の飼育許可条項
最近はペット可の賃貸物件が増えました。中にはペット共生型マンションなどという、ペットといっしょに暮らすことを前提としたマンションもあり、昔ほど集合住宅でペットを飼うことは難しくなくなりました。とはいえ、ペット可の物件でもペットに関するトラブルや苦情は多いようです。マンションや団地など賃貸物件で犬を飼う時は、必ずトラブル回避のため必ず『建物賃貸借契約書』のペットの飼育許可条項を確認しましょう。その中には飼ってもいい動物の種類、大きさ、飼ってもいい頭数、飼育してもいい場所などペットの飼育規則が記載されています。たとえば「大きさは成犬時に10キロ以内、ケージに入れて持ち運びができる大きさ」、「ペットは室内で飼育せねばならず、バルコニー、専用庭で放置したり、飼育したりしない」などと書いてあります。規則を理解し、守って犬を飼いましょう。
ご近所とのトラブル
ペット共生型のマンションとは違い、ペット可の物件にはペットを飼っていない人もいます。中には犬は苦手だという人もいますので、周囲の人に思いやりとマナーを持ってペットを飼ってくださいね。犬を飼ったらまずは、お隣と階下のお宅にあいさつに伺いましょう。吠え声や臭いなど、飼い主がどんなに注意しても、やはり周囲には音が響ていたり、臭っていたりするものです。「この犬を飼うことになりましたので、どうぞよろしくお願いします」と言葉を添えて、犬を紹介しておきましょう。犬の顔を知ってもらっておくことも大事です。人は感情の動物なので、同じ吠え声でも、知っていて悪くない印象を持っていれば感じ方が変わるものだからです。もちろん、吠え声や臭い、抜け毛で迷惑をかけないように気を配ることは必須条件です。犬の爪はとフローリングにカツカツと響くので、カーペットを敷き、抜け毛が飛ばないよう、ブラッシングはベランダではしないことなど周囲に気を配ることが大切です。
共用部分のマナー
共用部分ついては規約や規則に記載があるはずなので確認しましょう。エントランスやエレベーターは歩かせてもよいとされていても、できれば犬は抱いて歩きましょう。犬の苦手な人のそばに行かないように、それから排泄をしないように、犬がドアに挟まれないようにするためです。抜け毛を落とさないことなどは気をつけてもなかなか難しいこともあります。換毛期になれば、犬が体を振るだけでハラハラと落ちるからです。ですので、あらかじめ抜け毛のない犬種を選ぶのもいいかもしれませんね。トイ・プードルやシーズーなどは抜け毛もなく、体臭も少なく、無駄吠えも少ないとされています。きちんとしつけて、周囲の人に迷惑がかからないよう注意を払って飼いましょう。ペット可の物件であっても、住民からの苦情で途中から規約が変わりペットが飼えなくなってしまったということもあるようですから、気をつけてくださいね。
まとめ
ペット可の物件でも、まず周囲の人に迷惑をかけないということが、ペットを飼う大前提になります。まして動物が苦手な人だっています。きちんとルールを守り、ペットの抜け毛、吠え声、臭いなどをきっちりと対策したうえで、ご近所とのコミュニケーションを大切にしましょう。ご近所と何かトラブルがあっても感情的にならずに、素直に話し合える関係を作ることが、ペットとの暮らしを支えてくれますよ。
犬の家&猫の里 編集部
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