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犬と猫が仲良くする方法、慣れさせるコツ

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『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』

石黒由紀子さんの著書『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』という本には、うらやましいくらいに仲のいいセンパイ犬とコウハイ猫が登場します。2匹が寄り添って眠っていたり、コウハイ猫がセンパイ犬の足に咬みついて怒られていたり、『ごめんニャ』とぺこりと頭をさげていたり、ほっこりするシーンばかりです。こんなふうに犬と猫を飼ってみたいと、ペット好きなら誰もが思います。でもね、やはり初めから仲良しだったわけではないのですよ。ちゃんと石黒さんの努力と工夫があるのです。とても可愛くて優しさにあふれる本なのでご紹介させてくださいね。お父さんとお母さんに可愛がれのんびりと暮らしていたマメ柴の『センパイ』ちゃん5歳のお宅に、捨て猫の『コウハイ』がやって来たのです。センパイはのんびりとした性格の優しいワンコ。コウハイは捨て猫、路上出身のなかなかたくましい、めげないニャンコです。

はじめての頃は

初めの頃は、『なんでうちに子猫がいるの?』『この子、いつ帰るの?』とコウハイをなかなか受け入れようとはしなかったようです。石黒さんは、コウハイも家族の一員なんだということをわかってもらうため、いろいろ工夫を凝らします。並んでミルクを飲ませたり、同じおもちゃで遊ばせたり。たまたまセンパイがコウハイにくっついていた時は、大げさにほめてみたり。それでもセンパイの気持ちはなかなか変わらなかったのです。『子猫のことはなるべく視界に入れない』と、距離を保ちながらも、コウハイとの生活を続けたそうです。一方、コウハイ猫の方は、あっという間におうちに慣れました。『家じゅう、自由にパトロールして』『ソファからテーブルに飛び移る』『空き箱があるとダッシュしてどすん』、そのうちに『センパイや私に物陰から飛びつくように』なったそうです。すばらしく自由な子猫ちゃんです。

センパイ犬が変わったわけは

あまりにも自由なコウハイに石黒さんが疲れ果て、思わずセンパイに相談。『あー、もういやになっちゃうねぇ』『センパイ、どうしたらいいと思う~?』まあ、相談と言っても、ほぼひとり言です。ところが、『それを聞いたセンパイの目が一瞬キラッと輝いた』。そうです。この飼い主さんに相談された一言がセンパイのターニングポイントになりました。それからはコウハイがいたずらをしているとセンパイは石黒さんに報告したりして、いっしょにコウハイを見守るようになりました。さらに石黒さんは『センパイ、助けて!』と、コウハイが何かしでかすたびに、『センパイ』を連呼。センパイはお母さんといっしょに『子猫育てをしてる』という気持ちになって、お母さんのようにコウハイ猫の世話を始めたそうですよ。犬と猫を飼っている人なら、きっと楽しめるでしょうし、犬と猫と人の関係を考えるのにもとても参考になる本です。

まとめ

センパイとコウハイみたいに仲良くなれたら、とっても素敵ですね。でもそんなに仲良くなれなくても、大丈夫です。ちゃんと棲み分けができていいればいいのではないでしょう。犬と猫と仲良く、なんて飼い主が理想を追ってしまうと、それは自分にも犬にも猫にも負担になるかもしれません。一つ屋根の下、犬と猫、それぞれのペースでいっしょに暮らせたら、それが幸せですね。

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