小型犬の体臭は

わが家では小型犬のジャック・ラッセル・テリアを飼っていますが、体臭が気になったことはありません。抱っこしてスリスリしても臭いと思ったことはありません。以前飼っていた大型犬のラブラドールに比べ、小型犬は臭いが気になりませんねん。人気の小型犬、チワワ、トイプードル、ミニチュア・ダックスなども体臭がないと言われています。わが家で気になるのは、むしろオシッコの臭いです。時々わが家のジャックはトイレの時、しゃがんだ先がトレイからはずれてしまい、フロアが汚れてしまうことが多いのです。犬のオシッコの臭いは強烈で、拭き掃除したのちに、匂い消しをしているのですが、何となくアンモニアの臭いが残っています。いろいろなメーカーからオシッコの消臭剤が販売されていますし、クエン酸や重曹などで手作りの消臭剤もできるようです。ペット用の空気清浄機もありますね。犬の体臭が気になる時は、病気が原因のこともありますので、注意してみましょう。

体臭の原因は

小型犬の体臭の原因は次にあげた３つが考えられます。1．毛穴が詰まっている　犬は全身の毛穴から皮脂や老廃物が分泌されています。この分泌物が細菌によって、酸化・分解されるときに臭いを発するのです。毛穴に老廃物が詰まっていることもあるので、1ヵ月に1度はシャンプーしてあげましょう。ただし、シャンプーは皮膚を保護する皮脂を洗い流してしまうことになるので、洗いすぎには注意してくださいね。シャンプーしたら、ドライヤーなどでしっかりと乾かしましょう。2．食事　に脂肪分が多いフードやおやつをあげていると、皮膚から分泌される皮脂の量が増えるため、体臭の原因になることがあります。また、犬は米、コーン、麦などの炭水化物は消化が苦手です。未消化の炭水化物などが腸に長く残っている時に臭うこともあります。犬の消化を考えたフードに変えてみる、納豆やヨーグルトなど発酵食品などで腸内環境を整えるのもいいでしょう。

口臭の原因は

ワンちゃんにペロンと舐められて、「あれ、口が臭い」と思うことがあります。犬の口臭の原因は歯石や歯垢です。歯周病が進行して感染が広がると、頬から膿が出てきたり、呼吸器の病気になったり、犬の全身に影響を及ぼすことが判明しました。犬の虫歯の治療や、歯垢の除去はとても大変。全身麻酔になることが多いので、リスクをともないます。たかが虫歯と侮ってはいけません。犬は虫歯にはなりにくそうですが、歯垢はつきやすいのです。日頃から、歯磨きをきちんとして、歯の衛生に気をつけましょう。乳酸菌が歯の衛生に効果があるということで、歯周病予防の乳酸菌パウダーなども販売されています。デンタルケア用のおもちゃやガムもありますので、その子にあった方法で、口内環境を整えてあげましょう。型犬の体臭はほとんど気になりません。もしにおいが気になる時は、疾病など原因があるかもしれませんので、注意してみましょう。

まとめ

個体差がありますが、小型犬の体臭はほとんど気になりません。もし体臭が気になるときは、皮膚病、歯周病、内臓等の疾病の可能性もありますので、日頃からワンちゃんの健康に注意していてあげてくださいね。ウンチやオシッコの排泄の後の肛門や陰部を清潔する、肛門腺を定期的にしぼるなど、臭い対策は他にも考えられます。飼い主さんはケアすることがいろいろあって大変です。でも、健康なワンちゃんは、抱っこしても舐められても、やっぱりいい匂いがします。がんばりましょう。