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ボストンテリアの毛色や抜け毛対策について紹介します

2019.02.18 2024.03.18

まるでタキシードを着ているかのような模様が特徴的なボストンテリア。黒と白の配色はよく見かけますが、それ以外にも毛色の種類はあるのでしょうか。

また、ボストンテリアは基本的に室内で飼うため、飼育を検討している方は抜け毛の有無も気になりますよね。
そこでこの記事ではボストンテリアの毛色や抜け毛についてご紹介します。

ボストンテリアの毛色の種類


ボストンテリアの毛色に下記のような種類があります。

ブリンドル&ホワイト

ブリンドルというのは、ベースの色とは異なる色の差し毛が全体に入っているものです。

ブラックブリンドル&ホワイト

ボストンテリアの場合、ブリンドルは茶系が優勢ですが、ブラックブリンドルとなると黒が優勢になります。

シールブリンドル&ホワイト

シールというのは、一見すると単なるブラックに見えるのですが、明るい光の下で見ると赤茶色をしている毛色です。

マホガニーブリンドル&ホワイト

マホガニーってどんな色?と思った方も多いかもしれませんが、茶褐色のことです。

ブラック&ホワイト

ブラックブリンドルはブラックの部分に差し毛で別の色が入っていますが、ブラック&ホワイトの場合は純粋なブラックです。

ボストンテリアの被毛について

犬の被毛は「ダブルコート」と「シングルコート」に分かれています。今回紹介するボストンテリアはダブルコートという被毛のタイプで、その名の通り被毛が二重構造になっています。
犬の場合、一つの毛穴から7~15本の毛が生えています。その中で、短く柔らかな毛はアンダーコート(下毛)と呼ばれており、肌に近い部分に生えていることから保温機能があります。もう一つ、丈夫でアンダーコートより長い毛があるのですが、こちらはオーバーコートと呼ばれ、皮膚を保護する機能があります。

ちなみにシングルコートはアンダーコートがほぼなく、毛が二重ではなく一重になっています。

最初に、ボストンテリアはダブルコートと紹介しましたが、ダブルコートの犬種は抜け毛が多いと言われています。というのも、肌に近い部分に生えているアンダーコートは季節によって生え変わります。寒い冬から暖かな春になると、冬用の毛はだんだん不必要になってきます。そのため、換毛期にはごっそり抜けます。逆に暑さが落ち着いた秋頃には夏用の毛が不必要になるのでこれまたたくさん毛が抜けてしまいます。
ダブルコートの犬種は春と秋に大量の毛が抜けてしまうので注意しましょう。

お手入れ方法


抜け毛対策としては、床に落ちる毛の量を減らすことが大切です。そのためには、ブラッシングやシャンプーなど日頃のケアがしっかり行ってあげることが効果的と言えます。

ブラッシング

ボストンテリアは毛が短く、そこまでボリュームがあるわけではないので、ブラッシングの際は肌を傷つけにくいラバーブラシがおすすめです。ゴムでできていることからしっかり抜け毛をキャッチすることができます。ただ、柔らかな素材だからといって強くこすりすぎると肌を傷つけてしまいます。まずは自分の手に試しにあててみて、痛くない力加減を確かめてからブラッシングしてあげるようにしてください。

ラバーブラシでだいたいの抜け毛が除去できたら、イノシシやブタの毛からできている獣毛ブラシで整えてあげましょう。ツヤの美しい被毛に仕上がりますよ。

シャンプー

ボストンテリアは皮脂の分泌量が多く、臭いが気になる犬種として名前があがることもあります。しかし、だからといってシャンプーの頻度を増やしてしまうと必要な皮脂まで洗い流してしまうことになるので、月に1~2回で十分です。気温が上がる夏場に関しては月2~3回に増やしても良いです。

具体的な手順についてですが、シャンプーの前に必ずブラッシングを済ませてきましょう。抜け毛を除去しておくと洗剤が皮膚までいきわたりやすくなります。次に、いきなり洗剤を使うのではなく、お湯で予洗いします。お湯の温度は、人間が触るとややぬるいと感じるくらいの37℃前後に設定してあげてください。予洗いが終わったら、洗剤を泡立てて優しく洗っていきます。洗剤が残らないように十分すすいだら、ドライヤーで完全に乾かしてあげましょう。犬の皮膚というのは人間の皮膚よりも敏感なので、ドライヤーを至近距離であてたり、長時間同じ場所に当てないよう注意が必要です。

まとめ

ボストンテリアというと、黒と白の配色が思い浮かびますが、実は純粋な黒い被毛のボストンテリアは珍しく、黒に他の色の差し毛が入っている方が一般的です。ブラックブリンドル、シールブリンドル、ブラックはそれぞれ違った印象があります。

そんなボストンテリアの被毛のお手入れですが、毛が短いためにサロンで毛をカットしてもらう必要はありません。
自宅でのブラッシングと月に1~2回のシャンプーをしっかり行ってあげれば美しい状態を保つことができるので、お手入れはそこまで手間はかかりません。ただ、意外にも抜け毛が多いので、注意が必要です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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