コラム・豆知識
注目のワンちゃん、ネコちゃん
小型犬の健康の良し悪し
吠え癖
犬は吠える動物です。吠えるからこそ家や家畜の番犬として大切にされてきました。でも最近は番犬としての役割は少なくなり、犬の吠え声は近所迷惑な騒音トラブルになることが多くなりました。吠えるのは当然、とは言っても、吠え続ける犬はやはり困ってしまいますね。外でつながれている犬、運動不足の犬などはストレスの解消に吠えていることもあるようです。それから怖がりの犬は、通行人が通りかかるたびに「近寄るな」と吠えます。家族に対しても吠える犬は自分がリーダーだと思っているようです。運動不足なら飼い主が散歩に連れ出したり、よく遊んだりすることで解決します。でも人や犬を怖がる子や、自分をリーダーだと思い込んでる子は、子犬の頃に問題があることが多いようです。子どもの頃に母犬や兄弟犬の中で十分に遊び学んだ犬は精神的にも安定し、落ちついた成犬になります。逆に子犬の頃に愛情を受けていない子は、精神的に不安定になり、問題行動を起こします。吠え癖もそのひとつです。
噛み癖
犬は噛む動物です。子犬は無邪気に甘噛みをします。まだ手加減を知らない子犬の甘噛みは結構痛いのです。痛く噛んではいけないことを人間が犬に教えるのは、とても難しい時があります。生後60日(90日とも言われますが)まで子犬を親兄弟のもとから離してはいけないとされているのは、こうした「強く噛んではいけない」という攻撃抑制を子犬が学んでいる時期だからなのです。この時期を子犬の社会化といって、子犬は犬同士のかかわりの中から、一生必要になるルールを学んでいくのです。噛み癖は、親元から早くに離されて、十分に社会化を済ませていない犬に多いようです。大人しい犬種なら、飼い主が「イケナイ」といって噛むことを禁止することもできますが、中には難しい犬種もあります。できることなら子犬の段階で、大人の犬と遊ばせてルールを教えてもらえるとよいでしょう。
散歩時の困った癖
お散歩の時に困るのは、引っ張り癖と飛びつき癖です。大型・小型にかかわらず、犬に引っ張られて歩く姿をよく見かけます。小型犬ならいいわけではないけれど、大型犬のそれはかなり危険です。大型犬が何かを見つけて飛び出したら、大人でも簡単に引きずられてしまうからです。ゴールデンはとても気のいい優しい犬種ですが、そんなゴールデンに引きずられて事故にあった飼い主もいます。お散歩の時は飼い主よりも前を歩いてはいけないというルールを教えてあげましょう。もうひとうお散歩の時に困るのは、うれしくて飛びついてしまう癖です。知ってる人が歩いて来たら、犬はうれしくてつい飛びついてしまいますが、相手がこけたり、倒れたりしてケガをすることがあります。飛びつきそうになったら、「マテ」と「スワレ」で落ち着かせて、ちゃんとお座りしていたら、うんとほめてあげましょう。
まとめ
犬と暮らすことでとても深い人生を送れる気がします。犬にもし問題があるとしたら、そこjにはちゃんと理由があります。すべては理解できないけれど、犬と会話しながら、人間のルールを教えていくことは素晴らしいことだと思います。それからそばにいる人たちにも、我が家の犬のことを認めてもらえるように、犬のしつけができればいいですね。
犬の家&猫の里 編集部
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