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犬と主従関係は必要?信頼関係の築き方について解説

2022.09.21
                     

犬と主従関係は必要?信頼関係の築き方について解説

愛犬をしつける上で、主従関係よりも重要なのが信頼関係です。信頼関係が築けていないと、愛犬が飼い主さんの指示を聞かず、思わぬトラブルを起こしてしまうこともあります。

この記事では、愛犬との信頼関係の築き方について、解説していきます。信頼関係が築けている見極めるしぐさや行動もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

犬との主従関係は必要?

愛犬と主従関係を築くことは、しつけを行う上で必要なことです。愛犬をしつける理由は2つあります。1つ目は他の人に迷惑をかけないように人間社会のルールを教えること、2つ目は愛犬の安全の確保です。そのためには、常に愛犬が飼い主さん主導で行動できるよう、飼い主さんが愛犬よりも上の立場にいなければなりません。

主従関係ができていなければ、愛犬が飼い主さんの指示に従わず、好き勝手に行動し、問題を起こしてしまう恐れがあります。飼い主さんが愛犬をしっかりしつけられるよう、明確な主従関係を築く必要があるのです。

犬との主従関係が出てきた理由

犬との主従関係が言われるようになった理由は、犬の祖先であるオオカミの研究が関係しています。

群れで生活していたオオカミは、食べ物の確保、危険回避、繁殖して子孫を残すなど、過酷な環境で生き残るための行動をしてきました。群れの中で対立や争いがあれば、生き残っていくためには不利になります。

そこで必要になるのが、オオカミの本質にもある「群れの法則」です。尊敬できるリーダーについていけば、穏やかに安心して過ごせるため、リーダーに皆敬意を示します。また、オオカミは基本的に平和主義ですが、平等だとは思っていません。オオカミに「優劣をつける概念がある」ことも、無用な争いを避けるための知恵です。

群れで生き残るための本能や知恵により、強い個体が力を持つという「主従関係」の構図が生まれたと考えられています。

犬と大切なのは信頼関係

愛犬との間に大切なのは、主従関係よりも信頼関係です。愛犬をしつける際に、信頼関係が築けているか否かは、重要な要素になります。

犬は人間の言葉は分かりませんが、人間の感情を察することはできます。愛犬の性格などを十分に理解した上で、信頼関係を築くためにはどうしたら良いのかを模索し、コミュニケーションの一環であるしつけを実践する必要があります。

その際、飼い主さんは、何のためのしつけなのか理解して行うことがポイントです。信頼関係を作るために必要なしつけなら行い、信頼関係を壊してしまうしつけはやめましょう。

信頼関係が築けているときの犬のしぐさ

愛犬と信頼関係が築けているときは、次のようなしぐさが見られます。

首をかしげる

愛犬に声をかけたときに首をかしげる場合は、飼い主さんの言葉を聞き取ろうとしていたり、理解しようとしていたりするサインです。飼い主さんを信頼し、発する言葉に興味を持っているからこその行動だといえます。

体の一部を飼い主にくっつける

お尻や背中をくっつけてきたり、あごを乗せたりする場合も、飼い主さんへの信頼感を示しています。飼い主さんにピッタリと寄り添うことで安心感を抱き、心地よい場所だと認識しているのでしょう。

お腹を見せてくれる

弱点であるお腹を見せるときは、リラックスして安心している状態です。無防備にお腹を見せる行為は、相手から危害を加えられることはないという安心感からくるものであり、相手に心を許し信頼していることを表していています。

飼い主から離れても落ち着いている

犬はかつて群れで生活していたため、独りになると不安に感じるものです。もしも飼い主さんから離れても落ち着いている場合は、正しい信頼関係が築けているといえます。飼い主さんは離れていても必ず戻ってくると信じているからこそ、独りでもストレスなく過ごせるのです。

お手やマテ等のコマンドを1度で行う

飼い主さんのコマンドの声にすぐに反応する場合は、良好な関係が築けている証です。ここで重要なのが、「一度で行う」ということ。愛犬との信頼関係をチェックするのに効果的な方法なので、確かめてみましょう。

信頼関係が築けていない犬の行動

逆に信頼関係が築けていないときは、次のような行動が見られます。

マウンティングをする

マウンティングとは、相手に対して馬乗りになって腰を振る行動のことです。飼い主さんにマウンティングしてきたら、立場が逆転していることが考えられます。マウンティングは、群れの中で自分の力を誇示するために、行うことが多いです。

唸る

飼い主さんに対して唸るときは、信頼関係が築けていない恐れがあります。唸る行為は、愛犬が自分に従わせようとしており、不安や恐怖の感情の表れでもあります。愛犬の気持ちを考慮した上で、本能や習性を理解し、お世話の仕方を見直す必要があるでしょう。

咬む

愛犬が咬んでくる場合は、信頼関係が築けていないケースが多いです。愛犬の咬む行動を止めさせて、飼い主さんとの関係性を正しく認識させる必要があります。

吠える

飼い主さんに向かって吠えるときも、立場が逆転している可能性が高いです。無駄吠えが多いときは、原因を探りましょう。ただし、信頼関係がきちんとできている場合は、何か訴えや要求があって吠えていることもあります。

指示に従わない

飼い主さんの指示に従わない場合は、飼い主さんよりも犬の立場の方が上になっていることが考えられます。本能的に犬は上位者に服従し、下位者の指示を無視し、聞く耳を持たない動物です。飼い主さんのことを下に見ていて、言うことを聞きたくないと思っているのかもしれません。

犬と信頼関係の築き方

では、犬と信頼関係を深めるためには、どのような対策をしたら良いのでしょうか。

犬の気持ちを考えてあげる

愛犬の気持ちを理解しようとする姿勢は、信頼してもらうために重要なことです。犬は言葉を話せない代わりに、行動やしぐさで感情を表現しています。愛犬の様子をよく観察することで、気持ちを読み取り、愛犬と意思の疎通を図りましょう。

接し方に一貫性を保つ

飼い主さんが愛犬に対して、気分や感情、都合によって態度を変えないことも大切です。犬の人に対する態度は、常に素直で忠実です。飼い主さんは、どんなときも優しく穏やかで、冷静であることが求められます。

また、しつける際に、異なるコマンドを使うと、愛犬を混乱させてしまいます。同じコマンドを使うなど、トレーニングする上で行う指示や行動も一貫性を保つようにしましょう。たとえ失敗してもきちんとフォローしてあげてください。

愛犬と一緒に楽しむ

愛犬は共に過ごす飼い主さんの感情に敏感です。飼い主さんが楽しければ、愛犬も楽しいですし、愛犬が楽しければ、飼い主さんも楽しいもの。嗅覚を使ったノーズワークドッグスポーツといった共通の目的を持つことも、信頼関係を育む手段のひとつとしておすすめです。ぜひ愛犬と過ごす時間を楽しんでみましょう。

まとめ

愛犬との暮らしの中で大切なことは、信頼関係を築くことです

また、かつて群れで生活していた犬は、平和主義で仲間想いの動物。信頼してもらえれば、飼い主さんをリーダーとして認め、良きパートナーとなってくれるはずです。

信頼関係の築くためには、犬の本質を理解した上で、無理に従わせようとしないこと、どうしたら信頼してもらえるのか、愛犬の視点に立って考え、一貫性を保って接することが大切です。

愛犬はかけがえのない存在であり、家族の一員です。愛犬と一緒に楽しむ気持ちを忘れずに、ドッグライフをより充実したものにしましょう。

もくじ

この記事の監修者

ペットショップ 犬の家&猫の里

犬の家&猫の里 編集部

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