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マルプー(マルチーズ×トイプードル)の特徴や性格について紹介します!

2018.07.23 2024.03.17

マルプー(マルチーズ×トイプードル)の特徴・性格分析

マルチーズもプードルもシングルコートで抜け毛が少ない犬種です。アレルギーのある人にも飼育できる愛玩犬を、という目的からマルプーは作出されそうです。純血種の犬同士を交配させたミックスは、遺伝子の固定化された純犬種と比べ、遺伝的疾患が出にくいと言われています。性格や容姿は同胎の兄弟犬でもそれぞれ違います。性格や容姿は個々のマルプーがどちらの遺伝子を受け継ぐかで決まります。マルチーズとプードル、両犬種の性格を理解することがマルプーを理解するヒントになるでしょう。マルチーズは明るく元気で愛情深く、飼い主には甘えん坊、でもちょっと神経質でよその人にはシャイなことがあります。小柄な愛らしいルックスにかかわらず、時には大型犬にも向かっていくほど気の強さも持っています。一方のトイプードルは人なつこく遊び好きで社交的。それでいて、とても賢く落ち着きのある飼いやすい犬種です。性格は育てた母犬に似ることが多いようですが、やはり個体によって違います。どちらに似てもマルプーは、明るく愛情深い子が多いことでしょう。シニアになってもマルプーはやんちゃで、いつまでも若々しく永遠の子どもみたいだ、という人もいますよ。

マルプー(マルチーズ×トイプードル)の種類


純白の被毛に大きな黒い瞳が愛くるしいマルチーズは、とても古い歴史を持つ犬種です。紀元前1500年からという長い長い歴史の中で、愛玩犬として人々に愛されてきました。そして、トイ・プードルは可愛らしさと飼いやすさで、現在日本で人気No.1の犬種です。賢さと器用さから使役犬としても活躍しています。どちらの被毛もアンダーコートがないため抜け毛は少なく、体臭も少なく、とても室内犬に適しています。ただしマルプーはどんどん毛が伸びるので定期的にトリミングは必要になります。トリミングによっていろいろなスタイルが楽しめるのもマルプーのいいところ。ミックス犬は生まれてから大人に成長するまで、見た目がどんどん変化していく子もいるようです。それもミックス犬と暮らす楽しみの一つでしょう。

マルプー(マルチーズ×トイプードル)の毛色・見た目

マルチーズは真っ白で絹糸のように真っすぐで柔らかな毛質。トイプードルはクルクルとカールした豊富な巻き毛で、カラーは単色のブラック、ホワイト、シルバー、レッド、フォーン、ブルー、グレー、ブラウン、アプリコットなど、実に多彩な毛色です。その両親から生まれたマルプーは実にバリエーションが豊富で、いろいろな子がいます。アプリコットやフォーンに顔、胸、足や尻尾の先だけホワイトが入った子。体全体はホワイトで部分的に色の入った子。アプリコットなどプードルの毛色にふわふわしたマルチーズの毛質を持つ子。マルチーズに似れば、黒くてクリクリっとした大きな瞳をしています。プードルなら、アーモンドの形をした賢そうで涼しげな目元になります。丸い顔につまった短い鼻はマルチーズ、真っすぐな長いマズルならトイプードル似。体つきも足の短いぬいぐるみのような体形もいますし、すっきりと均整のとれたスクエアな体つきの子もいます。マルプーはどんな子?とたずねられても困ってしまいます。大きさは体重2~3キロ、体高20~30センチ。しかし、ミックス犬は個体によって大きさもバラツキがあります。

マルプー(マルチーズ×トイプードル)のしつけ方法

両親のどちらに似ても、愛情深いマルプーは飼い主さんによくなついてくれるでしょう。訓練性が高く賢いプードルは人の良く理解してくれます。ただしマルチーズはとっても甘え上手なので、「ついつい甘やかしてしまって」なんておっしゃる飼い主さんも。甘やかしすぎると神経質な子に育つこともあります。そして「飼い主さんはなんでも言うことを聞いてくれるもの」と誤って理解してしまったマルプーはワガママな犬になってしまうかもしれません。悪いことをしたらわかるように叱り、良いことしたらちゃんとほめて、メリハリをつけたしつけをしてあげてくださいね。マルプーは時として警戒心が強くよく吠える子もいるようです。よく吠えるのは番犬としては優秀ですが、住宅事情などであまり吠えさせたくない時は、早いうちから無駄吠えさせないように心がけてくださいね。

マルプー(マルチーズ×トイプードル)のお散歩と運動

マルチーズはずっと室内で飼育されてきた愛玩犬ですので、お散歩は20分ほど気晴らし程度で大丈夫ですが、トイプードルは跳んだり跳ねたり走ったりと、運動することがとても大好きな犬種です。骨格や気性などご自分のマルプーがどんな犬で、どれくらいの運動量や散歩が必要なのかは、飼い主さんがご自分で見極める必要があります。マルチーズもトイプードルも遺伝的に膝の関節がゆるく、高いところからの跳び下りや、ちょっとしたはずみで膝蓋骨脱臼になりやすいので、普段からワンちゃんの歩き方を注意してみてくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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