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犬図鑑

フレンチブルドックの性格や特徴から飼い方としつけ方について紹介します!

フレンチブルドッグの特徴

歴史

フレンチブルドックはブルドックにパグやテリアを掛け合わせた交配種です。ブルドックは17世紀に闘犬として人気を博すほどの攻撃性を持っていたため、フレンチブルドックも当初は闘犬用として飼育されることが多かったようです。
しかしパグやテリアなどとの交配により小型化したフレンチブルドックは穏やかな性質だったため、闘犬には向かずフランスで愛玩用の動物として発展しました。

現在のフレンチブルドックはコウモリのように大きな特徴的な耳と小さな体が、ブルドック譲りの精悍な顔つきとのギャップで大変愛嬌があり、人気小型犬として多くの人々に愛でられています。

大きさ・体重

体重 8kg~14kg
体高 28~33cm

フレンチブルドッグは大きな頭にコウモリのような大きな耳がついており、筋肉質のがっちりした体型に短い尻尾がちょこんとついています。JKCでは8kg~14kgを理想としており、一般的にはメスよりもオスの方が大きいため体重も重い傾向にあります。

毛の色

フレンチブルドックの被毛カラーは主に以下の4種類です。

  • ブリンドル:黒ベースに部分的に白や褐色の指し色が入るタイプ
  • パイド:白ベースに指し色が入るタイプ
  • フォーン:茶ベースに指し色が入るタイプ
  • クリーム:クリーム色単色

クリームを除けばメインカラーに差し色が入るような被毛が一般的で、この差し色がフレンチブルドックによって個性がでるポイントでもあります。
背中の差し色は個体によって形も様々で「エプロン」「ソックス」、口の回りが黒いのを「ブラックマスク」という愛称で呼ぶことができます。
その他、足の先だけ違う色の被毛で靴下をはいているように見えたりするものまで、多種多様な指し色があります。

平均寿命

フレンチブルドッグの平均寿命は10~11歳ほどと言われています。小型犬の平均寿命が15歳前後と言われていますので、フレンチブルドッグはやや短命な犬種です。
フレンチブルドッグはマズルが短くて呼吸器系の病気にかかりやすいことが短命の原因と考えられています。
近年は動物医療が発展して健康志向のドッグフードも増えていますので、飼い主さんが気を遣ってあげれば愛犬は平均寿命以上に長生きしてくれることでしょう。

平均価格

フレンチブルドッグの価格相場は他の犬種よりも高めの25~40万円で、ブリンドルやパイドなど人気の毛色は高値な傾向にあります。
フレンチブルドッグは頭が大きいため帝王切開での出産になります。他の犬種に比べて出産が大変なため、高額になっているんですね。自然分娩ももちろんありますが、その場合生まれてくる子は全体的にほっそりとした体型となります。

フレンチブルドッグの性格

フレンチブルドックは非常に穏やかで社交的な性格をしています。運動能力は高いですが、室内でむやみやたらに走り回るタイプではなく、どっしりと構えている傾向にあります。

甘えん坊で寂しがり屋さんなので飼い主さんとコミュニケーションを積極的にとりたがります。飼い主さんに従順でしつけやすいのですが、ブルドックやテリアなどの攻撃性のある犬種の血が入っているため、興奮したら凶暴化する可能性がある点に注意してください。

子犬期の性格は?

穏やかで優しいフレンチブルドッグですが、子犬期は好奇心旺盛に遊びまわります。子犬期にたくさん遊んで色々なことを学び、成犬期に入るとフレンチブルドッグらしい落ち着いた性格になっていきますよ。
ただし、子犬期にもフレンチブルドッグらしい頑固な一面をみせます。この時期に甘やかしてしまうとワガママで手が付けられない子になってしまうので、しっかりとしつけて主従関係をはっきりさせることが大切です。

オスメスでの違い

個体差はありますが、オスの方が社交的で甘えん坊な子が多く、メスは落ち着いていてマイペースな子が多い傾向にあります。どちらも他の犬種に比べて落ち着いた性格をしていますが、メスの方がより一層穏やかな子が多いようです。
また、性格は子犬期からのしつけも影響すると言われています。きちんとしつければ飼い主さんに従順で優しい子に育ってくれますので、根気強くしつけるようにしてくださいね。

フレンチブルドッグは凶暴?

普段は温厚な性格のフレンチブルドッグですが、興奮すると攻撃的になったり警戒心から吠えたりすることがあることから、凶暴と言われることがあります。また、ずっしり体型で力が強いことも、凶暴と言われる原因でしょう。
たしかにフレンチブルドッグは興奮すると吠えたり嚙みついたりすることもありますが、飼い主さんが注意すれば大人しくなってくれる子が多く、凶暴とまではなりません。
見た目や興奮した時の様子から凶暴と思われがちですが、フレンチブルドッグは基本的に穏やかで甘えん坊な性格をしていますよ。

フレンチブルドッグの種類

フレンチブルドッグは「アメリカタイプ」と「ヨーロッパタイプ」の2種類に大きく分けられ、主にボディバランスに違いがあります。

アメリカタイプ

アメリカタイプは全体的に小さめな体に、大きめで丸い頭と目をしています。ずんぐりした印象で愛嬌があり、可愛さ重視な方にお勧めなタイプです。
明るくて人懐っこい性格で、ヨーロッパタイプよりも穏やかな子が多いと言われています。

ヨーロッパタイプ

ヨーロッパタイプはアメリカタイプよりも体が大きくて頭と顔は小さめ、やや筋肉質で全体的にシャープな印象です。四角くて小さめな顔立ちで、頬はやや垂れているのが特徴的です。凛々しくて運動能力も高いので、愛犬とアクティブに遊びたい方にお勧めなタイプです。
ヨーロッパタイプも明るく元気な性格をしていますが、アメリカタイプよりも慎重派な子が多いようです。

フレンチブルドッグの飼い方

食事

フレンチブルドッグは呼吸器の病気や皮膚の病気にかかりやすい犬種のため、ドッグフードを選ぶ際には「動物性タンパク質」、「オメガ3脂肪酸」、「乳酸菌」が含まれたものを選ぶのがオススメです。

フレンチブルドッグは食欲旺盛で食べることが大好きなので、ドッグフードの食べ過ぎで肥満になりやすいです。肥満は健康に悪影響を及ぼしますので、飼い主さんがドッグフードやおやつの量を調整して適正体重を保つことが大切です。
愛犬が肥満気味になってきたら、ダイエット用のドッグフードや低カロリーなおやつを与えるようにすると良いでしょう。

運動

肉付きの良い体格から運動量が必要かと思われがちですが、実は少しだけの運動で十分な犬種です。というのも、フレンチブルドッグは気管が短く狭いので、心拍数が上がると呼吸が苦しくなってしまうのです。そのため、飼い主さんは愛犬の様子を見ながら適度な距離の散歩・運動をさせてあげることが大切です。もちろん室内やお庭での運動だけでも十分ですが、外の世界を知って社会性を学んでもらうためにお散歩は必要なので、気分転換と社会勉強も兼ねて外に連れていってあげましょう。その際、気温には気を付けてあげてくださいね。

フレンチブルドッグのしつけ

甘噛み

生後3ケ月以降のフレンチブルドックは歯の生え変わりで、あらゆるものを噛むようになります。とても可愛らしい仕草ですが、決して放置しておいてはいけません。

特に人間の腕や指を噛ませておくのはNGです。フレンチブルドックは顎の力が強いので、噛み癖がつくと成犬になったときに人に怪我をさせてしまうかもしれません。

人やその他の噛んではいけないものを噛んでいたら有無をいわさず取り上げて、代わりに噛んでも大丈夫なものを差し出すようにしましょう。厳しく感じるかもしれませんが、子犬期から甘噛みは必ずやめさせるようにしつけることが大切です。

無駄吠え

フレンチブルドックはあまり吠えない犬種ですが、寂しがり屋さんが多いので「かまって!遊んで!」という意思表示で吠えることもあります。

可愛い愛犬の頼みなので、ついかまってあげたくなるかもしれませんが、心を鬼にして無視するべきでしょう。「吠えたらかまってくれる」と学習してしまえば飼い主がいなくなるとすぐに吠えるような子になる可能性があります。
愛犬が吠えるのをやめたら思い切り褒めておやつを与えて、「吠えなかったら褒められる」と学習させましょう。

コマンド

犬のしつけの基本的なコマンドである「待て」や「お座り」は、愛犬をコントロールする上でも、主従関係を明確にするためにも大事なものです。
特にフレンチブルドッグは興奮すると人に飛びつくなど手が付けられなくなることもあるので、しっかりとコマンドを覚えさせてトラブルを防止する必要があります。

コマンドを教える際の注意点としては、コマンドを統一することです。例えば座らせたいときに「オスワリ」と「スワレ」の複数の単語を使って命令してしまうと犬は混乱してしまいます。
どのような言葉を使用しても構いませんが、一つの動作に対してコマンドは一つのみを使用するように意識するようにしましょう。

フレンチブルドッグの気を付けたい病気

フレンチブルドッグは短頭種で呼吸機能が弱いことから、短頭種気道症候群や軟口蓋過長症、熱中症など呼吸器の病気にかかりやすい犬種と言われています。
また、顔の深いシワが不衛生になりがちなことと被毛が短くて外的な刺激を受けやすいことから、アレルギー性皮膚炎や膿皮症、マラセチア皮膚炎といった皮膚疾患にも注意が必要です。

関連記事:フレンチブルドックの皮膚病を防ぐシャンプーの仕方

フレンチブルドッグを飼う上での注意点

フレンチブルドックは心身ともに繊細な犬種なため、飼い主さんは一緒に過ごす時間をきちんと作って、スキンシップとしつけに根気強く付き合える環境が必要となります。

健康管理に気を遣う

精悍な顔つきと、がっしりした体つきはとても丈夫そうですが、フレンチブルドックはあまり丈夫なタイプの犬種ではないので、健康管理に気を遣ってあげなければなりません。

フレンチブルドッグは鼻腔が狭いため呼吸効率が悪く、鼻腔狭窄による呼吸困難となりやすい犬種です。そのため、長時間の運動で呼吸を激しくさせるのも厳禁です。

また、被毛が短くて暑さ・寒さに弱いため、室内温度は21度前後をキープすることが必須です。被毛の短さから皮膚病に罹りやすいので、ブラッシングと目ヤニ除去は毎日、シャンプーは2週間ごとか1ケ月ごとにおこない、顔のシワ部分を念入りに洗ってあげることが重要です。

褒めて伸ばす

フレンチブルドックはその精悍な体つきと顔立ちに反してとても臆病な性格なので、しつけで叱りすぎると逆効果になってしまいます。
フレンチブルドックのしつけは「褒めて伸ばす」ことを意識しましょう。言われたことがちゃんとできた時は、声のトーンを高めにして大げさに褒めてあげるのが効果的です。
反対に、やってはいけないことをした場合は極力「無視」してしまうのが良いですが、きちんと叱らなければならない状況もあります。叱るときは、声のトーンを低めにして褒めているときのトーンとハッキリ差をつけるのがベストです。
基本的には褒めて、𠮟らなければいけない場面ではきちんと𠮟るスタンスでいるようにしましょう。

主従関係をはっきりさせる

フレンチブルドックは非常に社交的で人懐っこいですが、ワンパーソンドックでもあります。簡単に言うと、一人の絶対的なリーダーと特別な信頼関係を築き、忠誠を尽くすというまるで侍のような性質です。

絶対的なリーダーというのはもちろん飼い主でなければなりません。そのため主従関係を明確にしておかないと、言うことを聞いてくれず場合によっては手に負えなくなってしまいます。「オスワリ」や「マテ」などを覚えさせるコマンドトレーニングなどで主従関係をはっきりさせておきましょう。

フレンチブルドッグのお手入れ方法

ブラッシング

フレンチブルドッグは1cmに満たないような短毛の「スムースコート」なので抜け毛は少ないように思われますが、実は抜け毛が多い犬種です。
そのため、フレンチブルドッグも毎日ブラッシングをして抜け毛対策する必要があります。
ブラッシングは抜け毛対策になるほか、血行を促進したり毛並みを整えたりできますので、愛犬とスキンシップをとりながらブラッシングするようにしてくださいね。

シャンプー

フレンチブルドッグは皮膚疾患にかかりやすい犬種ですので、月に1回はシャンプーをして皮膚を清潔に保つ必要があります。
短毛種で暑さ・寒さに弱く体温調節も苦手なので、愛犬の様子をみながらぬるま湯でシャンプーしてくださいね。シャンプーを嫌がる子には、濡れたタオルで全身を拭いてあげても良いでしょう。

シワのお手入れ

フレンチブルドッグならではの鼻周りのシワは汚れが溜まりやすく、放置していると皮膚疾患の原因になることがあります。
そのため、こまめにシワのお手入れをして清潔に保つ必要があります。シワを伸ばしながら濡れたタオルで汚れを優しく拭き取ってあげましょう。

まとめ

フレンチブルドックは心身ともに繊細なので、他の犬種と比べて「手のかかる子」になる可能性が高いと言えるでしょう。
しかし、そんな手間も苦にならないほどの魅力を備えているのがフレンチブルドッグです。
飼い主さんが愛情深く接してあげれば、穏やかで心優しいフレンチブルドッグは良きパートナーになってくれますよ。

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