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ゴールデンレトリバーの特徴や性格は?飼い方としつけ方を解説します!

ゴールデンレトリバーとは

大型犬の中ではナンバー1の人気を誇るゴールデンレトリバーは、名実ともに大型犬の代表格と言える犬種です。以下では、ゴールデンレトリバーについて詳しくご紹介します。

歴史

ゴールデンレトリバーは19世紀に、スコットランドの貴族の手によって狩猟犬として生まれたとされています。
1913年以降にゴールデンレトリバーまたはイエローレトリバーと呼ばれるようになりましたが、1920年にゴールデンレトリバーの名称に統一されました。

レトリバーという名はレトリーブ(回収)が語源で、主人が仕留めた獲物を回収するのに大いに活躍していたようです。
そのような役割であったためか、ゴールデンレトリバーは高い知能と、重いものを運べる強靭な首や顎の筋肉、俊敏な足腰を備えており、犬としては非常に高いスペックを持っています。

大きさ・体重

  • 身長 51~61cm
  • 体重 25~34kg

ゴールデンレトリバーはたくましい体つきをしていますので、飼う際には広めのスペースを確保しなくてはなりません。
大型犬で運動量も多いことから、とても食欲旺盛です。運動させないとすぐ肥満になってしまいますので、平均体重よりもあまりに体重が重い場合にはダイエットさせましょう。

毛の色

JKCではゴールド、またはクリームの2種類を毛色として認めており、わずかに見られるホワイトは胸にだけ許容されています。被毛は長くてボリュームのあるダブルコートとなっています。

ゴールデンレトリバーの毛色は光り輝くゴールドで主流ですが、その中にもブラウンに近い色味だったり、ベージュに近い色味だったりとバリエーションがあります。

また、イングリッシュタイプの中にはほとんどホワイトとも言っても良いくらいの色味を持つタイプもいて、非常に希少価値が高いとされています。

平均寿命

ゴールデンレトリバーの平均寿命は10~12年です。
一般的に犬の寿命は小型犬よりも大型犬の方が短いとされており、ゴールデンレトリバーは大型犬として平均的な寿命と言えます。

平均価格

ゴールデンレトリバーの子犬の平均価格は20万円前後です。
オスとメスで価格の違いはほとんどありませんが、アメリカンタイプよりもイングリッシュタイプの方が高価になる傾向があります。

ゴールデンレトリバーの性格

穏やかで社交的な性格をしており、非常に賢いためしつけやすい犬種です。
明るい性格ですが、精神的に安定しているので怒ったり、神経質になったりすることは少ないです。子供好きでもありますので、小さなお子さんがいる家庭でも飼いやすいでしょう。
知らない人に対する警戒心は薄いため、番犬にはあまり向いていません。

子犬期の性格は?

穏やかな性格をしているゴールデンレトリバーですが、子犬期はとてもやんちゃで遊ぶのが大好きな性格をしています。
子犬と言っても体は大きいので、問題行動を起こしたら人への被害が生じることもあります。人に飛びついたり転倒させられたりすることもありますので、子犬期から根気強くしつけるようにしましょう。

性格が悪い?

ゴールデンレトリバーは性格が悪いと言われることがありますが、そんなことはありません。とても穏やかで優しい性格をしており、人懐っこい犬種です。
ただ、そのような性格でもしつけの仕方が悪ければ問題行動を起こすことから、性格が悪いと言われるのかもしれません。基本的に優しくて賢いので、きちんとしつければ性格が悪くなることはありませんよ。

ゴールデンレトリバーの種類

ゴールデンレトリバーは「アメリカン」と「イングリッシュ」の2種類で、それぞれ以下のような特徴があります。

アメリカン

アメリカンタイプのゴールデンレトリバーは茶色っぽい鼻の子が多く、スレンダーな体型をしています。顔立ちはマズルが長めで、整った印象です。

被毛はゴールドでも茶色っぽかったり、黄味が強かったりとバリエーションが豊富で、イングリッシュよりも濃い色をしています。性格はとても明るく好奇心旺盛な子が多いようです。

作業的な仕事に向いているため、盲導犬や聴導犬などで活躍しています。

イングリッシュ

イングリッシュタイプはアメリカンタイプと比べて筋肉質なずんぐりとした体型でノズルは短く、耳の位置がやや低めなのが特徴です。

被毛はアメリカンタイプよりも短くてウェーブがかかっていて、白っぽいクリームなど薄い色をした子が多いです。

レトリーブ(回収)が得意なので、水難救助犬として活躍しています。

種類によって性格が違う?

アメリカンタイプもイングリッシュタイプもゴールデンレトリバーらしい穏やかな性格をしていますが、特にイングリッシュタイプの方が穏やかな傾向があります。
アメリカンタイプも穏やかで優しい性格ですが、イングリッシュタイプよりも好奇心旺盛でやんちゃな面があるようです。

ゴールデンレトリバーの飼い方

食事

ゴールデンレトリバーは体が大きいため、小型犬や中型犬に比べて食事の量は多いです。食欲旺盛でよく食べますが、肥満にならないよう適切な量の食事を与えましょう。

成犬のゴールデンレトリバーは平均体重が25~34kgで、1日に1800kcalが必要であるとされています。一般的なドックフードですと500g前後なので、これを目安に年齢や体重にあわせて調整してくださいね。

運動

ゴールデンレトリバーは非常に活動的な犬種ですので、十分に運動させてあげる必要があります。

最低30~60分ほどの散歩を1日2回行うことに加え、ドッグランなどで自由に運動させてあげるのが理想です。家では知育おもちゃなどを使って知的な遊びをさせてあげてくださいね。
また、ゴールデンレトリバーは水鳥猟の狩猟犬として活躍してきた犬種のため、キャンプや川などのアウトドアも一緒に楽しむことができますよ。

ゴールデンレトリバーのしつけ

ゴールデンレトリバーは大型犬のため、しつけが出来ていないと周囲が危険な目に遭うこともあります。ゴールデンレトリバーが問題行動を起こさないよう、きちんとしつけましょう。

トイレ

トイレトレーニングは生後2ケ月くらいから始めます。ゴールデンレトリバーが排泄するタイミングでシートまで運んであげて、シートの形や匂いを覚えさせましょう。

排泄のタイミングを掴むのは難しいかもしれませんが、トイレに行きたくなった時にクルクル回ったりあちこち匂いを嗅いだりして「排泄のサイン」を示しますので、そのサインを掴みましょう。

トイレできちんと排泄できたら褒めることも大事ですが、失敗しても怒らないことも大切です。トイレを失敗するたびに怒ってしまうと、排泄そのものが悪いと学習してしまいます。
失敗したら無言で片づけ、成功したら大袈裟なくらい褒めるようにしましょう。

コマンド

ゴールデンレトリバーには、「待て」「お座り」「伏せ」といったコマンドトレーニングが必須です。社交的な性格のゴールデンレトリバーは知らない人にもフレンドリーですが、それゆえに人に飛びついたりする「大型犬ならではのトラブル」に繋がる危険もあります。

ゴールデンレトリバーが興奮しすぎると周囲に迷惑がかかってしまうかもしれないので、しっかりとコントロールするためにコマンドトレーニングが必要になります。

コマンドトレーニングでは以下の点に注意しましょう。

  • コマンドは統一する
  • 基本的なご褒美は「褒める」
  • おやつで釣るのは最終手段

「オスワリ」や「スワレ」といったように、言葉をその時々で変えてしまうのはやめましょう。同じ命令を複数の言葉で表現されると混乱して覚えにくくなります。

また、おやつで釣るのは確かに効果的ですが、おやつが無ければ訓練しなくなってしまう可能性もあるため、基本的には褒めるだけにしましょう。

ゴールデンレトリーバーの気を付けたい病気

胃拡張胃捻転症候群

胃拡張胃捻転症候群とは胃にガスが貯まって拡張することで、胃がねじれてしまう病気です。極めて緊急性が高い病気で、症状が出始めてから暫く経つとショック状態となり、最悪の場合は命にもかかわります。お腹が異常に膨らむ、涎が大量にでるなどの症状がみられたら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

外耳炎

ゴールデンレトリバーは耳が垂れさがっていて蒸れやすいため、外耳炎になりやすいです。
重症化すると手術が必要になることもありますので、耳を痒がったら早めに治療することが大切です。

股関節形成不全

股関節形成不全はゴールデンレトリバーによくみられる遺伝性疾患で、生まれつき股関節が不安定な状態の疾患です。
生後4ケ月程度からみられ、飛ぶように歩いたり、腰を振りながら歩いたりする症状がみられます。

骨肉腫

骨肉腫とは骨にできる悪性腫瘍の一つで、高齢のゴールデンレトリバーの足に発症しやすいと言われています。
骨肉腫は全身に転移してしまうこともあり、完治させるのは難しいです。愛犬に骨肉腫ができた場合は、飼い主も覚悟が必要になるでしょう。

関連記事:ゴールデンレトリバーの寿命は?罹りやすい病気や予防について紹介します

ゴールデンレトリーバーを飼う上での注意点

室内飼いする

ゴールデンレトリバーは大型犬なので室外で飼おうとする方もいらっしゃいますが、ゴールデンレトリバーは人と離れて過ごすことにストレスを感じるため、必ず室内飼いするようにしてください。

室内飼いではゴールデンレトリバーがくつろげるよう、基本的に家の中を自由に歩き回れるようにしましょう。

被毛ケア

ゴールデンレトリバーはダブルコートタイプの被毛で、長い毛と短い毛の2種類の被毛を持っています。ダブルコートタイプは抜け毛が多いので、ブラッシングは毎日必ず行う必要があります。
ダブルコートは被毛が一定以上は伸びないのでトリミングの頻度は多くありませんが、足の裏や耳周りのカットは定期的に行い、怪我や病気を予防してください。

適正温度を保つ

飼育環境の温度は25度前後が適正とされています。
ゴールデンレトリバーはダブルコートのため寒さには強いのですが、暑さにはとても弱い犬種です。夏場の温度はもちろん、冬場の暖房にも注意する必要があります。

また、ゴールデンレトリバーは湿気も苦手としますので少なくとも湿度50%以下をキープしておきましょう。

まとめ

ゴールデンレトリバーは温厚で優しく、非常に賢い犬種です。
飼い主さんには愛情深く、それ以外の人や動物にも社交的なので初心者さんでも飼いやすいでしょう。
性格は個体差がありますので、これからゴールデンレトリバーを家族に迎えようとお考えの方は、実際に会ってみてどのような子なのか確認してみてくださいね。

参考文献

肥満傾向にあるゴールデン・レトリーバーへの食餌療法が体重と血液生化学成分に及ぼす影響
骨軟骨性外骨腫と骨外性骨肉腫の犬の一例
犬の胃捻転について
犬の股関節形成不全(異形成)の診断と治療

もくじ

この記事の監修者

ペットショップ 犬の家&猫の里

犬の家&猫の里 編集部

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