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ラガマフィンの大きさはどのくらい?ラガマフィンの基本情報から成猫の平均体重、体重維持のポイント、気をつけたい病気について解説

2024.09.18 2024.09.18

ふわふわとした被毛が美しく、優しく穏やかな性格から飼いやすいといわれているラガマフィンですが、大きさはどのくらいなのでしょうか?この記事ではラガマフィンの基本情報から成猫の平均的な大きさ、さらに健康維持のポイントや気をつけるべき病気について解説します。

ラガマフィンの基本情報

ラガマフィンとはどんな猫なのか、外見の特徴、性格、そして平均寿命について解説します。

外見

ラガマフィンはしっかりとした体格と長毛が特徴です。体型はやや大きめで、骨格がしっかりしており、筋肉も豊富です。

被毛は非常に柔らかくて絹のような手触りをしています。毛色や模様は多様で、単色から複雑なパターンまで様々で、愛猫だけの個性を楽しむことができるでしょう。

また顔は丸みを帯びており、目は大きいことも特徴です。全体的に優雅でありながら、どこか親しみやすさを感じさせる美しい姿がラガマフィンの魅力といえるでしょう。

性格

ラガマフィンは、非常におおらかで愛情深い性格の猫です。人懐っこく、家庭内での良き友人や家族の一員として知られています。社交的で、他のペットや子どもとも上手に過ごせるのが魅力です。

遊ぶことが好きで様々なおもちゃに興味を示しますが、甘えん坊な一面もあり、飼い主さんの膝の上でくつろぐことも好きです。また全体的に穏やかで、ストレスに強い性格を持っており、家庭環境にスムーズに馴染むことができます。

ラガマフィンの平均寿命

ラガマフィンの平均寿命は、約10~13年程度とされており、他の猫種と比べるとやや短命である場合が多いようです。

しかし健康管理をしっかりと行うことで、平均寿命を超えて長く元気に過ごせる場合もあります。定期的な健康チェックやバランスの取れた食事、適度な運動が寿命を延ばす重要な要素です。特に肥満や病気の予防が大切で、飼い主さんが日々のケアに気を付けることで、愛猫の健康を守ることができるでしょう。

ラガマフィンの大きさ

ここからはラガマフィンの大きさについて解説していきます。

成猫の平均体重

ラガマフィンの成猫の平均体重は、オスで約6.9kg~9kg、メスで約4.5kg~7kgと言われています。場合によっては10kgを超える個体もいて、比較的大きめな猫種と言えるでしょう。

成猫の体高

ラガマフィンの平均体高は、約45~60cmくらいと言われています。

ラガマフィンは子猫から3~4年くらいかけてゆっくりと成長していく特徴がありますので、子猫の頃に小さめでも成猫になって思ったよりも大きくなる場合もあるでしょう。

個体によって適正体重は異なる

ラガマフィンの適正体重は、個体によって異なります。

猫のサイズや骨格、体質によって理想的な体重は変わるため、飼い主さんが愛猫の体型や体調に合わせた適正体重を見つけることが大切です。獣医さんと相談しながら、個々の猫に合った体重管理を行うことが健康維持に繋がります。

体重維持のポイント

愛猫の健康には欠かせない体重維持のポイントについて以下で解説します。

肥満による健康リスク

肥満は、ラガマフィンをはじめとした猫にとってさまざまな健康リスクを引き起こす可能性があります。

肥満になると、心臓病や糖尿病、関節の問題などのリスクが増加します。また肥満は内臓にも負担をかけるため、長期的には寿命にも影響を及ぼすことがあります。定期的な体重チェックと、適切な食事管理を行うことで、これらのリスクを最小限に抑えるようにしましょう。

食事管理

ラガマフィンの体重を適切に管理するためには、食事が非常に重要です。バランスの取れた栄養価の高いフードを与えることが基本です。また食事の量や回数も調整し、過食を防ぐことが必要です。カロリーコントロールができるフードや、専用のダイエットフードを選ぶのも良い方法です。飼い主さんは獣医さんと相談しながら、愛猫に適した食事プランを立てるようにしましょう。

適切な運動

ラガマフィンは活発な猫ですが、運動量が不足すると肥満につながることがあります。おもちゃで遊ぶ時間を確保したり、キャットタワーなどで体を動かせる環境を整えることが重要です。毎日の適度な運動が、健康的な体重維持に役立ちます。飼い主さんが一緒に遊んであげることで、楽しみながら運動させることができ、ストレスの解消にもつながります。

ラガマフィンがかかりやすい病気

ここからはラガマフィンがかかりやすい病気について解説していきます。

肥大型心筋症

肥大型心筋症は、心臓の左心室を囲む心筋が内側へ向かって厚くなり、心室が狭くなる病気です。この結果、心室に十分な血液を取り込むことができなくなり、全身へ血液を送り出すのが難しくなります。症状としては、呼吸困難や疲れやすさ、元気がなくなるなどがあります。

下部尿路疾患

下部尿路疾患(FLUTD)は、猫の尿の中に結晶が形成されることで泌尿器に起こる一連の症状を指します。結晶が膀胱を傷つけることや、結晶が集まって塊状になり、これが尿道に詰まることで尿道閉塞が起こることもあります。 症状として頻尿や血尿が見られることがあります。結晶化の原因となるリンやマグネシウムの含有量の低い食事を心がけるとともに、愛猫がいつでも新鮮な水を飲むことが出来る環境を整えておくようにしましょう。

多発性嚢胞腎

多発性嚢胞腎は、腎臓に複数の嚢胞が形成される病気です。これにより、腎臓の機能が徐々に低下していきます。初期には特に目立った症状がないことが多いですが、病気が進行すると、尿量の増加や頻尿、血尿などの症状が現れることがあります。さらに、腎機能が著しく低下すると、食欲不振や体重減少、元気がなくなるなどの症状も見られるようになります。早期発見と適切な治療が重要で、定期的な健康チェックを行い、腎臓の状態を監視することが大切です。

まとめ

ラガマフィンはしっかりした体格と絹のような柔らかい長毛が特徴の猫で、顔は丸みがあり目が大きく優雅な雰囲気をしているのが特徴です。性格はおおらかで人懐っこく、他のペットや子どもとも仲良く過ごせる場合が多いでしょう。平均寿命は約10~13年でやや短命ですが、健康管理を徹底することで長寿を目指せます。成猫の体重はオスで約6.9kg~9kg、メスで約4.5kg~7kgです。肥満対策には適切な食事と運動が必要で、肥大型心筋症や下部尿路疾患、腎臓の病気に注意が必要です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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