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ラガマフィンの平均寿命とかかりやすい病気について

2020.09.30 2024.03.26

大きなぬいぐるみのように愛らしいラガマフィン。ふわもふの毛と丸い目が可愛らしく日本でも人気急上昇中の猫です。

ラガマフィンの可愛らしさの虜になり、お迎えしてみたいと思ったときに気になるのが、平均寿命とかかりやすい病気についてですね。

今回は、ラガマフィンの平均寿命とかかりやすい病気、長生きの秘訣についてまでをまとめています。

ラガマフィンを飼っている人や飼ってみたいと思っている人は、是非参考にしてみてくださいね。

ラガマフィンの平均寿命

ラガマフィンの平均寿命は、10~13歳くらいとされています。猫全体の平均寿命が14~15歳くらいですので、やや短めの寿命だと言えます。

ラガマフィンの年齢を人間の年齢に換算すると何歳になるのでしょうか?表にまとめてみました。

【ラガマフィンと人間の年齢換算表】

ラガマフィンの年齢

人間の年齢

1ヶ月

1歳

2ヶ月

3歳

3ヶ月

5歳

6ヶ月

9歳

9ヶ月

13歳

1歳

18歳

1歳半

20歳

2歳

24歳

3歳

28歳

4歳

32歳

5歳

36歳

6歳

40歳

7歳

44歳

8歳

48歳

9歳

52歳

10歳

56歳

11歳

60歳

12歳

64歳

13歳

68歳

14歳

72歳

15歳

76歳

16歳

80歳

17歳

84歳

18歳

88歳

ラガマフィンは、人間の5~6倍のスピードで歳を取ります。

ラガマフィンが生まれてから1年半で、人間の20歳程度に相応すると言われています。その後は大体、1年で4歳ずつ歳を取ります。

長く健やかでいてもらうために、1年に1回の健康診断を欠かさないようにしましょう。

ラガマフィンが気を付けたい病気

ラガマフィンが気を付けたい病気にはどのようなものがあるのでしょうか?かかりやすい病気を把握しておくことで、病気にかかるリスクを下げたり、いざというときにすばやく対応することができます。

ここではラガマフィンが気を付けたい病気について紹介しています。

肥大型心筋症

心筋と呼ばれる心臓を構成する筋肉の部分が分厚くなってしまう病気です。

症状は、初期はあまり見られず、わずかな心雑音などです。重症化すると、「元気がなくなる。」「食欲がなくなる。」「呼吸困難」「血栓症」「舌が青紫になる。」「肺やお腹に水が溜まる」などが起こります。このような症状が出た場合は緊急事態ですので直ちに受診しましょう。

遺伝的な病気だと言われていますが、原因は良く分からないのが現状です。定期的に動物病院を受診して、心雑音や異常がないかを確認してもらうようにしましょう。

皮膚病

ノミやダニ、アレルギーなどが原因で皮膚に炎症が起こります。「かさぶたが出来る」「かゆみが出る」「異常な脱毛」などの症状があるときは皮膚病の可能性があります。

日頃から、猫の皮膚に異常がないかを良くチェックしておくことが病気の早期発見につながります。症状があるときは、早めにかかりつけの動物病院を受診しましょう。

尿石症

尿管、膀胱、尿道、腎臓に結晶や結石ができてしまう病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べ物、水分不足、ストレスなどが原因となります。特に「ストルバイト」「シュウ酸カルシウム」と言う尿石が出やすいようです。

頻尿、血尿、尿が出なくなる、排尿時に痛がるなどの症状が見られます。

治療法は投薬や、手術で石を摘出することもあります。

普段から水を沢山飲める環境を整える、ミネラルバランスの良いフードを与える、トイレを綺麗にしておくことを心がけましょう。

ラガマフィンの長生きの秘訣

ラガマフィンに少しでも長生きをしてもらうための秘訣はあるのでしょうか?
ここではラガマフィンの長生きの秘訣についてまとめています。

水をしっかり飲めるように工夫する

尿石症やその他の病気にかかるリスクを下げるためにも、いつでも新鮮な水をしっかり飲めるように工夫してあげましょう。

水飲み場は猫が立ち寄りやすい場所に数か所設置し、こまめに新鮮な水に取り換えてあげましょう。

フードは、ドライフードよりウエットフードの方が水分が多く含まれていますので、いつもの食事をウエットフードに変えるだけでも水分を多く取ることが出来ます。

運動をしっかりする

ラガマフィンはどちらかと言えばおとなしい性格で、運動不足になりがちな傾向があります。運動不足は肥満につながりますので数種類のおもちゃを準備して、飼い主の方から積極的に遊んであげましょう。

キャットタワーを準備するのもおすすめですが、体が大きいので低めのキャットタワーが良いでしょう。

ブラッシングを欠かさない

長毛種のラガマフィンは毎日のブラッシングを怠ると、通気性が悪くなり皮膚病になったり、大量の毛を飲み込んでしまい、毛球症になってしまう可能性があります。1日1回ブラシやコームを使って、丁寧にブラッシングをしてあげましょう。

また、抜け毛を落とせるだけでなく猫アレルギー対策にもなるため、シャンプーをするのもおすすめです。

まとめ

ラガマフィンは遺伝的な病気になりやすい傾向がありますので、早期発見のためにも、飼い主は猫と普段からコミュニケーションを取り、わずかな変化にも気づいてあげられるようにしましょう。

飼い主のほんの少しの工夫が愛猫の寿命を延ばすことにつながります。

あなたと可愛いラガマフィンとの毎日が、健やかで楽しいものであることを心から願っています。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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