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猫図鑑

ラムキンの性格や特徴について紹介します

2020.08.12 2024.03.26

ラムキンの歴史

ラムキンは、キンカローの作出者でもあるテリー・ハリスというブリーダーによって誕生しました。マンチカンとセルカークレックスを交配させることで、足が短く、毛がクルクルと巻いた愛らしい猫が生まれました。これがラムキンです。
柔らかな毛と小さい体がまるで子羊のように見えたことから、英語で子羊を意味する「Lambkin(ラムキン)」と名付けられました。

特徴

体の大きさ、体型、見た目

猫の中でも特に体が小さく、平均体重は1.8~4kg程度です。成猫になってもコンパクトではありますが、意外にも被毛の下は筋肉質でがっしりしています。

新しい猫種であることからまだ安定していないところも多く、長足の子や直毛の子が生まれることも珍しくないようです。

毛色、毛質

ラムキンの毛色は実にバリエーション豊かで、ホワイト、ブラック、ブルーなどさまざまな色が認められています。

セルカークレックスの特徴を引き継ぎ、毛は緩やかに巻いています。一見するとゴワゴワしているようですが、触ってみると非常に柔らかな毛質をしています。毛の長さに関しては、長毛、短毛どちらも存在します。

目の色

目の色はカッパー、ブルー、グリーン、アンバーなどがあります。

性格

穏やかでフレンドリーな性格をしているので、初めて見る人や動物にも友好的に接してくれます。また、人と過ごすことを好み、なでられたり、抱っこされたりするのも好きなので、愛猫とたくさんスキンシップを取りたい人に向いています。
甘えん坊で寂しがり屋なところもあるので、あまり長時間の留守番はストレスになってしまいます。留守番は極力させないことが望ましいですが、どうしてもの場合は、留守番後にしっかりコミュニケーションを取ってあげてください。

ラムキンの飼い方

飼育環境

体が小さく、足も短いですが、体を動かすことが好きなので、キャットタワーを設置するなど運動できるスペースはしっかり確保してあげてください。ただ、小柄なので、キャットタワーはそこまで高さがなくても大丈夫です。
子猫のときは特に活発で、カーテンや家具によじ登ったりすることもあるので、ガラスや陶器など落ちたら割れてしまうようなものは、あらかじめ手の届かないところに片づけておくことをおすすめします。

食事

ラムキンは筋肉質かつ運動量が多いので、特に成長期のときはエネルギー源でもあり、筋肉や皮膚を作る材料でもあるタンパク質が豊富に含まれているフードがおすすめです。タンパク質には動物性と植物性がありますが、動物性の方が消化しやすいとされています。
シニアになると運動量が減り、代謝も落ちてきてしまうので、カロリーは抑えめのものに切り替えてあげてください。

お手入れ

特徴的なカールした被毛は絡みやすいので、できればこまめにお手入れをしてください。特に2歳になるまでは抜け毛が多いとされているので、1日1回はブラッシングしてあげましょう。長毛タイプの場合はもう少し頻度を増やしてあげても良いかもしれません。2歳を過ぎると抜け毛が落ち着いてくるので、短毛タイプは週に1~2回程度でも問題ありません。

ブラッシングをするときの注意点として、あまり強い力で行ってしまうと、特有のカールがなくなってしまいますので、ホコリや抜け毛を軽く取り除く程度にしましょう。

ラムキンは皮膚がデリケートな子が多いので、皮膚の健康を保つためにシャンプーも定期的に行う必要があります。体臭が気になる、被毛が少し脂っぽいと感じたら、必ず猫用のシャンプーを使って洗ってあげてください。

気をつけたい病気

新しい猫種だけに、まだどのような遺伝性疾患を発症しやすいかがはっきりわかっていないのですが、皮膚疾患にかかりやすいと言われています。
また、極端に体が小さかったり、足が短かったりする場合、脊柱の異常や股関節・肘関節に異常が起こる可能性が高いです。最近歩き方がおかしい気がする…など何か異変に気付いた場合は、速やかに近くの動物病院を受診するようにしましょう。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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