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チワックスの平均寿命は?長く健康に暮らす秘訣や注意すべき病気、予防策について解説

2024.12.13 2024.12.13

小さな体と愛らしい外見が魅力のチワックスですが、これから飼おうと考えている飼い主さんにとって、その寿命や健康面について知っておくことはとても大切ですよね。この記事では、チワックスの平均寿命や、長く健康に過ごす為のコツ、そして注意しておきたい病気とその予防策について詳しく解説していきます。

チワックスの基本情報

まずはチワックスの歴史や特徴、性格について解説します。

歴史

チワックスは、チワワとダックスフンドをかけ合わせたミックス犬です。歴史は比較的浅く、アメリカで1990年代から2000年代初頭にかけて登場したとされています。チワワとダックスフンドどちらの可愛らしさも備えた犬を飼いたいという愛犬家の希望を叶える犬として人気になりました。

愛嬌のある見た目と小型で飼いやすい特性から注目されるようになり、現在では世界中で愛されています。

特徴

チワックスの特徴には、チワワとダックスフンドどちらの要素も色濃く現れます。

体長が長く、脚が短いことが多く、耳は立っていることも垂れていることもあります。被毛は短毛から長毛までさまざまで、カラーも豊富です。

体重は約3kg~4kgほどと小柄で、室内飼育にも適しています。

性格

チワックスの性格は、飼い主さんにとても忠実で、人懐っこい一方で警戒心も強い傾向にあります。

チワワの気の強さとダックスフンドの活発さが合わさり、独立心が強いところと甘えん坊なところのどちらも持っています。

家族に対しては深い愛情を持ちますが、見知らぬ人や動物には警戒心を抱くことがあります。そのため、子犬のころから社会性を身に着けることが大切です。しっかりとコミュニケーションを取りながら育てると、愛情深い家族の一員となってくれるでしょう。

チワックスの平均寿命について

チワックスの平均寿命と、長く健康に過ごすためにおさえておきたいポイントについて解説します。

平均寿命

チワックスの平均寿命は、12~15年程度とされています。

健康な生活を送り、飼い主さんがしっかりとケアをすることで、15年以上生きることも少なくありません。

寿命に影響を与える要因

チワックスの寿命には、いくつかの要因が影響します。食事や運動、ストレスの管理、また健康診断による病気の早期発見などが寿命に関わる大切なポイントです。

さらに遺伝的な要因も無視できません。ダックスフンドから受け継いだ背骨の長さが関節や骨に影響を与えることがあり、運動や姿勢には特に注意が必要です。肥満も寿命に影響するため、適切な体重管理が求められます。

チワックスが長く健康に過ごす為のコツ

チワックスが元気に長く健康に過ごすためには、日々の健康管理が重要です。ここでは、健康的な生活を支えるための具体的なポイントについて説明します。

健康的な食事

チワックスにとって、バランスの良い食事はとても重要です。適切な栄養を確保するためには、高品質なドッグフードを選びましょう。

特に関節や骨の健康をサポートするために、カルシウムやグルコサミンを含む成分が有益です。食べ過ぎは肥満の原因になり、体に負担をかけるため、適切な量と頻度で与えることも大切です。

適度な運動とストレス管理

健康のためには運動は欠かせません。チワックスの短い足で無理なくできる散歩を取り入れることで、筋肉や関節の健康を保てます。

また十分な運動はストレスの軽減にもつながります。家の中での遊びや知的なおもちゃを活用して、ストレスをためない環境を整えましょう。

定期的な健康診断と予防接種

定期的な健康診断は、病気の早期発見や予防に役立ちます。獣医さんでの年に1回の健康診断と予防接種を欠かさず受けることが、長寿につながります。

特にチワックスは関節や耳のトラブルが多いため、気になる症状があれば早めに相談しましょう。

良好な環境作り

チワックスが快適に過ごせる環境を整えることも大切です。特に背骨に負担をかけないような生活環境を意識し、ジャンプや段差の多い場所を避ける工夫をすると良いでしょう。

また適度な温度管理も重要です。寒さや暑さから守ることで、体調を保ちやすくなります。

チワックスがかかりやすい病気

以下ではチワックスが注意すべき病気とその対処法について詳しく解説します。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨の間の椎間板が変形し、神経を圧迫する病気です。特に背骨の長い体型が影響しやすいため、注意が必要です。

対処法

椎間板ヘルニアの予防には、無理なジャンプや急激な運動を避けることが大切です。また、定期的な健康診断で背骨の異常を早期に発見することが有効です。

歩き方や座り方に違和感を感じたら、早めに獣医さんに相談し、適切な治療を受けましょう。

外耳炎

外耳炎は、耳の中が炎症を起こす病気です。垂れ耳の特徴を持ったチワックスは耳の中が蒸れやすく、外耳炎のリスクが高まります。

対処法

耳の清潔を保つために、定期的に耳掃除を行いましょう。また、湿気がたまらないようにケアすることも重要です。

耳を触って痛がっていたり耳垂れや臭いが現れたら、早めに獣医さんでの診察を受けると良いでしょう。

水頭症

水頭症は、脳内に脳脊髄液が過剰にたまり、頭部が腫れる病気です。症状が進行すると、行動や歩行に異常が見られることもあります。

対処法

水頭症は早期発見が重要です。歩行や行動に異常が見られる場合、すぐに獣医さんに相談し、適切な診断と治療を受けることが求められます。薬物療法や手術が必要になることもあります。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿が正常な位置からずれてしまう病気です。小型犬に多く見られ、特にチワックスもかかりやすい病気のひとつです。

対処法

膝蓋骨脱臼の予防には、過度な運動や体重増加を避けることが大切です。

また歩くのを嫌がったり、足を引きずったりする様子が見られた場合は、症状が進行する前に獣医さんの診断を受け、必要に応じた治療を検討しましょう。

まとめ

チワックスはチワワとダックスフンドのミックス犬で、忠実で人懐っこく警戒心が強い性格です。平均寿命は約12~15年で、健康な食事、適度な運動、定期的な健康診断が長生きの秘訣。特に背骨に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼などの病気に注意が必要です。また、外耳炎や水頭症のリスクもあるため、早期発見、早期治療ができるよう日頃からよく観察しましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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