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パピヨンと暮らす平日・休日の過ごし方!生活の整え方、ストレスのサインの気づき方について解説

2025.08.04 2025.08.04

大きな耳と快活な性格で人々を魅了するパピヨンは明るく甘えん坊な一面を持ち、家族と過ごす時間をとても大切にする犬種です。

そんなパピヨンと穏やかで快適な毎日を送るためには、生活のリズムや1日の流れを理解し、心地よい環境を整えてあげることが大切です。

この記事では、平日と休日それぞれの過ごし方の例や、生活習慣を安定させるヒント、パピヨンが感じるストレスの兆候まで、実践的にご紹介します。

パピヨンの性格と生活スタイルの相性

パピヨンの性格や特徴を知っておくことで、どんな暮らしが向いているのかが見えてきます。

明るくて社交的で少し繊細

パピヨンは非常に活発で好奇心旺盛な性格をしています。

飼い主さんにぴったり寄り添うような甘えん坊の一面もあり、ひとりで長時間過ごすことが苦手な子も多くいます。

社交性があり初対面の人や犬とも仲良くなれる反面、家庭の雰囲気や音の変化に敏感な繊細さも併せ持っています。

初心者でも飼いやすい理由とは?

パピヨンは体が小さく、室内でも十分に活動できるため、スペースが限られた住まいでも飼いやすい犬種です。

毛は長いものの、抜け毛が比較的少なく、こまめなケアを心がければ清潔を保ちやすい点も魅力のひとつでしょう。

適切にしつけをすれば無駄吠えも少なく、家庭犬として安定した生活が送りやすい性格です。


平日の過ごし方

パピヨンが安心して暮らせるようにするためには、なるべく毎日のリズムを一定に保つことがポイントになります。

朝の時間帯に意識したいこと

朝はトイレを済ませたあと、軽く体を動かす時間をとってあげましょう。短い散歩に出かけることで、気分転換にもなり体内時計が整いやすくなります。
帰宅後は新鮮なお水と朝食を与え、食後は落ち着いた場所で休憩できるようにします。

この朝の流れが整っていると、日中も落ち着いた状態で過ごせるようになります。

昼間の過ごし方と工夫

日中は比較的静かな時間を過ごすことになります。
お昼寝をすることが多いので、安心できる静かな場所を確保しておきましょう。
飼い主さんが不在の場合は、噛んでも安全なおもちゃや、知育要素のあるグッズを使って、適度に刺激を与えるとストレスの軽減にもつながります。
短時間でも帰宅後に一緒に遊ぶ時間をつくってあげると、気持ちが安定しやすくなります。

夕方から夜にかけての過ごし方

夕方には再びお散歩の時間を取りましょう。
朝よりも少し長めに、30分ほどゆったり歩かせると心身のリフレッシュにつながります。
帰宅後には夕食を与え、その後は家族とのコミュニケーションタイムに。
飼い主さんのそばでくつろいだり、軽くマッサージをしてあげたりすることで、1日の終わりをリラックスして迎えることができます。


休日の過ごし方

お休みの日は、いつもよりたっぷり時間が取れるチャンスです。パピヨンにとっても、より深く信頼関係を築ける大切な一日になります。

外へ出てみる

パピヨンは新しい場所やにおいに興味を持つ好奇心の強い犬種です。
普段と違う公園を訪れたり、ドッグランで自由に走らせたりすると、よい刺激になります。
車での移動にも比較的慣れやすいため、短距離のドライブを楽しむのもおすすめです。ただし、気温や日差しの強さには注意し、水分補給や休憩も忘れずに取り入れましょう。

室内でも飽きさせない工夫を

外出できないときでも、おうちで楽しく過ごす方法はたくさんあります。
たとえば、フードをタオルに包んで探させる遊びや、簡単なコマンドを取り入れた遊びは、脳への刺激にもなり、満足度の高い時間になります。
同じ遊びばかりでは飽きてしまうこともあるので、いくつかのバリエーションを日替わりで行うのが効果的です。


日々の習慣づくりで安定した暮らしを

パピヨンとの生活を快適にするには、一定のリズムを持たせることが鍵となります。

食事や散歩のタイミングを決めておく

毎日決まった時間に食事を与えることで、体内リズムが整いやすくなり、消化や排泄もスムーズになります。
また、運動の時間を朝夕に固定しておくと、落ち着きのある行動が増え、精神面でも安定して過ごすことができるようになります。

お手入れも生活の一部に

パピヨンは被毛が美しく、耳も大きいため、定期的なお手入れが欠かせません。
毎日の軽いブラッシングや顔周りのふき取りなどを日課にすることで、健康維持とともにスキンシップの時間にもなります。トリミングは1〜2か月ごとに行うのが理想で、皮膚の状態なども定期的にチェックできます。


年齢による1日の違いにも配慮する

子犬と成犬では、必要な運動量や過ごし方が大きく異なります。

子犬の時期は睡眠と安心感が最優先

まだ体力が十分でない子犬は、長時間の活動には向きません。食事は1日3〜4回に分け、睡眠時間は1日18時間以上になることもあります。
室内での社会性を育てるために、短い遊びや生活音に慣れる時間を少しずつ取り入れていくことが大切です。

成犬期はバランス重視の暮らしに

ある程度落ち着いてくる成犬期には、朝夕の散歩、1日2回の食事、適度な遊びと休憩のバランスが重要になります。
留守番も上手になってくる時期ですが、飼い主さんとの触れ合いの時間は引き続き必要です。心と体の健康を保つために、刺激のある時間と安らぎの時間の両方を意識して過ごしましょう。


小さな変化を見逃さない

毎日を共に過ごしているからこそ、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。

小さな違いにもしっかり注意しましょう。

体調や行動の変化に注意する

食欲が落ちた、水を飲まなくなった、排泄のリズムが乱れたなど、小さなサインを見逃さないことが大切です。
歩き方が変だったり、動きが鈍くなっていたりする場合も、早めに獣医さんに相談することが健康維持につながります。

心のサインにも気づいてあげる

急に吠えるようになったり、落ち着かず部屋をウロウロするなど、行動の変化はストレスや不安の表れかもしれません。
特に環境の変化や長時間の留守番があった後は、安心できる声がけや静かな休憩スペースを整えてあげると心が落ち着きやすくなります。


まとめ

パピヨンとの毎日は、工夫次第でさらに心地よく豊かなものになります。
朝の散歩から夜のリラックスタイムまで、日々の生活にリズムを持たせることが、犬にとっても飼い主さんにとっても安心につながります。年齢や性格にあわせたケアと、何気ない日常のふれあいが、かけがえのない信頼関係を育てていきます。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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