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犬図鑑

ジャイアント・シュナウザーの特徴や性格について紹介します!

2018.07.23 2024.03.25

ジャイアント・シュナウザーの特徴・性格分析

とにかくその大きさに圧倒されてしまいますが、実は穏やかな性格で、陽気で人なつこいジャイアント・シュナウザーなのです。学習能力が高いのでしつけは入りやすく、家族に愛情深く、子どもには優しく、遊び好きで元気いっぱいです。そして感覚が鋭敏で警戒心が強いので、非常に頼もしい番犬になってくれます。換毛期がなく抜毛が少なく、体臭も少ないのでサイズは大きいのですが、室内での飼育も問題ありません。ただし体が大きい分、吠え声も大きいので、住宅密集地で飼育する場合は注意が必要かもしれません。飼い主に忠実ではありますが、感受性と独立心が強く、高い能力を持つ犬種ですので、しつけは慎重に行ってくださいね。

ジャイアント・シュナウザーの種類

ドイツで生まれたシュナウザーには、ミニチュア、スタンダード、そしてジャイアント・シュナウザーと3種類の犬種がいます。ミニチュア・シュナウザーとジャイアント・シュナウザーは、番犬やネズミ狩りをしていたスタンダード・シュナウザーから作り出されました。ジャイアント・シュナウザーには大型の牛追犬のブービエ・デ・フランダースやグレードデーンなどを交配したようです。今世紀になってドイツでは犬による家畜の護送が禁止され仕事を失い、餌代もかかることから飼育数が一時激減しました。しかしその後、訓練生の高い有能なこの犬種は警察犬として世界中で有名になりました。今では警察犬、災害救助犬のみならず、ショードッグとしても活躍しています。淡路大震災でスイスから来た災害救助犬の中にジャイアント・シュナウザーがいたそうです。

ジャイアント・シュナウザーの毛色・見た目

威厳のある大きなジャイアント・シュナウザーは、立ち上がると大人の背の高さほどもあり、とにかく頼りがいがあります。それに長くアーチを描いた眉毛と口ひげがとてもユーモラスですね。被毛の色はグレイにホワイトの入ったソルト・アンド・ペッパーとブラックがあり、ブラックでも柔らかく飾り毛の多いタイプと、固く飾り毛の少ないタイプがあります。体高:体長さが1:1とほぼ正方形でまっすぐな骨格に、頑健でたくましい筋肉を持っています。断尾・断耳はオーナーの好みによるところですが、必要がない場合は動物愛護の精神からしないこともあります。体高60~70cm, 体重35~47kgです。

ジャイアント・シュナウザーのしつけ方法

ジャイアント・シュナウザーは穏やかで精神的に落ち着いた犬種ですが、とにかく大きくて力が非常に強いため、犬にその気がなくても人間は引っ張られたり倒されたりしてしまいます。そして防衛本能も強い犬種ですので、幼いころから外の刺激に十分に慣れさせて、犬の社会化としつけはしっかりと行ってくださいね。感覚が鋭く、独立心も旺盛なジャイアント・シュナウザーには、落ち着いた態度で終始一貫したしつけをしましょう。ご主人が信頼できない場合には、家族を守る防衛本能から、自分がリーダーになろうとすることもあるようです。犬が安心して家族の一員でいられるように、根気よくしつけてあげてくださいね。プロのトレーナーに相談するのもよいのではないでしょうか。

ジャイアント・シュナウザーのお散歩と運動

大型犬の場合は筋肉の落ちる老後も見すえて、若い頃から筋肉をつけること、そして太らせないことが重要になります。ジャイアント・シュナウザーは活発で持久力もありますので、毎日朝夕十分な散歩や運動をさせてあげてくださいね。可能であれば固いアスファルトよりは、土や草地など足場のよいところで走らせたり、遊ばせたりできるといいですね。体重が重いので、脚の関節などに負担がかかりすぎないように注意が必要です。適度に運動させて、しっかりとした筋肉をつけてあげましょう。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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