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犬図鑑

ビーグルは飼いにくい?無駄吠えや噛み癖について解説します

2018.12.18 2024.03.21

海外では、その優れた嗅覚を活かして麻薬探知犬として活躍しているビーグル。そんな優秀な面もありますが、一方で無駄吠えや噛み癖などが多いために飼いにくいと言われることもあるのです。

ビーグルの歴史

ビーグルは、もともと狩猟犬として活躍していました。ハウンドドッグの中でも体が小さいため、ウサギのような小動物を追いかけることにたけていました。
多数の犬と協力しながら、互いに吠えることで獲物を追い詰めるというのが、ビーグルの狩猟スタイルだったようです。

ビーグルってどんな犬?

ビーグルは、家族はもちろん家族以外にもフレンドリーな犬です。甘えん坊で、いつでも飼い主の隣にいたがるところも可愛らしいです。

しかし、マイペースな面も持っており、一度何かに夢中になってしまうと、飼い主の呼びかけに反応しなくなってしまうこともしばしば。

やんちゃで活発な性格なので、体を動かすことが大好きです。そのため、体を動かしたりするのが好きな方は非常に相性が良いと言えます。

ビーグルのしつけについて

ビーグルは賢く従順な犬なので、リーダーの言うことには従ってくれます。ただ、飼い主がリーダーであると認識してもらえないと、なかなかしつけがうまくいきません。スムーズにしつけを行うためにも、主従関係をしっかり築いておくようにしましょう。

無駄吠え

ビーグルの歴史の部分でも紹介しましたが、ビーグルは狩猟犬として活躍していたので、その名残で吠えやすいという面を持っています。
吠えて獲物の居場所を仲間に知らせたり、追い詰めたりしていたことからかなりの声量があります。
大きな声で吠え続けてしまうと近所迷惑になることから、頭を悩ませている飼い主も多いと思います。

まずは、なぜ吠えてしまうのかという原因を突き止める必要があります。
例えば、小型犬でありながら、活発で運動量が多めなビーグルは、しっかりと運動させてあげないとストレスから吠えるようになります。そういった場合には散歩の時間を増やしたり、公園やドッグランなど広いスペースで遊ばせてあげたりしましょう。

また、吠える原因が何かを要求している場合は、絶対に要求に応えないようにすることが重要です。食欲旺盛であることからエサやおやつをねだるために吠え続けることがありますが、静かにさせるために与えてしまうと、吠えたら自分の好きなものをもらえると学習してしまいます。
そうなると一向に要求吠えは改善されませんので、飼い主は愛犬の要求に対して毅然とした態度をとるように心がけてください。

噛み癖

社交的で穏やかなビーグルは、威嚇するために噛むということはあまりないので、他の狩猟犬と比べると、噛み癖についてはそこまで手をやくことは無いと思います。ただ、子犬のときはじゃれているときに興奮して甘噛みしたり、歯の生え変わりに伴って生じる歯のむずがゆさを解消するために物を噛んだりしますので、その部分はしっかりしつける必要があります。

まず、遊んでいるときの甘噛みですが、噛んだら遊びを中断し、飼い主は徹底的に無視をしましょう。噛んだことによって楽しいことが中断されるということを学習してもらうためです。かまってもらいたくて仕方がないのに、相手にしてもらえないというのは叱ることよりも効果を発揮します。

次に歯のむずがゆさを解消するための噛み癖ですが、この場合は人の手や足といった動くものよりも、長い時間噛んでいられるような動かない家具などを噛んでしまうことが多いです。家具など傷つけてほしくないものにはビターアップルのような苦みのあるスプレーをかけておき、代わりに好きな時に好きなだけ噛んでも良いようなおもちゃをいくつか用意してあげるようにしましょう。

また、先ほど無駄吠えの原因にストレスを挙げましたが、ストレスというのは噛み癖となって現れることもあります。
毎日継続的に散歩を行うことはもちろんですが、ただ単純に歩くだけでなく、ボール遊びなども取り入れてしっかり気分転換をさせてあげてください。

引っ張り癖

好奇心旺盛で、社交的なビーグルは散歩中に気になるものがあったり、仲の良い犬と会ったりすると、マイペースにグイグイと引っ張ることがあります。小型犬ではありますが、筋力があり、力が強いので、女性や子どもが散歩しても怪我をしないように、引っ張り癖はしっかりしつけなければいけません。

常に飼い主の左側を歩かせるように指導し、飼い主の速度に合わせて歩くことを教えるようにします。
愛犬のほうがリードしてしまったらとまります。リードが引っ張られたときもすぐにとまるようにしてください。飼い主よりも前にでたら散歩は中断されてしまうことを学習してもらいましょう。

まとめ

ビーグルはなかなか無駄吠えをやめてくれないことから、飼いにくいと感じている方もいると思いますが、狩猟犬として活躍していたことから従順で訓練もしやすいので、主従関係を築いた上で、子犬の頃から根気強くしつけを行えば、非常に優秀なパートナーになってくれます。
シャープで凛々しい印象もありますが、実は甘えん坊なので、愛犬との時間をしっかりとってあげられる方にはおすすめです。

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この記事の監修者

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