スヌーピーカラーも?ビーグルの毛色を紹介します!
販売中のビーグル
大きく垂れさがった耳とクリっとした目が特徴的なビーグル。スヌーピーのモデルにもなっていることでも有名ですが、実際スヌーピーのような毛色をしたビーグルは存在するのでしょうか?
この記事では、そんなビーグルの毛色についてご紹介します。
まずはビーグルの被毛について
毛が短いビーグルは、一見すると抜け毛が少ないようにも思えますが、実は非常に抜け毛が多い犬種です。ビーグルの被毛と言うのは、硬いオーバーコートと柔らかなアンダーコートの2層構造になっています。これはダブルコートと呼ばれ、柔らかなアンダーコートに保温効果があることから、寒い国が原産の犬種に多いと言われています。
ビーグルを含むダブルコートの犬種は換毛期になると毛がごっそりと抜けるので、1年の中で春と秋に抜け毛が多くなります。短くて硬い毛はカーペットや服に刺さっていることが多く、掃除に手間がかかる傾向にあります。
抜け毛対策
短毛種であることから、毛玉ができたり被毛同士がからまったりすることはあまりありませんが、毎日のブラッシングは必須になります。毛の短い犬種には、ラバーブラシのような面の広いブラシのほうが、飛び散ることを防げるのでおすすめです。
また、シャンプーも抜け毛を除去する方法として効果的です。ビーグルの場合、2~3週間に一度が目安です。
人間が使用するシャンプーは刺激が強すぎるため、必ず犬用のものを使うようにしましょう。
ビーグルのスタンダードカラー
犬にはスタンダード(犬種標準)というものがあります。スタンダードとは、ドッグショーや計画繁殖する犬の参考にするもので、毛色、尻尾、ボディなど各犬種の理想とされる基準が一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)によって細かく定められています。もちろん、この事項から外れることがあっても飼育において問題はありません。
ビーグルはレバー色以外のハウンドカラーであれば認められています。ハウンドカラーとは、白地にブラックや褐色の斑が入る毛色です。
※ビーグルのミスカラーについて
ミスカラーとは、スタンダードとして認められていない色のことです。ビーグルは、ブラウン&ホワイト(ホワイト&ブラウン)、ブラウン,タン&ホワイト(ブラウン,ホワイト&タン/ホワイト,ブラウン&タン)などがミスカラーとされています。
ビーグルの毛色の種類
ビーグルの毛色の種類は、大きくトライカラー、レッド&ホワイト、レモンカラーの3つに分けられます。他の犬種に比べるとややカラーバリエーションは少なめです。
トライカラー
トライカラーというのは、ブラック・ブラウン・ホワイトの3色で構成されたカラーです。ビーグルといえばこのカラーを思い浮かべる人が多いと思います。
冒頭で少し触れたハウンドカラーはトライカラーの一つです。
レッド&ホワイト
レッドと言っても真っ赤ではなく、少し赤みがかった茶色のようなカラーです。ブラウンよりも明るく、トライカラーよりもやや優しい印象を与えます。濃いレッドか、薄いレッドかでもだいぶ雰囲気が変わりますよ。
レモンカラー
近年、定番のトライカラーやレッド&ホワイトよりも人気があるのがレモンカラーです。レモンカラーは厳密にいうとレッド&ホワイトのカラーバリエーションの一つで、レッドの部分がさらに明るく、そして淡くなったようなカラーです。
※スヌーピーカラーのビーグルは存在する?
結論から言ってしまうと、スヌーピーのようにホワイトとブラックの2色のビーグルは存在しません。やはり主流は3色構成のトライカラーか、ホワイト×レッド(もしくはレモン)で、ホワイト×ブラックはお目にかかれないようです。
まとめ
ビーグルはカラーバリエーションこそ少ないものの、顔や体の模様はそれぞれ異なるので、一匹として同じものはいません。
背中の模様がなんだかハートに見える!ちょっと困ったように見える顔の模様がかわいい!などぜひお気に入りの子を見つけてみてください。
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犬の家&猫の里 編集部
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