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ビーグルってどんな性格?性格や外見の特徴や歴史、さらに性格に合ったしつけのポイント、問題行動の種類と対策について解説

2024.09.18 2024.09.18

大きな垂れ耳が可愛らしいビーグルですが、これからビーグルを家族に迎えようとしている方はどんな性格をしている犬なのか気になりますよね。この記事では外見や歴史などビーグルの基本情報から、性格や性格に合ったしつけのポイント、さらに問題行動の種類とその対処法について解説していきます。

ビーグルの外見

まずはビーグルの外見的な特徴について解説します。

特徴的な顔立ち

ビーグルは大変親しみやすい顔立ちをした犬種です。

特に大きな垂れ耳が特徴で、動きに伴って大きく揺れる耳がビーグルの愛嬌を更に際立たせます。またまんまるとした目や大きな鼻も、ビーグルの外見の特徴といえるでしょう。

大きさ

ビーグルは小型犬に分類され、体高は約33〜40cm程度、体重は約8〜14kg程度といわれています。筋肉質で均整の取れた体型が特徴です。がっしりしつつも小柄な体型は、アクティブな生活に必要なパワーと室内での生活に必要な省スペースを見事に両立させています。

歴史

ビーグルの先祖は古代エジプト時代に存在していたグレイハウンドと考えられています。紀元前400年ごろのギリシャの文献には、ウサギ狩りに秀でた犬についての記録があり、この時点でその才能が認識されていたことがわかります。その後、ローマ帝国の侵略や交易を通じて、これらの犬は広くヨーロッパに伝わりました。15世紀から16世紀にかけて、ヘンリー7世とエリザベス一世の時代には品種改良が進められ、1890年にはイギリスで正式に犬種として登録され、現代に至ります。

ビーグルの性格

ここからはビーグルの性格について説明していきます。

おおらかで社交的な性格

ビーグルは非常に社交的でおおらかな性格を持っています。人懐っこく、家族や他の犬との関係を築くのが得意です。ビーグルは自分から積極的に人に近づき、愛情を示すことがよくあります。また多頭飼いも問題なく、他のペットともうまくやっていけるため、家族全員で楽しく過ごすことができるでしょう。

好奇心旺盛で元気な性格

ビーグルは非常に好奇心旺盛で、周囲の物事に興味津々です。毎日の散歩や遊びが大好きで、エネルギーが尽きることはありません。探索することが好きで、いろいろな匂いを嗅ぐことで周囲を知ることに楽しみを見出します。好奇心とエネルギーが旺盛なため、十分な運動と刺激が必要で、活動的な生活を送ることがビーグルの健康と幸福を保つために重要です。

ビーグルに性格に合ったしつけのポイント

ビーグルに合ったしつけの方法について解説します。

主従関係をはっきりとさせる

ビーグルはそのフレンドリーな性格から、時に自己主張が強くなることがあります。しっかりとした主従関係を築くことが、しつけを成功させる鍵です。飼い主さんがリーダーシップを取り、一貫したルールを設けることで、ビーグルも安心して従うことができます。リーダーシップが明確であれば、ビーグルはルールを守りやすくなります。

ポジティブな姿勢でおこなう

ビーグルをはじめとした犬はポジティブな物事に対してよく反応します。しつけの際には、罰よりも褒めることが効果的です。良い行動をしたときには、たくさん褒めたり、おやつを与えたりすることで、望ましい行動を強化することができます。楽しい雰囲気でしつけを行うことで、ビーグルも積極的に学ぶ姿勢を持つようになります。

しつけを統一する

しつけを成功させるには、一貫したしつけが必要です。家族全員が同じルールを守り、しつけの方法を統一することで、ビーグルは混乱せずにしつけを受け入れることができます。家族全員が愛犬に同じ指示を出して行動が統一されることで、ビーグルは確実にルールを理解しやすくなります。

問題行動とその対処法

ここからはビーグルをはじめとした犬によく見られる問題行動について解説します。

噛み癖

噛み癖とは、犬が物や人を噛む行動が習慣化してしまうことを指します。特にビーグルのような活発な犬種では、遊びの一環として噛むことがよくありますが、成長するにつれてその行動がエスカレートすることがあります。噛み癖が見られる原因としては、退屈やストレス、歯の生え変わりの時期などが考えられます。噛み癖は、放置すると他の問題行動を引き起こす可能性があるため、早めに適切な対策を講じることが大切です。

噛み癖の対処法

噛み癖が見られた場合には、まずは噛んでもいいおもちゃを与え、噛む行為をそちらに向けさせると良いです。噛んだときには遊びを中断し、「ダメ」と冷静に伝えることで、噛むことが望ましくないことだと理解させます。繰り返しトレーニングすることで、噛み癖を少しずつ改善することができます。

吠え癖

吠え癖とは、犬が頻繁に吠える行動が習慣化してしまうことを指します。吠える原因としては、興奮や不安、警戒心、またはコミュニケーションの一環として吠えることが考えられます。吠え癖は、過度な吠え声が近隣に迷惑をかけたり、家族の生活習慣にストレスが生じてしまったりするため、原因を理解し、適切な対策を講じることが重要です。

吠え癖の対処法

吠え癖の対処には、吠える理由を見つけ、その原因を取り除くことが重要です。吠えたときには「静かに」と指示し、静かになったときには褒めることで、良い行動を強化します。ポジティブな強化が、吠え癖を改善するための鍵となります。

まとめ

ビーグルはおおらかで社交的な性格を持ち、好奇心旺盛で元気な犬種です。特徴的な垂れ耳やまんまるとした目が魅力で、古代からの歴史を持つ犬種として知られています。しつけの際は、飼い主がリーダーシップを取り、一貫したルールを守ることが重要です。また、噛み癖や吠え癖などの問題行動が見られることがありますが、ポジティブな強化や適切なおもちゃの利用などで改善が可能です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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