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コーギーは性格が悪い?コーギーの性格としつけについて紹介します!

2018.11.19 2024.03.26

コーギーといえば、モフモフした可愛いおしりにちょこんと控えめに生えているしっぽが特徴的ですよね。

とても人気のあるコーギーの性格やしつけの仕方について紹介いたします。

コーギーってどんな犬?

コーギーは、原産国であるイギリスで牧畜犬として活躍していました。牧畜犬とは、人間に代わって家畜の誘導や見張りなどを行う犬のことです。たくさんの家畜を決められた場所に的確に追い込むため、たくさん走ることが要求されます。その影響でコーギーの運動量はかなり多く、体を動かして遊ぶことが大好きです。

また、コーギーには「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という2つの種類が存在します。

ただ、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が発表している犬種別犬籍登録頭数(2017年1月~12月)によると、ペンブロークは5283頭なのに対し、カーディガンは56頭と圧倒的な差があります。

そのため、日本で見かけることができるのは、ほとんどがペンブロークです。

コーギーは性格が悪い?

可愛らしい見た目ではありますが、コーギーは性格が悪いなんてレッテルを貼られることも。いったいなぜそのように言われてしまうのでしょう?

先程少し触れましたが、コーギーは自分よりもずっと体の大きな牛や羊を追い回す牧畜犬として飼育されていました。そのため、攻撃性が高く、縄張り意識と警戒心も強いので、吠えたり噛んだりしやすい傾向にあります。

そこから、性格が悪いあるいは性格がきついと言われてしまうのです。

しかし、これはコーギーの良さでもあります。物怖じしない勇敢さがあり、状況判断能力にも優れていることから、小柄ながらも番犬として活躍してくれます。

それだけではなく、飼い主に対して非常に愛情深いので、パートナーとしても申し分ありません。

たまに見せるやんちゃな姿も可愛らしいですよ。

しつけの仕方

コーギーのしつけで重要になるのが、「吠え癖」と「噛み癖」です。犬の鳴き声は近所迷惑になってしまいますし、噛み癖は怪我にもつながりかねないので、子犬のときからしっかりしつける必要があります。

吠え癖のしつけ

要求には一切答えない

おやつが欲しい、遊んでほしいといった要求吠えに対しては、一切答えないことが大切です。

一旦要求に従ってしまうと、吠えたら要求を叶えてもらえると学習し、繰り返し吠えるようになります。そのため、吠えている間はとにかく無視をして、静かになったらおやつをあげたり、一緒に遊んであげるようにしてください。

十分な運動をさせる

コーギーは意外に運動量が多いので、運動不足になるとストレスから吠えるようになります。コーギーの散歩は1日2回、各30分~1時間が理想的と言われています。毎日散歩に時間をかけるのは難しいということであれば、週末など時間があるときにドッグランなどで思いっきり運動させてあげるようにしましょう。

社会化を行う

コーギーは警戒心が強いため、社会化を行わないと知らない犬や人に対して大きな声で吠えるようになります。

そのためには、「社会化期」の過ごし方が非常に重要です。

社会化期とは、生後4週間~13週間頃の特に好奇心旺盛な時期のことです。恐怖心や警戒心よりも、これは何だろう?とさまざまなものに興味を持ってくれる時期なので、このときに抱っこした状態で家の周りを歩いてみたり、人や犬が集まりやすい公園に出向いてみるなど、なるべく外の世界に触れる機会を作りましょう。外の世界は怖いものだけではないということを学習してもらうと、むやみに吠えるというリスクは低くなります。

噛み癖のしつけ

無視をする

大好きな飼い主さんにかまってほしいあまり、手や足を噛んでくることがあります。そういうときは誘いにのるのではなく、無視をします。もしくは静かに別室に移り犬との接触をたちます。それを繰り返していると、次第に噛んだら遊んでもらえない、つまらないと学習するようになります。

大きな音をならす

人の手を噛んだり、電気コードなど噛んではいけないものを噛んだときに大きな音をならすことで、犬はびっくりして噛むことをやめます。と同時に、繰り返し行われると、噛むと不快な音がすると学習し、自然と噛むことをやめるようになります。

おもちゃを用意する

子犬のときは歯の生え変わりにより、どうしても何か噛みたくなってしまいます。このストレスを解消させてあげるべく、好きなときに好きなだけ噛んでも大丈夫なおもちゃを用意してあげましょう。おもちゃは一つではなく、日によって変えられるように、複数用意してあげるのがおすすめです。

まとめ

コーギーは牧畜犬として飼育されていた名残から、攻撃性が高く、縄張り意識や警戒心も強いので、吠えたり噛んだりしやすい傾向にあります。

そこから、性格が悪い、性格がきついと言われてしまうことも。しかし、吠え癖や噛み癖は子犬のときからしっかりしつけることで解消することができます。コーギーは賢く、飼い主に対して愛情深いので、信頼関係をしっかり築いた上でしつけを行えば、優秀なパートナーとなってくれるでしょう。

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この記事の監修者

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