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ヨークシャーテリアの性格は?性格の特徴、性格に合ったしつけのポイント、問題行動への対応について解説

2024.07.08 2024.07.08

ふわふわとした被毛とくりくりした目がとても可愛らしいヨークシャティリアですが、家族として迎える前にどんな性格をしている犬種なのか知っておきたいですよね。この記事ではヨークシャーテリアの性格に焦点を当てながら、性格の特徴やしつけのポイント、さらによくある問題行動への対応策についても解説していきます。

ヨークシャーテリアの性格は?

ヨークシャーテリアはどんな性格をしている犬なのか、以下で解説します。

活発で好奇心旺盛

ヨークシャーテリアはとても活発で好奇心旺盛な犬です。小さな体ながらもいつもエネルギッシュで、遊ぶことが大好きです。家の中でも外でも、何か新しいことを見つけるとすぐに興味を示し、その場を探検し始めます。この特性は飼い主さんにとっては楽しい面もありますが、室内でも野外でも安全対策をしっかりと行う必要があります。

甘えん坊で人懐っこい

ヨークシャーテリアはとても甘えん坊で、人懐っこい性格を持っています。飼い主さんと一緒にいることが大好きで、常にそばにいたがる傾向があります。ソファやベッドに一緒にいることを喜び、飼い主さんの膝の上でくつろぐのが大好きです。毎日のスキンシップや遊び時間を通じて、信頼関係を築き、ヨークシャーテリアの愛情を受け止めてあげましょう。その積み重ねによって甘えん坊な性格を持つヨークシャーテリアとの絆を深めることができます。

時々頑固な一面も

ヨークシャーテリアは基本的に明るく社交的ですが、時々頑固な一面を見せることもあります。例えば自分がしたいことに固執してしまうことがあり、しつけがうまくいかない場合があります。このような場合には、飼い主さんが忍耐強く対応することが求められます。

性格に合ったしつけのポイント

ここからはヨークシャーテリアの性格に基づくしつけのポイントについて説明していきます。

主従関係をはっきりさせる

ヨークシャーテリアのしつけにおいて、主従関係を明確にすることがとても重要です。この犬種は賢く、時にはリーダーシップを主張しようとします。飼い主さんがリーダーであることをしっかり示すことで、犬も安心して指示に従うようになります。

例えば、散歩の際には飼い主さんが先に出るようにし、リードをしっかりとコントロールすることで、リーダーシップを示しましょう。

また食事の時間も重要です。犬が食事を始める前に「待て」などの指示を出し、飼い主さんの合図で食べ始めるように訓練します。これにより主従関係を明確にし、ヨークシャーテリアが飼い主さんの指示を受け入れやすくなります。

このように、日常生活の中で一貫性を持ってリーダーシップを示すことが、ヨークシャーテリアのしつけにおいて重要です。ただし、リーダーシップを示す際には決して力ずくで押さえつけるのではなく、穏やかで安定した態度で接することが鍵です。そうする事で犬が安心感を感じやすく、信頼関係を築きやすくなります。

一貫性をもって教える

ヨークシャーテリアのしつけには、一貫性が欠かせません。ルールや指示が一貫しないと、犬は混乱してしまい、何をすればよいのか分からなくなります。

例えば、ある日はソファに上がってもよいと許可し、次の日には禁止するようなルールは避けましょう。

すべての家族が同じルールを守り、一貫した対応を取ることで、ヨークシャーテリアはより安心して行動することができます。そのため家族全員でしつけの方法を共有し、統一したアプローチを取ることが大切です。

またルールを決めたらそれを守り続けることも必要です。たとえば、吠えたら無視するというルールを決めた場合、どんな状況でもその対応を続けることが求められます。これにより犬は「この行動をしたらこうなる」という因果関係を理解し、正しい行動を学んでいきます。

遊びを取り入れながら楽しく

しつけは厳しいものだけではなく、楽しいものでもあるべきです。ヨークシャーテリアは活発で遊ぶことが大好きな性格なので、遊びを取り入れたしつけが効果的です。

例えばトレーニングの一環として「お座り」や「待て」を教える際には、おやつやおもちゃを使って楽しく学ばせることができます。遊びながら学ぶことで、犬はストレスを感じずに自然とルールを覚えていきます。

また、遊びを通じて飼い主さんとの絆も深めていきましょう。毎日の散歩やボール遊び、引っ張り合いなどを通じて、犬は飼い主さんと一緒に過ごす時間を楽しみます。このようなポジティブな経験が、しつけをより効果的にします。さらに遊びの中で「持ってこい」や「離せ」などの指示を教えることで、しつけの一環として自然に取り入れることができます。楽しい時間を共有しながら、ヨークシャーテリアのしつけを進めていくことを心がけましょう。

問題行動への対応

ここからはヨークシャーテリアによくみられる問題行動についてその対応策について解説します。

吠え癖

ヨークシャーテリアは元々警戒心が強く、小さな音や動きにも敏感に反応します。そのため無駄吠えが問題になることがあります。

吠え癖を改善するためには、まず吠える原因を特定することが重要です。例えば来客者や外の音に対して吠える場合、視覚的な刺激を減らすためにカーテンを閉めるなどの対策が有効です。

次に、吠える度に冷静に「静かに」などのコマンドを使い、吠えるのをやめたらすぐに褒めておやつをあげます。これにより、吠えることが無意味であることを犬に教えます。一貫してこの方法を続けることで、吠え癖が改善します。

マーキング

ヨークシャーテリアのマーキング行動は、特にオス犬でよく見られる問題です。マーキングは縄張り意識の表れであり、特定の場所に尿をかけて自分の存在をアピールする行動です。

マーキング行動には早期に対応することが重要です。犬がマーキングしようとする兆候を見せたら、すぐに「ダメ」などのコマンドで制止し、正しい行動を促します。

次にマーキングを防ぐために去勢手術を検討することも一つの方法です。去勢手術によってホルモンバランスが変わり、マーキング行動が減少することがあります。

また家の中でマーキングを防ぐためには、特定の場所を犬がトイレとして認識するようにトレーニングを行います。トレーニング中は、トイレシートを使って決まった場所で排泄させるようにし、成功した場合にはしっかりと褒めておやつをあげることで、正しい場所での排泄を習慣化させます。

噛み癖

ヨークシャーテリアの噛み癖は、若い頃に特によく見られる問題行動です。歯の生え変わりや遊びの一環として噛むことがありますが、放置しておくと問題に発展することがあります。

まず、噛んで良い物と悪い物をしっかりと区別させることが大切です。噛んではいけない物を噛んだ時には「ダメ」とはっきりとした口調で伝え、すぐに噛んで良いおもちゃを与えます。噛む欲求を満たすためには、適切なおもちゃを用意し、定期的に新しい物を提供して興味を持たせることが効果的です。

また噛み癖を予防するためには、しっかりと運動させ、ストレスや退屈を感じさせないようにすることが重要です。散歩や遊びの時間を増やし、エネルギーを発散させることで、噛み癖が改善されることがあります。さらに、噛む行動がエスカレートした場合には、専門のトレーナーや獣医さんに相談し、適切な対策を講じることが大切です。これにより、ヨークシャーテリアの噛み癖を効果的に克服することができます。

まとめ

ヨークシャーテリアは活発で好奇心旺盛な犬で、常にエネルギッシュで新しいことに興味を示します。また、甘えん坊で人懐っこく、飼い主さんと一緒にいることを喜びますが、時々頑固な一面を見せることもあります。このような性格を踏まえたしつけのポイントとして、主従関係をはっきりさせることが重要です。飼い主さんがリーダーシップを示すことで、犬も安心して指示に従います。一貫性をもってルールを教えることで、犬の混乱を防ぎます。また、遊びを取り入れながら楽しくしつけを行うと、効果的で犬との絆も深まります。

問題行動に対しては、原因を特定し適切に対処することが重要です。吠え癖やマーキング行動、噛み癖など、早期に対策を講じることで改善が見込めます。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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