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犬図鑑

セントバーナードの寿命とかかりやすい病気

平均寿命

セントバーナードの寿命は8~10年で、大型犬の中でも短命な傾向にあります。
平均寿命の換算方法は諸説ありますが、人に例えた場合、大型犬は概ね以下のような年齢だと言われています。

犬の年齢 人に例えた年齢
1歳 9歳
2歳 18歳
3歳 26歳
4歳 35歳
5歳 44歳
6歳 53歳
7歳 62歳
8歳 71歳
9歳 80歳
10歳 89歳
11歳 98歳
12歳 107歳
13歳 115歳
14歳 124歳
15歳 133歳
16歳 142歳

できることなら、愛犬には長生きしていて欲しいものですよね?以降で、セントバーナードの長寿の秘訣と、罹りやすい病気について解説します。

気を付けたい病気

待っているセントバーナード

股関節形成不全

関節部分の骨が変形してしまい、股関節がうまくかみ合わないために起こる疾患です。

症状

腰を振るように歩く、上手く座れない、後ろ足が上手く使えないので跳ねるように歩くなどの症状が見られます。

治療法

軽度であれば、運動制限や体重管理などに加え、鎮痛剤やレーザー療法によって痛みを和らげるような治療法を行っていきます。
重度の場合は、症状や股関節の状態に合わせた手術を選択する必要があります。

予防法

多くの場合が遺伝によるものなので、親犬が股関節形成不全になっていないかを事前に確認しておくことが大切です。他にも、子犬の頃の過剰な栄養摂取、激しい運動が原因と言われているので、年齢にあった食事の与え方、関節に負担をかけない運動の仕方を心がけるようにしてください。

拡張型心筋症

拡張型心筋症は、心臓を構成する筋肉が薄く伸びてしまい、収縮力が低下することから血液の循環不全を起こしてしまう病気です。

症状

呼吸促迫、食欲低下、体重減少などの症状が見られます。循環不全によって肺水腫を引き起こしている場合は呼吸困難を起こすことがあります。

治療

心筋症そのものを治療することはできないため、血液を全身に送りやすくするための血管拡張薬や心臓の働きを強める強心剤などを投与し、循環不全を解消します。

予防

原因がわかっていないため、発症を予防するのは難しいです。ただ、早期に発見できれば進行を遅らせることができるので、定期的に心臓の検査を受けるようにしましょう。

前十字じん帯断裂

前十字じん帯は、膝関節を構成するじん帯で、脛骨が前に滑り出さないようにする役割があります。このじん帯が部分的もしくは完全に切れてしまった状態を前十字じん帯断裂と言います。

症状

関節に痛みや腫れが出てしまうことから、運動を嫌がったり、後ろ足の挙上が見られます。

治療法

部分的に断裂していても、関節が安定しているのであれば、鎮痛剤を投与し、体重や運動の管理といった内科的治療を行います。
部分断裂であっても関節が安定していなかったり、完全に断裂している場合には、外科的治療を行います。

予防法

前十字じん帯は、体重を支える場所です。そのため、セントバーナードのような大型犬は特に、適正体重を超えないよう、管理することが予防のためにも大切です。

長生きしてもらうためには?

こちらを見るセントバーナード

暑さ対策をする

セントバーナードは暑さに弱いので、暑さ対策が必須です。
まず、夏場の散歩は早朝と日が沈んだ夕方~夜に行います。気温や路面温度は下がっても、湿度は高いので、熱中症を防ぐためにも水分を持って行きましょう。
次に室内での暑さ対策ですが、ハウスは直射日光が当たらず、風通しの良いところに移動させてください。エアコンが使用できるのであれば、室温を23℃前後に保つようにしてください。

食事の管理を徹底する

食事で気を付けなければいけないのが、量・内容・与え方の3つです。
病気の部分でも紹介しましたが、セントバーナードは股関節形成不全や前十字じん帯断裂という関節疾患になりやすいです。適正体重をオーバーしてしまうと関節に負担がかかってしまうので、与えすぎに注意が必要です。特におやつを日常的に与えている方はその分フードの量を調整するようにしましょう。

また、1日の食事量が多いので、高カロリーや油脂の多いフードは控えてください。

食事の与え方についてですが、セントバーナードのような大型犬は、胃捻転になりやすいとされています。一度に大量のフードをあげると胃捻転になりやすい傾向があるので、ゆっくり食べてもらうためにも、1回の食事量を減らし、数回にわけて与えるようにしましょう。

定期健診を受ける

セントバーナードは遺伝性の病気にかかりやすい犬種です。遺伝性となると予防ができないので、早期に発見し、治療することが重要です。
そのために、定期健診をしっかり受けましょう。
また、病気のサインにいち早く気づけるよう、普段から愛犬の様子を気にかけてあげてください。

まとめ

セントバーナードをはじめとした大型犬は、小型犬に比べるとどうしても寿命が短い傾向にあります。
加えて、セントバーナードは遺伝性の病気にかかりやすいです。どういう病気にかりやすいのかを事前に把握しておき、定期健診は必ず受けるようにしましょう。

参考文献
犬および猫の心筋症の臨床

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