タイニープードルとトイプードルの違いは?外見や寿命、性格に合った飼い方について解説
販売中のタイニープードル
ふわふわとした毛が特徴的で愛らしいタイニープードルとトイプードルですが、その違いはご存知ですか?これからタイニープードルかトイプードルを愛犬に迎えたいという方は迷ってしまいますよね。この記事ではタイニープードルとトイプードルの違いについて、外見や健康面、性格やしつけの側面から比較して解説していきます。
タイニープードルとトイプードルの外見
どちらも可愛い見た目ですが、具体的にはどのような違いがあるのか以下で説明します。
大きさの違い
タイニープードルとトイプードルは、サイズによって呼び分けられます。このサイズ差は飼い主さんの生活環境や好みによって、どちらを選ぶかが大きく左右されます。
タイニープードルのサイズ
タイニープードルは非常に小さな体をしており、超小型犬と言われています。
成犬でも重さが2~3kg程度、体高は25cm以下になります。これは、狭い住環境でも飼育することができ、大型犬に比べると日々のケアも負担が少なく、飼い主さんにとって魅力的な点です。
トイプードルのサイズ
トイプードルはタイニープードルと同様に超小型犬ではありますが、サイズはやや大きいことが特徴です。成犬の体重が3~5kg程度、体高は28cm程度です。このサイズは、やや小さめの家でも飼いやすく、家族との遊びにも適しています。
毛色の違い
タイニープードルとトイプードルはどちらもくるくるとした巻き毛が特徴的で、毛色の種類にはそれほど違いはありません。飼い主さんの好みに合わせて、一番愛情を注げる毛色の犬を選びましょう。
以下で人気のある毛色をご紹介します。
アプリコット
淡めのブラウンで人気カラーです。毛色は退色しやすく、年齢を重ねるとクリーム色に近い毛色に落ち着いてきます。
レッド
アプリコット同様に人気の毛色で、アプリコットよりも赤みが強いブラウンです。こちらも退色しやすく、1歳くらいからだんだんと薄くなってくる個体もいます。最終的にはアプリコットに近い色味になることが多いです。
ブラック
基本の毛色と言えるブラックは、洗練された印象を与えてくれます。汚れが目立ちにくい特徴があり、退色もしにくいと言われていますが個体差があります。
タイニープードルとトイプードルの性格
どちらも超小型犬ですが、タイニープードルとトイプードルに性格やしつけのやり方に違いはあるのか、以下で解説していきます。
性格の違い
タイニープードルとトイプードルには大きな性格の違いはありません。個体差はありますが、どちらにも共通した性格の特徴を見ていきましょう。
とても活発
動くことが大好きで非常に活発な性格をしています。小さな体で元気よく動き回る姿は可愛くて癒されますよね。しかし体が小さいため、ジャンプをしすぎたりすると関節に負担がかかってしまうため、注意が必要です。
人懐っこい
非常に友好的な性格をしていて、飼い主さん以外の人やはじめましての犬ともすぐに仲良くなることができます。しかし、時には警戒心が強くなることもあり、不慣れな環境や人には少し神経質になることがあります。
賢い
トイプードルとタイニープードルは賢く、訓練しやすい性格を持っています。比較的落ち着いていて、飼い主さんとのコミュニケーションを楽しむことができるでしょう。また好奇心と遊び心を持ち合わせていますので、さまざまな遊びを取り入れてあげることがおすすめです。
しつけのコツ
しつけに大きな違いはありませんが、それぞれの性格を考慮したアプローチが必要です。
優しく接する
犬に対して優しく接することは、信頼関係を築く上で非常に重要です。愛情を持って対応することで、犬は安心感を得て学習効果を高めることができます。
一貫した態度で行う
しつけは一貫した態度で行うことが重要です。犬の混乱を避けるためにも、飼い主さんは犬の同じ行動には常に同じ反応を示すことが求められます。
ポジティブな強化を利用する
ポジティブな強化、つまり良い行動には報酬や褒め言葉を与えることで、犬は学習を深めることができます。この方法は、犬が学習内容を楽しみながら吸収するのに効果的なためおすすめです。
短時間で繰り返す
コマンドを教えるときなどは短時間で頻繁に行うことで、犬の注意が散漫にならずに覚えも早くなります。短時間でも定期的に行うことが、犬にとって理解しやすくなるでしょう。
タイニープードルとトイプードルの飼い方
飼い方に違いはなく、どちらも快適な住環境と日々のケアが大切です。飼い方のポイントについて解説します。
住環境を整える
タイニープードルとトイプードルを飼う際には、適切な住環境の整備が重要です。安心して過ごせる環境をつくってあげましょう。
安全な居住スペースの確保
犬にとって安全な居住スペースの確保は非常に重要です。超小型犬種であるタイニープードルとトイプードルは落下や怪我のリスクが高いため、低い位置にベッドを設置するなどの配慮が求められます。
静かで落ち着いた環境
小さな犬種は騒音に敏感であることが多いため、静かで落ち着いた環境を提供することが望ましいです。家族が多い家庭や外の音が気になる環境の場合は、犬がリラックスできる静かなスペースを作ることをおすすめします。
適切な温度と湿度の管理
タイニープードルとトイプードルは、適切な温度と湿度の環境で快適に過ごすことができます。暑すぎたり寒すぎたりするとストレスを感じるため、季節に応じた室温管理が重要です。
被毛のケア
被毛ケアは、愛犬の健康維持のために不可欠です。適切なケアを行うことで、皮膚病の予防や見た目の美しさを保つことができます。
定期的なブラッシング
タイニープードルとトイプードルの被毛は、絡みやすく汚れやすい特性があります。定期的なブラッシングを行い、絡みを防ぎ、皮膚の健康を保ちましょう。
適切なシャンプーの使用
くるくるとしたタイニープードルとトイプードルの被毛はデリケートですので、適切なシャンプーを選ぶことが重要です。肌に優しい、自然成分のシャンプーを使用することをおすすめします。
トリミングの利用
プロのトリマーによる定期的なトリミングも、被毛の健康を保つのにとても有効です。特に目や耳周りの毛は定期的にカットすることで、感染症のリスクを減らすことができるので定期的にプロのトリミングを受けるようにしましょう。
まとめ
タイニープードルとトイプードルはどちらも超小型犬で、サイズに若干の違いがあります。毛色に関してはどちらもアプリコット、レッド、ブラックなどが人気です。さらに平均寿命にも大きな違いはなく15年程度で、健康管理や適切なケアで寿命を伸ばすことができます。また性格は活発で人懐っこく賢いことが特徴で、しつけには優しさと一貫性が必要です。
住環境の整備と日々のブラッシングも大切にしながら、愛犬との楽しい毎日を過ごしましょう。
犬の家&猫の里 編集部
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