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タイニープードルの理想体重は?月齢ごとの体重や体重管理のコツを解説

2024.02.14 2024.03.22

小さな体が可愛らしいタイニープードルですが、健康のためにも理想的な体重を知っておくことは飼い主さんにとって、とても大切なことです。この記事では、タイニープードルの月齢ごとの理想体重や体重管理のポイントについて説明していきます。

 

タイニープードルの成長

タイニープードルならではの大きさや成長について解説していきます。

 

タイニープードルの定義は?

タイニープードルは、トイプードルとティーカッププードルの間のサイズのプードルを指す非公式の呼び名です。国際畜犬連盟(FCI)に認定されているプードルのサイズはスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類のみで、実はタイニープードルは公式のカテゴリーとしては認められていません。

トイプードルは成犬時体重が5kg未満である事が多いですが、特に2~3kgのプードルをタイニープードルと呼び、それより小さいものをティーカッププードルと呼ぶことがあります。ただし、これらの区分はあくまで目安であり、ブリーダーや団体によって基準は異なることがあります。

 

成犬になるまでどのくらい大きくなるか分からない

プードルの子犬が成犬になるときのサイズは、初期の段階では正確に予測するのが難しいです。多くの小型犬種では、生後2ヶ月時の体重が成犬時の約1/3、生後3ヶ月時の体重が約1/2であると一般に考えられています。

もし「大きくなりすぎてしまうのでは?」など犬のサイズに関して心配があれば、子犬の親や祖父母のサイズを確認するとよいでしょう。タイニープードルは生後6ヶ月までに急速に成長し、8~10ヶ月頃に成長がほぼ完了します。

 

 

他のプードルとの体重の違い

トイプードルやティーカッププードルなど、他の小型のプードルとの体重は成犬時にどのくらい異なるのかについて説明していきます。

 

トイプードルとの体重の違い

タイニープードルは成犬時に2~3kg程度であるのに対し、トイプードルは成犬時で4~5kg程度です。

 

ティーカッププードルとの体重の違い

ティーカッププードルはタイニープードルよりもさらに小さく、1.8~2.2kg程度です。

 

なぜ体重管理は大切?

ここからはなぜ犬の体重管理は重要なのかについて、太り過ぎや痩せすぎの場合に分けて起こり得る健康リスクについて解説します。

 

太り過ぎた場合

太りすぎてしまった場合には以下のようなリスクが考えられます。

 

関節や骨への影響

太り過ぎたタイニープードルは、関節や骨に過度のストレスがかかります。これにより、関節炎やその他の骨格の問題が発生しやすくなり、犬の動きが制限されたり、痛みを感じるようになることがあります。

 

肥満による健康リスク

肥満は、心臓病や糖尿病などの慢性疾患のリスクを高めます。これらの病気はタイニープードルの生活の質を低下させ、寿命を短くする可能性があります。

 

痩せすぎた場合

痩せすぎてしまった場合には以下のようなリスクが考えられます。

 

免疫系の弱体化

痩せすぎてしまった犬は、免疫系が弱くなりがちです。これにより感染症や他の健康問題に対する抵抗力が低下し、病気にかかりやすくなります。

 

栄養不足による問題

痩せすぎは栄養不足を意味し、悪化すると成長の遅延、筋肉量の減少、そして一般的な健康状態の悪化につながります。痩せすぎのタイニープードルは、必要なエネルギーや栄養素を十分に摂取していないことが多いです。

 

体重管理のコツ

ここからはタイニープードルの体重を理想的な状態に維持するための体重管理のポイントについて解説していきます。

 

運動面

健康のために運動は欠かせません。最適な運動のために以下の点に気をつけましょう。

 

適切な運動量

タイニープードルに必要な運動量は、年齢や健康状態によって異なります。若い犬や健康な成犬は、一日に数回の散歩や遊びで十分な運動ができます。年配の犬や健康問題を抱える犬は、獣医さんと相談して適切な運動プランを立てることが大切です。

 

安全な運動方法

タイニープードルの安全を確保するために、運動は常に監視下で行うことが重要です。過度の運動は関節や筋肉に負担をかける可能性があるため、運動の種類や強度には注意が必要です。また気温が高い日や寒い日には、屋外での活動を控えめにすることも重要です。

 

食事面

適切な食事はタイニープードルの体重管理に不可欠です。以下の点に注意して食事を管理しましょう。

 

バランスの良い食事

タイニープードルに必要な栄養バランスを提供するために、高品質なタンパク質、必要な脂肪、ビタミン、ミネラルを含むドッグフードを選びます。飼い主さんは、食事量を適切に管理し、肥満を防ぐことが大切です。

 

食事管理のテクニック

飼い主さんは、犬の食事を一日に何回に分けて与えるか、どのようにして食事量を管理するかを考える必要があります。またおやつの与え過ぎにも注意が必要です。

適切な食事回数や量は、犬の年齢や活動量によって異なりますので、獣医さんと相談して計画を立てることが良いでしょう。

 

まとめ

タイニープードルは、トイプードルとティーカッププードルの間のサイズのプードルを指します。成犬時の体重は通常2~3kgで、で、成長の予測は初期段階では難しいですが、生後6ヶ月までに急速に成長し、8~10ヶ月で成長がほぼ完了します。体重管理には適切な運動量と安全な運動方法、バランスの良い食事と適切な食事管理が重要です。獣医さんとも連携をとりながら、愛犬にとって最適な体重を維持できるようにサポートしていきましょう。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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