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「 キンカロー 」 の一覧

【種別】ネコちゃん

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キンカローの特徴

種名
キンカロー
特徴
90年代の中頃に生み出された比較的新しく、珍しい猫種です。アメリカンカールから受け継いだカールした耳とマンチカンから受け継いだ短い足が特徴です。
原産国
アメリカ
成長時の大きさ
体重:1.0~3.0kg 体高:17~20cm
掛かりやすい病気
先天性疾患

キンカローの性格や特徴について紹介します

2020.08.05 2024.03.14

キンカローの歴史

キンカローという名前は、縮れているという意味の「kinky」と短い足という意味の「lowlegs」を足し合わせて名付けられたとされています。マンチカンとアメリカンカールの交配種であることから、日本ではマンチカールと呼ばれることもあります。
そんなキンカローはアメリカに住むテリー・ハリスの手によって誕生したと言われています。テリー・ハリスは、マンチカンの短い足とアメリカンカール巻いた耳をあわせもった猫を作出しようと交配を行い、1997年にはTICAに研究・実験的な猫として登録されました。正式な猫種ではなく、あくまで研究・実験的な猫として登録されているのには、理由があります。人為的に作出された短足というのは、骨格の異常が起きる遺伝リスクがあるからです。さらに、カールした耳も骨格以上に影響があるとされており、正式な猫種としての登録は慎重に検討されているようです。

特徴

体型、体の大きさ、見た目

キンカローは「セミコビー」と呼ばれるボディタイプです。平均体重は3~5kgと小柄ながら、肩や腰幅が広く、がっしりした体型をしています。体長が短く、体全体の長さよりもしっぽの方が長い子も多いです。
交配に使用されたマンチカンとアメリカンカールの特徴をしっかりと受け継いでおり、足は短く、耳は外側にカールしているのが大きな特徴です。

毛色、毛質

キンカローはさまざまな毛色が認められているので、種類が非常に多いです。中でも代表的と言われている毛色がブラック、グレー、クリーム、オレンジなどです。
毛質はシルクのように柔らかで、短毛~中毛の子が多いです。

目の色

毛色同様目の色も実に種類が豊富で、基本的にすべての色が認められています。

性格

キンカローは非常に社交的な性格をしています。そのため、小さな子どもとも仲良くすることができますし、来客が来ても物おじせず、むしろ自分から近づいていきます。このへんの性格は、アメリカンカールによく似ています。
遊び好きな面を持っていますが、どちらかというとひとり遊びよりも飼い主や家族と遊ぶことを好みますので、おもちゃなどを使ってぜひ一緒に遊んであげてください。
非常に賢いので、中には犬のように投げたボール持ってきてくれる子もいるので、ボール遊びを楽しむのも良いでしょう。

キンカローの飼い方

飼育環境

足は短いですが、活発で運動能力も高いので、しっかり運動できるようなスペースを用意してあげましょう。室内があまり広くない場合は、キャットタワーのような高さのある遊び場を設置してあげるのがおすすめです。ただし、高いところから飛び降りると関節を痛めてしまう危険性があるので、キャットタワーや段差の周辺には衝撃を吸収するマットなどを敷いておくと安心です。

食事

歴史の部分でも説明した通り、キンカローの足の短さは自然発生したものではなく、人為的に作られたものです。そのため、足腰に負担がかかりやすくなります。負担を少しでも軽減するためには、食事の管理をしっかり行い、肥満にさせないことが一番です。育ち盛りのときや若猫のときは運動量が多いので高カロリーのフードでも特に問題ないのですが、高齢になると代謝機能が衰えるだけでなく、運動量も減少してしまうので、カロリーが控えめなものに切り替えるようにしてください。

お手入れ

キンカローは毛がそれほど長くはないので、週に1~2回程度を目安にブラッシングを行ってあげてください。もちろんブラッシングが好きな子であれば、もう少し頻度を増やしてあげても構いません。シャンプーはあまり頻度が高いと皮膚トラブルのもとになってしまうので、月1回くらいを目安にしましょう。
また、キンカローは耳がカールしているので、耳のお手入れも合わせて行うようにしてください。

しつけ

キンカローはとても賢く、飼い主に対して従順なので、教えたことは比較的早く覚えてくれます。家に迎えたら、まずはトイレの場所と爪とぎをしてもよい場所を教えてあげるようにしましょう。他にも、芸を覚えることが可能だとされているので、投げたボールを飼い主のもとに持ってくる「持ってこい」などに挑戦してみても良いかもしれません。

気をつけたい病気

キンカローは歴史が浅いため、病気に関するデータがまだまだ少ない状態ですが、ざ瘡になりやすいとされています。猫にきびとも呼ばれ、あごの下の毛穴に分泌物がたまり、細菌感染して起こる皮膚病の一種です。症状が軽い場合は、オキシドールを含ませたコットンで拭いてあげることで改善が見られますが、重度の場合は速やかに動物病院を受診しましょう。

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