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猫図鑑

アビシニアンの毛色の種類と気になる抜け毛について

2020.08.13 2024.04.01

グラデーションのある美しい被毛と、鈴を転がすような可愛い鳴き声の美しい猫アビシニアン。

アビシニアンの毛色は4種類あります。今回はそれぞれの毛色について詳しく見ていきましょう。あなたのお気に入りの毛色を見つけてみてください。

また、気になる抜け毛対策についてもまとめています。アビシニアンの美しい毛並みを保つために是非知っておきましょう。

アビシニアンの特徴

「クレオパトラに愛された猫」として知られるアビシニアン。

アビシニアンは、小柄ですが筋肉質の引き締まった体をしています。美しく輝く被毛、おでこのタビー模様、美しい鳴き声、大きくて先のとがった耳、アーモンド型の可愛い目が特徴で、大変人気のある猫種です。

性格は活発で賢く、人とコミュニケーションを取るのが上手なのでとても飼いやすいです。また、甘えん坊で人に良く懐きます。特にオスは人にべったりと甘える猫が多く、猫に甘えられたい方にはとてもおすすめの猫種です。

アビシニアンの毛色

アビシニアンの被毛は「ティッキング」と呼ばれる色のつき方が特徴です。

ティッキングとは、1本の毛に数種類の色が混じっていることを言い、ティッキングの色は根本が薄く、毛先にいくほど濃くなっていきます。

体全体では4つの虹のような帯状になっており、独特のグラデーションを醸し出します。

毛色の種類はフォーン、ルディ、レッド、アビシニアンブルーの4色があります。

フォーン

フォーンは、柔らかなピンクベージュがベースの色で、薄いココアブラウンや濃いピンクベージュのティッキングが入ります。

体の下側や胸の内側はグレーがかったイエローで、肉球や鼻先は赤みのあるピンクで可愛いです。全体的に優しい色味でミルクティーのようなイメージです。

ルディ

アビシニアンの中で最も多い毛色です。淡いオレンジ色がベースで黒のティッキングが入ります。耳と尻尾の先と肉球はブラウンになっています。

目の周りの被毛は薄い色で、目の下に黒いアイラインのようなラインが入ります。これは「クレオパトラライン」と呼ばれ、アーモンド型の目の美しさを際立たせます。

クレオパトラに由来するエジプトのイメージを最も表現している毛色となります。

レッド

ソレルアビシニアンとも呼ばれます。

栗色・レッドをベースにシナモン色のティッキングが入ります。尻尾の先はシナモン色、肉球と鼻先・耳元はピンクです。ルディに少しにていますが黒のティッキングがありません。

つやのある美しい毛並みで、気品があります。

アビシニアンブルー

近年とても人気のあるカラーです。

ベースはブルーグレーで、灰色味のストレートブルーのティッキングが入ります。
体の下側や、胸や足の内側は淡いクリーム色、背骨に沿ったラインは色が濃くなっています。

尻尾の先は濃いグレー、肉球や鼻先は紫がかった赤色です。

ブルーグレーのクールな色味と柔らかいクリームベージュの配色が大変美しく、なんとも神秘的な印象を醸し出します。

アビシニアンの中では数の少ない毛色となっています。

アビシニアンは抜け毛が多い?

アビシニアンは、抜け毛が多いです。

猫の被毛はシングルコートとダブルコートに分けられますが、アビシニアンの毛は「ダブルコート」です。

ダブルコートは、厚くて長い「オーバーコート」と柔らかくて短い「アンダーコート」で構成されています。オーバーコートは水や直射日光から皮膚を守る役割、アンダーコートは保温の役割があります。

ダブルコートの猫種の場合、換毛期には体温調節のため毛が大量に抜けます。換毛期は春と秋ですので、この時期は抜け毛のケアが特に必要になります。

抜け毛の対策方法は

アビシニアンの抜け毛の対策方法で有効なのは、なんといってもブラッシングでしょう。

短毛種のアビシニアンには「ラバーブラシ」がおすすめです。

ブラッシングするときは、力を入れずに優しくブラッシングしましょう。また、リラックスさせるために優しく声をかけたり体を撫でてあげながらブラッシングすると良いでしょう。

猫がブラッシングは気持ちよいと感じ、好きになってくれるとケアがとてもやりやすくなります。逆に、怖がらせてしまうとブラッシングを嫌がるようになり、ケアするのがとても大変になりますので、十分注意しましょう。

子猫の頃からこまめにブラッシングをして、慣れさせておくのがおすすめです。

猫の毛をブラッシングすると、あちこちに毛が飛び散りとても大変ですね。そんなときは、濡らしたタオルで毛を湿らせおくと飛び散りにくくなります。便利なブラッシングスプレーなどのグッズもありますので、利用しても良いでしょう。

また、定期的にシャンプーをするのもおすすめです。ただしあまり頻繁にすると被毛のぱさつきにつながりますので、年に1~2回程度にしておきましょう。

猫は基本的には洗う必要がないと言いますが、アレルギー防止にもなりますので、どうしても抜け毛に困っているときにはシャンプーしてみても良いですね。

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この記事の監修者

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