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アメリカンカールの平均寿命と気をつけたい病気について

2020.10.13 2024.04.01

外側に大きくカールした耳が愛くるしいアメリカンカール。

そんなアメリカンカールを家族の一員として迎えようと思った時には、平均寿命やかかりやすい病気、ケガなどが気になりますよね。

今回はアメリカンカールの平均寿命と気を付けたい病気・ケガ、長生きの秘訣をご紹介します。
これからアメリカンカールを飼ってみたい人や、既に飼っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

アメリカンカールの平均寿命

アメリカンカールの平均寿命は12~16歳ほどと言われています。猫全体の平均寿命は14~15年ほどなので、それと比較するとアメリカンカールの平均寿命は少しだけ長いことが分かりますね。

では、アメリカンショートヘアの年齢を人間に換算すると何歳になるのでしょうか?
表にまとめてみました。

【アメリカンカールと人間の年齢換算表】

アメリカンカールの年齢

人に例えた年齢

1ヶ月

1歳

2ヶ月

3歳

3ヶ月

5歳

6ヶ月

9歳

9ヶ月

13歳

1歳

17歳

2歳

23歳

3歳

28歳

4歳

32歳

5歳

36歳

6歳

40歳

7歳

44歳

8歳

48歳

9歳

52歳

10歳

56歳

11歳

60歳

12歳

64歳

13歳

68歳

14歳

72歳

15歳

76歳

16歳

80歳

17歳

84歳

18歳

88歳

19歳

92歳

20歳

96歳

アメリカンカールは人間の何倍ものスピードで歳をとり、1歳になると人間の17歳にもなります。
遺伝性の病気が少ない猫種のため平均寿命はやや長めですが、シニア期になると病気にかかりやすくなりますので、飼い主さんがしかり健康管理してあげましょう。

アメリカンカールの気を付けたい病気・ケガ

猫がかかりやすい病気・ケガを知っておけば病気の予防や早期発見に役立ちます。
では、アメリカンカールが気を付けたい病気・ケガにはどのようなものがあるのでしょうか?さっそく確認していきましょう。

外耳炎

アメリカンカールは耳が外側にカールしていることから耳の中に細菌が入りやすく、特に外耳炎になりやすいと言われています。
外耳炎になると耳の穴から鼓膜にかけて炎症がおきて、痒みが生じます。
「耳をかゆがっている」、「耳垢の色がおかしい」、「耳からニオイがする」という時には、外耳炎を疑いましょう。

耳掃除のやり過ぎなど、飼い主さんの間違った耳掃除で外耳炎になってしまうこともありますので、病気にならないためにも正しい耳掃除をしてくださいね。

毛球症

毛球症は、グルーミング(毛づくろい)をした際に飲み込んだ毛が胃の中で球状になって溜まり、胃粘膜を刺激したり、小腸の出口をふさいでしまったりする病気です。

体調不良でうまく毛を排出できなかったり、大量に毛を飲み込んでしまったりすることが毛球症の原因です。
そのため、どのような猫種でも毛球症になる可能性はありますが、アメリカンカールのような長毛種は毛球症になりやすいのです。

毛球症になると「食欲がなくなる」「便秘になる」「嘔吐する」などの症状が現れますので、これらを参考にして猫の様子をチェックしてあげてください。

また、定期的にブラッシングなどでケアして予防することも大切です。

軟骨の損傷

アメリカンカールは耳の軟骨がしっかりしており、外側に大きく反り返っています。
くるっとカールした耳は愛くるしいですが、飼い主さんが耳をいじったり無理に向きを変えたりすると軟骨が損傷してしまう可能性があります。耳はできるだけ触らないようにしましょう。

特に、小さなお子様は猫の耳や尻尾をいじって遊ぶことが多いため、よく注意してくださいね。

アメリカンカールの長生きの秘訣

ブラッシング、シャンプーを欠かさない

長毛種の猫は毛球症になりやすいので、ブラッシングとシャンプーを欠かさないことが大切です。
ブラッシングやシャンプーを怠ると、毛づくろいする際に毛を大量に飲み込んでしまい、毛球症になってしまいます。
コームやピンブラシなどを使った1日1回のブラッシング、定期的なシャンプーで毛球症を予防しましょう。

ストレスに気を付ける

アメリカンカールは人懐っこく落ち着いた性格で、きちんとお留守番もできるような猫です。比較的飼いやすい猫種ですが、アメリカンカールは寂しがり屋な面もあり、それがストレスに繋がることもあります。

ストレスは心身ともに悪影響を与え、問題行動や体調不良を引き起こします。
なるべく猫がストレスを感じないよう、部屋を自由に行き来できるようにしておいたり、きちんと構ってあげたりすることが大切です。

定期的な健康診断とワクチン接種を欠かさない。

猫に長生きしてもらうためには、病気の早期発見と適切な対応が非常に重要です。
健康に見えても病気にかかっているケースもありますし、猫の病気は早期発見が難しいため、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

また、必要なワクチン接種も欠かさず行ってくださいね。

まとめ

アメリカンカールは比較的長生きする猫種なため、長く一緒に暮らすことができます。
遺伝性の病気が少ない猫ですが、できるだけ長生きしてもらうためには飼い主さんが猫の病気や気を付けることを知っておくことが大切です。
アメリカンカールについて正しい知識を身につけ、しっかりコミュニケーションをとって猫の些細な変化に気づけるようにしましょう。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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