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セントバーナードの特徴や性格について紹介します!

2018.07.23 2024.03.22

セントバーナードの特徴・性格分析

アルプスの山中で遭難者を救助していた「アルプスの聖なる守護犬」セントバーナードの性格は、非常に穏やかで温和で寛容。子どもにも優しく、いるだけで家族に安心感を与えてくれる頼れる存在です。家族が大好きで甘えん坊、飼い主に甘える大きな体の大きな愛を受け止めるのは大変ですが、それも大型犬の飼い主の醍醐味ですね。ゆったりとしながらもよく観察していて、自分で状況判断する思考力に長けています。関心がないと動かない頑固な面も。落ち着いて根気強く、愛情深く育ててあげてくださいね。セント・バーナードはきっとあなたの家庭の守護犬になってくれますよ。暑さには弱いので、暑い時は温度調節が必要です。よだれの量も多いので、室内で飼う場合はよだれかけがあるといいですね。

セントバーナードの種類


2世紀にローマ帝国がアルプスに侵攻した時に連れて来たモロシア犬が祖先ではないかと言われています。セント・バーナードはアルプス山中のサン・ベルナール僧院に番犬として飼育されていましたが、やがて遭難者探索・救助に使役されるようになりました。17世紀から19世紀の3世紀に渡り2000人以上もの遭難者を救助したという記録が残っています。近親交配による遺伝的疾患で個体数を減らし、絶滅寸前の時期もありましたが、他犬種との交配により改良されていきました。この交配により、現在では長毛のラフコートと短毛のスムースコートと2種類の毛質があります。

セントバーナードの毛色・見た目

あらゆる犬種の中でもっとも重い超大型犬セント・バーナード。骨格は太くたくましく、頭部、首、胸、胴、四肢と、とにかくすべてのパーツのスケールが大きいのです。でも大きな顔の中、困ったように垂れた小さな目がなんともにくめなくて、大きいけれど優しいこの犬種の魅力になっています。耳は前の方に垂れて、ふさふさした尻尾は下に垂れています。長毛と短毛の2種類の毛質はどちらも上毛と柔らかく密生した下毛のダブルコート,。毛色は地色のホワイトに明るいレッドブラウンの班や、レッドブラウンが体を覆っているブランケットなどが見られます。

セントバーナードのしつけ方法

セント・バーナードは穏やかで温厚な犬ですが、何と言っても大きく、成犬は70キロを超えるほどです。子犬の頃から、人や他の犬や様々な環境に慣らして、フレンドリーな犬に育てましょう。犬がじゃれて跳びかかったり急に走り出したりしたら、ケガをしたり引きずられて事故にあうなど、悪気はなくても危険です。大型犬はとても成長が早いので、服従訓練も幼犬期から始めましょう。興味のないことには反応しようとしない頑固さもあり、しつけは手こずることもありますが、おもちゃやおやつで関心をひいて根気よく教えてあげてくださいね。人をよく観察している犬種ですので、穏やかに接し、信頼される飼い主になりましょう。

セントバーナードの気を付けたい病気

  • ・股関節形成不全
  • ・拡張型心筋症
  • ・前十字じん帯断裂

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

セントバーナードの寿命とかかりやすい病気

セントバーナードのお散歩と運動

大型犬は関節などに負担がかかるので、若いころからしっかり運動させて太らせないように、そして体を支える頑健な筋肉を作るようにしましょう。ただし、骨格が出来上がっていない幼犬期に過度に運動させると故障の原因になります。股関節形成不全など遺伝的な疾患も見られる犬種ですので、愛犬の様子を観察しながら運動量をコントロールする必要があります。どんなに温和な犬であっても、運動不足などのストレスがたまれば問題行動につながります。毎日運動量を確保して、エネルギーを発散させてあげてくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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