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ブルドッグは抜け毛が多い?抜け毛対策や、お手入れ方法を紹介します

2019.01.16 2024.03.18

毛が短く、ツヤのある見た目であることから、あまり抜け毛がないようにも見えるブルドッグですが、実際はどうなのでしょうか?
この記事では、ブルドッグの抜け毛の有無やお手入れ方法についてご紹介します。

ブルドッグの被毛について

ブルドッグの被毛はダブルコート呼ばれています。

そもそも犬の被毛というのは、「シングルコート」と「ダブルコート」の2種類があります。
ダブルコートの特徴は、柔らかく、そして密集して生えているアンダーコートと比較的硬いオーバーコートの2層構造になっているということ。オーバーコートには、外からの刺激を防ぐ効果があり、アンダーコートには保温効果があります。そのため、ダブルコートは寒い国が原産の犬種に多いと言われています。

一方、シングルコートは防寒が必要ないような温暖な気候で生まれた犬に多く、アンダーコートがわずかしかありません。

抜け毛が多いかどうかは、ダブルコートかシングルコートかが大きく関わってきます。
というのも、アンダーコートは換毛期(夏毛から冬毛にまたは冬毛から夏毛に生え変わる時期)がおとずれるとごっそり抜けてしまうからです。

アンダーコートがわずかしかないシングルコートは一年を通して比較的抜け毛が少なく、ダブルコートは春と秋に毛が大量に抜けてしまいます。

抜け毛対策にもなるお手入れ方法

ダブルコートであるブルドッグは抜け毛が多い傾向にあり、しっかりお手入れをしないと家中毛だらけになってしまいます。

特に短くて硬いブルドッグの抜け毛は家具や洋服などに刺さりやすく、洗濯や掃除に手間がかかります。
少しでも手間を省くためにも、被毛のお手入れはしっかり行いましょう。

手入れ1:ブラッシング

床に抜け落ちてしまう前に、まとめて抜け毛を除去できるので、ブラッシングは見た目をきれいに保つだけでなく、抜け毛対策として大いに効果があります。

使用するブラシですが、毛が短くそこまで毛量が多くない犬種の場合は、先が鋭いものだと皮膚をキズつけてしまう可能性があります。そのため、全体がシリコンでできたラバーブラシだと安全です。

ただ、ラバーブラシは細部をブラッシングするには向いていません。また、柔らかい素材なのでつい力を入れすぎてしまいがちですが、ブルドッグの敏感な皮膚を刺激してまうことにもつながるので、使い方に注意が必要です。

ラバーブラシでだいたいの抜け毛や汚れなどが除去出来たら、ブタやイノシシなど動物の毛から作られた獣毛ブラシで整えてあげるときれいに仕上げることができます。

手入れ2:シャンプー

ブルドッグのシャンプーの頻度は他の犬と同じく月に1~2回程度。皮脂が出やすい夏場などはもう少し頻度を増やしても良いですが、洗いすぎは必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆に皮膚トラブルを引き起こす原因になってしまうので注意してください。

では具体的なシャンプー方法について少し説明します。
人間においてもシャンプー前にお湯でしっかり予洗いすることは効果的とされていますが、犬の場合も同様です。洗剤を使わなくてもとれる軽い汚れやホコリなどを事前に洗い流しておくと、泡立ちが良くなるだけでなく、皮脂汚れもしっかりおとすことができます。熱すぎず、ぬるすぎない温度でマッサージしながら予洗いをしてあげましょう。

予洗いが終わったら、いよいよシャンプーに移ります。このとき、シャンプー剤を直接皮膚にかけるのではなく、しっかり泡立ててから皮膚にかけてあげてください。洗うときは頭の方からお尻にかけて、毛の流れに逆らわず指の腹を使って優しく洗います。

シャンプー時の注意点は、必ず犬用のものを使うということです。人間用のものは刺激が強すぎてしまうので使用は避けてください。

一通り洗ったら、洗剤が残らないように時間をかけてすすぎます。湿度が低く、暖房器具を使う頻度が増える冬は、すすぎのあとに保湿ケアを行ってあげるのも良いですよ。

すすぎのあとはタオルドライをして、ドライヤーでしっかり乾かしてあげてください。

ブルドッグにトリミングは必要?

これまでにも何度か説明していますが、ブルドッグは毛が短いのでトリミングの必要はありません。
ただ、ブルドッグもグルーミングは必要ですので、爪切りや耳のお掃除、肉球の間の毛のカットなどがうまくできるか不安…ということであれば、サロンに行ってプロにお任せするのがおすすめです。

まとめ

ブルドッグは意外に抜け毛が多く、苦労している方も多いようです。ブラッシングやシャンプーといった日々のケアは抜け毛対策として効果的ではありますが、それでも完全に抜け毛がなくなるわけではありません。
着る服やソファ、カーペットなどを毛がつきにくい素材にしてみたり、ペットの抜け毛専用のクリーナーを試してみるなど工夫しながら上手に抜け毛と付き合っていきましょう。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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