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コーギーは外で飼える?飼いやすさや飼い方を紹介します

2018.11.19 2024.03.26

短い足にフワフワなおしり、まるで笑っているかのような表情がなんとも愛らしいコーギーは、ペットとしてたいへん人気があります。

飼ってみたいな…と思っている方も多いと思いますが、そもそもコーギーは飼いやすい犬種なのでしょうか?

コーギーの飼いやすさ

コーギーは、犬を飼ったことがない人でも比較的扱いやすい犬種と言えます。

というのも、コーギーは物覚えがよく、状況判断能力にも優れています。非常に賢いため、しつけもしやすいです。

さらに、飼い主さん対して深い愛情を示してくれますが、いつでも飼い主のそばにいたがるようなべたべたするタイプではありません。そのため、ひとりでお留守番もすることができますよ。

コーギーの飼い方

しつけについて

コーギーは牧畜犬として飼育されていた歴史があります。家畜の見張りを行う他、家畜に吠えたり、かかとに噛みついたりすることで決められた場所に家畜たちを誘導します。そういった背景から、吠えたり、噛みつきやすい傾向にあるのです。

そのため、「吠え」と「噛みつき」についてはしっかりしつける必要がありますが、先程も少し紹介したとおり、コーギーは賢いのでしつけのしやすい犬種です。

吠え癖のしつけ

犬が吠える原因は実にさまざまです。そのため、しつけの仕方も原因によって変えていかなければいけません。

おやつが欲しい、遊んでほしいといった要求吠えに対しては、一切答えないことが大切です。

一旦要求に従ってしまうと、吠えたら要求を叶えてもらえると学習し、繰り返し吠えるようになります。そのため、吠えている間はとにかく無視をして、静かになったらおやつをあげる、または一緒に遊んであげるようにしてください。

また、コーギーは警戒心が強いため、社会化を行わないと知らない犬や人に対して大きな声で吠えるようになります。

そのためには、社会化期と呼ばれる生後4週間~13週間頃の過ごし方が重要になります。この時期は特に好奇心旺盛なので、恐怖心や警戒心よりも、これは何だろう?とさまざまなものに興味を持ってくれます。このときに抱っこした状態で家の周りを歩いてみたり、人や犬が集まりやすい公園に出向いてみるなど、なるべく外の世界に触れる機会を作りましょう。

噛み癖のしつけ

吠え癖のときと同じく、噛み癖のしつけについても無視をすることが効果的です。かまって!と言わんばかりに噛みついてきたときはあえて反応せず、毅然とした態度で対応しましょう。それを繰り返していると、次第に噛んだら遊んでもらえない、つまらないと学習するようになります。

また、生後4~5か月くらいの子犬においては、歯の生え変わりに伴い、歯の違和感をどうにか紛らわそうと目についたもの何でも噛みたがります。この噛み癖に対しては、好きなときに好きなだけ噛んでも大丈夫なおもちゃを与えるようにしましょう。あまり硬すぎると歯を痛める原因になりますので、注意してください。

運動について

コーギーは運動量が多い犬種なので、30分~1時間の散歩を1日2回行うことが理想的です。ゆっくりウォーキングするだけではなく、ダッシュも取り入れるなど、メリハリをつけて運動させましょう。

また、賢いコーギーには隠したもの探して持ってこさせる、というような頭を使うような遊びも混ぜてあげるのがおすすめです。

食事について

コーギーは食欲旺盛で、かつ太りやすいという傾向にあります。肥満はさまざまな病気を引き起こすことにつながりますので、愛犬のことを考えるのであれば、適正量はしっかり守るようにしてください。

食事の量だけでなく、食事の質にもこだわる必要があります。

高カロリーであったり、塩分や添加物が多いものはできるだけ避けるように心がけ、アレルギーのもととなる材料が入っていないかも気にしてあげましょう。

お手入れについて

コーギーの被毛は「ダブルコート」と呼ばれるタイプで、オーバーコートとアンダーコートの2層構造になっています。

ダブルコートの犬種は、暖かくなる春には役目を終えた冬用の毛が抜け、寒くなり始める秋には夏用の毛が抜けます。

春と秋は換毛期と呼ばれ、想像以上にごっそりと毛が抜けます。普通に歩いただけでも毛が抜け落ちるので、家に毛が散らばってしまうのを防ぐためにも毎日のブラッシングが欠かせません。

飼育環境について

コーギーは室内で飼うことも室外で飼うこともできる犬種です。室内で飼う場合、コーギーは椎間板ヘルニアなど関節の病気を発症しやすいので、過ごす部屋の床材を滑りにくいものにしたり、段差をできる限り作らないようにするといったことが必要です。

室外で飼う場合は、細かな温度管理ができないため、季節に合わせて快適な空間を作ってあげなければいけません。特にコーギーは足が短いので、地面からの照り返しを受けやすくなります。夏場は特に風通しがよく、日陰がしっかりできるように工夫をしてあげましょう。

まとめ

コーギーは、牧畜犬として飼育されていたことから、吠えやすい、噛みつきやすいという面がありますが、物覚えがよく、非常に賢いのでしつけをすればとても優秀なパートナーとなってくれます。

犬を飼ったことがない人にとってもそれほど難易度は高くないと言えます。

コーギーは室内でも室外でも飼育することは可能ですが、特に外で飼う場合には、飼育環境をしっかりと整えることが求められます。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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