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パグの大きさは?性格や平均寿命、成犬の適正体重、適正体重を維持するためのポイント、注意すべき病気について解説

2024.08.30 2024.08.30

ぺたんこの鼻、短い足、しわしわの皮膚が特徴的なパグですが、成犬はどのくらいの大きさなのでしょうか?この記事ではパグの大きさや成犬の適正体重、適正体重を維持するためのポイント、注意すべき病気について解説します。

パグの基本情報

まずはパグはどんな犬なのか解説します。

性格

パグはおおらかで非常に社交的な性格のため、飼い主さんだけでなく、家族全員と仲良く過ごすことができます。また活発で元気な一面を持ちつつリラックスする時間も大切にするため、遊ぶ時間も穏やかな時間も、どちらも家族と楽しむことができます。

特徴

パグは独特な外見が一番の特徴といえるでしょう。小さな体に大きな丸い目が特徴で、その愛くるしい姿が魅力です。顔には多くのしわがあり、これがパグのユニークな魅力を引き立てています。耳は薄く小さく、垂れ気味なものが一般的です。被毛は短く、手入れも比較的簡単です。

平均寿命

パグの平均寿命は約12〜15年程度と言われています。

ですがこの寿命は、生活習慣と飼い主さんによる日々のケアによって大きく左右されます。定期的な健康チェックや適切な食事、運動が長寿の鍵となります。

成犬の大きさ

成犬のパグはどのくらいの大きさか以下で解説します。

成犬の体高

成犬のパグの体高は約25〜36cm程度が一般的で、 男の子の方が女の子よりも若干大きめである場合が多いです。

どの犬種にも言える事ですが、大きさには個体差があります。

成犬の適正体重

パグの成犬の適正体重は約6.3〜8.1kg程度が一般的です。

体高によって適正体重も変わりますので、愛犬だけの適正体重を把握することが大切です。

適正体重を超えると肥満になりやすくなり、健康問題が発生する可能性がありますので、定期的に体重をチェックするようにしましょう。

適正体重を維持するためのポイント

適正体重を維持するために大切な点について解説します。

食事管理

パグの健康を保つためには、適切な食事管理が必要です。バランスの取れた食事を与えることで、必要な栄養素をしっかりと摂取できるようにしましょう。適量を守り、食事の質に気を付けることが重要です。

おやつや人間の食べ物を与えすぎると、肥満や健康問題の原因になることがあります。また定期的な食事の見直しも重要で、年齢や活動量に応じて食事内容を調整するようにしましょう。

定期的な運動

適度な運動はパグの健康管理に欠かせません。毎日の散歩や軽い遊びを取り入れることで、体重管理がしやすくなります。運動は体重をコントロールするだけでなく、心身の健康にも良い影響を与えます。

パグは活発で遊び好きな犬ですが、過度な運動は負担になることもありますので、適度な範囲での運動が理想です。

獣医さんによる定期検診

定期的に獣医さんの診察を受けることは、パグの健康を維持するために非常に重要です。健康状態を確認し、体重やその他の健康問題について専門的なアドバイスをもらうようにしましょう。

早期に問題を発見して適切な対応をすることで治せる病気もあります。健康を守り、長く健康に愛犬と一緒に過ごせるようにしましょう。

注意すべき病気

パグが注意すべき病気は以下のようなものがあります。

パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)

パグ脳炎は、大脳と髄膜の壊死性炎症に起因していて、発作等の神経症状がみられる病気です。

発症すると、けいれんや異常行動、発熱、首の痛み、失明などの症状が見られることがあります。この病気は獣医師の診察を受け早期に発見することが重要です。完治させる方法は確立していませんが、早期発見により進行を遅らせたり、症状を緩和できる可能性があります。

熱中症

パグは鼻が短いため、熱中症になりやすい犬種です。夏の暑い日や湿度の高い日に、呼吸がしづらいためと言われています。

熱中症の症状としては、過度の汗をかく、呼吸が速くなる、よだれがとまらない、ふらつきなどがあります。外での活動時にはこまめに水分を与え、涼しい場所で休ませることが予防につながります。熱中症になった場合は、すぐに涼しい場所に移し、体を冷やすなどして、いち早く獣医さんに連絡することが必要です。

膿皮症

膿皮症は、犬の皮膚に細菌感染が起こり、膿ができる病気です。皮膚のバリア機構が破壊されたり、免疫力が低下することなどが引き金となり、皮膚で細菌が繁殖することで発症します。

パグの短い被毛としわは皮膚が湿気や摩擦にさらされやすく、感染しやすいので注意が必要です。

症状としては、皮膚の赤みやかゆみ、膿、ふけや脱毛が見られます。日常的なケアとしては、清潔な環境を保ち、被毛の手入れをしっかりと行うことが大切です。膿皮症の症状が見られた場合は、獣医さんの診断を受け、投薬などの適切な治療を行うことが重要です。

まとめ

パグはおおらかで社交的な性格で、活発ながらもリラックスする時間も大切にします。成犬の体高は約25〜36cm程度、体重は6.3〜8.1kg程度が一般的です。体重管理にはバランスの取れた食事、定期的な運動、獣医さんによる検診が重要です。注意すべき病気には、パグ脳炎(神経症状が現れる炎症)、熱中症(短い鼻で呼吸が困難)、膿皮症(皮膚の細菌感染)があります。これらの病気には早期発見と適切な対応が必要です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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