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シベリアンハスキーは抜け毛が多い?毛色やお手入れ方法を紹介します

2021.05.10 2024.03.26

思わず触りたくなるような、豊かな被毛に覆われているシベリアンハスキー。実は抜け毛が非常に多い犬種なんです。なぜそんなに抜け毛が多いのか、抜け毛が多い場合はどのようなお手入れが必要なのかご紹介します。

シベリアンハスキーの被毛のタイプは?

シベリアンハスキーはダブルコートの犬種なので、綿毛のように柔らかなアンダーコートとストレートでしっかりとした手触りのオーバーコートが生えています。それぞれの毛には役割があり、アンダーコートは体温の保持、オーバーコートは紫外線から皮膚を守ったり、雪や水をはじいたりすることができます。

シベリアンハスキーの被毛カラーは?

毛色は非常にバリエーション豊かで、ブラック・ブラウン・グレー・レッドなどの単色に加え、ブラック&ホワイト・グレー&ホワイト・セーブル&ホワイトなどホワイトカラーとの組み合わせもあります。

シベリアンハスキーは抜け毛が多い?

シベリアンハスキーは犬の中でも特に抜け毛が多いことで有名です。なぜそんなに抜け毛が多いかというと、被毛の厚さと換毛期が関係しています。

被毛の厚さ

シベリアンハスキーは極寒の地シベリアが原産の犬種です。厳しい寒さに耐えながら生活していかなければいけないので、被毛は厚く、とても密に生えています。毛の量が多いので、その分抜け毛の量も多くなってしまうのです。

換毛期

シベリアンハスキーをはじめ、ダブルコートの犬種は春と秋に換毛期が訪れます。これは人間でいうところの衣替えです。暖かくなる春には冬用の毛が抜け、夏用の毛に生え変わります。逆に気温が下がってくる秋には、夏用の毛が抜け、冬用の毛が生えてきます。この換毛期のときは毛が束になってごそっと抜けることも珍しくありません。

シベリアンハスキーのお手入れ方法

ブラッシング

換毛期のときは毎日、換毛期以外のときは週に2~3回を目安にブラッシングを行いましょう。被毛が厚いので、コームのような小さなブラシではなく、被毛の根元までしっかりととかせるスリッカーブラシがおすすめです。スリッカーブラシを使用する際の注意点として、ブラシの先が鋭くなっていますので、力を入れすぎると皮膚を傷める可能性があります。愛犬が痛がっていないか様子を見ながら優しくブラッシングしてください。

シャンプー

シベリアンハスキーは体臭が比較的少ないので、シャンプーは月に1、2回程度で問題ありません。一見するときれいなようでも、実は見えにくいところが結構汚れていた、なんてこともあります。ぬらしたタオルなどで拭いても汚れが取れない場合は、シャンプーできれいにしてあげてください。自宅でシャンプーしても良いですが、お風呂場が広くなかったり、被毛が多くてうまく洗えなかったりする場合は、トリミングサロンにお任せしましょう。

シベリアンハスキーの抜け毛や毛玉対策方法

定期的なブラッシング

オーバーコートはストレートでしっかりとした毛質をしているので、毛玉はできにくいです。しかし、アンダーコートは柔らかいので、絡まって毛玉になってしまうことがあります。毛玉を放置すると皮膚が引っ張られて痛みが生じるだけでなく、皮膚の通気も悪くなります。定期的にブラッシングをして、毛玉になってしまうのを未然に防ぎましょう。
丁寧にブラッシングしてあげれば、家の中に抜け落ちる毛の量も減らすことができますので、掃除が楽になりますよ。

こまめな掃除

換毛期のときは毎日のように毛がたくさん抜けますので、とにかくこまめに掃除をしましょう。犬の毛はほこりと同じく部屋の隅にたまる傾向があるので、部屋の隅→部屋の真ん中の順で掃除をしましょう。いきなり掃除機をかけてしまうと、部屋の中の毛が舞いあがってしまうので、まずはフローリング用のモップなどで掃除するのがおすすめです。
カーペットに付着した毛は、粘着ローラーやタワシを使うことで除去することができますが、愛犬が出入りする部屋にはそもそも毛足の長いカーペットを敷かないというのも一つの手です。

まとめ

オオカミのような凛々しい顔立ちとふさふさとした豊かな毛に魅力を感じている方も多いと思います。ただ、シベリアンハスキーは犬の中でも特に抜け毛が多いです。換毛期のときは家中が毛だらけになってしまうこともよくあります。シベリアンハスキーを飼いたいなと思っている方は、事前に抜け毛の多さを理解したうえでお家に迎えてあげてください。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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