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シェットランドシープドッグ(シェルティー)の寿命はどのくらい?気をつけたい病気を紹介します

2019.04.14 2024.03.26

販売中のシェットランドシープドッグ

平均寿命

シェルティーの平均寿命は、12~13年とされています。シェルティーと同じ祖先をもち、容姿が良く似ているラフコリーは14~16年と言われているので、比べると平均寿命はやや短めです。しかし、体は比較的丈夫な犬種なので、遺伝的な疾患がなければ平均よりも長く一緒にいることが可能です。

平均寿命の換算方法は諸説ありますが、人に例えた場合、小型犬は概ね以下のような年齢だと言われています。

犬の年齢

人に例えた年齢

1歳

12歳

2歳

25歳

3歳

29歳

4歳

33歳

5歳

37歳

6歳

42歳

7歳

46歳

8歳

50歳

9歳

55歳

10歳

59歳

11歳

63歳

12歳

68歳

13歳

72歳

14歳

76歳

15歳

81歳

16歳

85歳

17歳

89歳

18歳

94歳

19歳

98歳

20歳

102歳

では、より長く一緒に暮らすために、飼い主にできることは何でしょうか。気を付けてあげたい病気や、生活する上で注意すべきことについて解説します。

長生きの秘訣

シェルティーの体質や性格を配慮して、以下のことに気を付けてあげましょう。

肥満にならないよう気を付ける

シェルティーは肥満になりやすい犬種と言われています。適正体重を大幅にオーバーしてしまうと関節に負担がかかり、関節疾患を発症しやすくなります。肥満にならないようにするためには、食事の管理をしっかり行うことが重要です。
食事の量は基本的にドッグフードのパッケージ記載されている量を目安にしますが、合わせて便の状態と体重を確認してあげてください。便が柔らかすぎる場合は量が多く、逆に硬すぎる場合は少ない可能性があります。もしも体重に変化はないのに、便の状態が柔らかすぎたりする場合は病気のおそれもありますので、一度動物病院を受診しましょう。

ストレスを発散させる

シェルティーは辛抱強く、そして繊細な面を持っています。甘えたいのに飼い主さんの状況を見て我慢してしまう、なんてことも。さみしさは大きなストレスとなってしまうので、積極的にスキンシップをとってあげることが大切です。また、シェルティーはかつて牧羊犬として活躍していたことから運動量が多い犬種です。飼い主さんと遊ぶことも大好きなので、運動不足はストレスとなってしまいます。運動量としては、毎日30分ほどの散歩を2回行うのが理想です。ゆっくり歩くだけではなく、ジョギングやボール遊びなどを取り入れてあげるのがおすすめです。

お手入れをしっかり行う

シェルティーは被毛が豊富なので、毎日ブラッシングをしてあげないと毛が絡まり、通気性が悪くなってしまいます。そうなると皮膚疾患を引き起こすことにもつながりますので、最低でも1日1回のブラッシングと月に1回のシャンプーでお手入れをしっかり行ってあげてください。

気を付けたい病気

コリー眼異常(コリーアイ症候群)

コリー眼異常はコリー系の犬種やシェルティーが好発しやすいもので、目の組織に異常が起こる病気です。

症状

症状には個体差があり、症状がない場合もありますし、軽度の視力障害が現れる場合や失明にいたることもあります。

治療法

コリー眼異常に対する決定的な治療法はありません。この病気にかかると網膜剥離や眼内出血が見られることがあるので、そちらの治療を進めることになります。

予防法

遺伝性の疾患なので、有効な予防法というのはありません。少しでも発生するリスクを下げるためには、この病気を発症した子を繁殖に使用しないことです。

てんかん

てんかんは、発作を繰り返してしまう脳の病気といわれています。

症状

けいれんする、泡を吹く、失神するなどの症状が見られます。

治療法

症状の軽減や発症の頻度を少なくするため、抗てんかん薬の投与を行うことで治療します。ただ、脳腫瘍や水頭症がてんかんを引き起こしている場合には、そちらを治療すべく外科的治療法が適用されることがあります。

予防法

病気が原因で引き起こされるてんかんについては、その病気の早期発見が予防法と言えるかもしれませんが、原因がはっきりとわからないことのほうが多いので、有効な予防法がないのが現状です。

股関節形成不全

股関節の形態的な異常のことで、成長期によく見られると言われています。

症状

腰を振るように歩く、上手く座れない、後ろ足が上手く使えないので跳ねるように歩くなどの症状が見られます。

治療法

軽度であれば、運動制限や体重管理などに加え、鎮痛剤やレーザー療法によって痛みを和らげるような治療法を行っていきます。
重度の場合は、症状や股関節の状態に合わせた手術を選択する必要があります。

予防法

股関節形成不全は、遺伝的なものもありますし、生活環境や事故によって発症してしまうこともあります。そのため、普段の生活では、関節に負担をかけないようにすることが大切です。適正体重を超えるような肥満体系にさせない、高いところから頻繁に飛び降りさせないなどを意識しましょう。

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まとめ

シェルティーは比較的丈夫な犬種なので、飼い主さんの努力次第で平均寿命よりも長く一緒にいることが可能です。日頃の食事やお手入れに関しては気を使っている飼い主さんも多いと思いますが、実はストレスも寿命にかかわってきます。そのため、一緒にいる時間が十分にとれる方のほうがシェルティーの飼育には向いているといえます。

参考文献
コリーアイ症候群|犬の病気事典|アクサダイレクトのペット保険
犬の股関節形成不全(異形成)の診断と治療

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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