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ベンガルは多頭飼いに向いている?どんなことに注意するべき?

2020.11.29 2024.03.27

ヒョウ柄の美しい見た目とは裏腹に、甘えん坊で人懐っこい性格のベンガル。
そんなベンガルの飼い主さんのなかには、もう一匹ベンガルを迎えたいと思う方もいらっしゃることでしょう。
友好的と言われるベンガルですが、多頭飼いは向いているのでしょうか?
今回はベンガルを多頭飼いする時の注意点や、仲良くさせる方法をご紹介します。

ベンガルはオスとメスで性格の違いはある?

一口にベンガルといっても、オスとメスで性格に大きな違いがありますので飼う前にそれぞれの違いを知っておきましょう。

個体差はありますが、ベンガルはオスとメスで以下のような性格の違いがあります。

オスの性格

  • ・甘えん坊で人懐っこい
  • ・社交性がある
  • ・感情をストレートに出す
  • ・遊ぶのが好きで活発
  • ・穏やか

オスのベンガルは人懐っこく、遊ぶのが大好きな性格をしています。初めて会った人にも友好的で、子どもとも上手く接してくれます。
もともとベンガルは穏やかな性格をしていますが、オスは去勢をするとより一層穏やかになります。

メスの性格

  • ・オスよりも知的でクール
  • ・自立心がある
  • ・用心深くて慎重
  • ・人に甘えることは少ない
  • ・感情表現が控えめ

メスのベンガルはオスよりもクールで大人っぽい性格をしています。
自立心が高くて飼い主さんにもベタベタ接することは少ないので、落ち着いて猫を飼いたい方にオススメです。

ベンガル同士の多頭飼いについて

オス×オス

オスの猫は縄張り意識が強いため、オス同士で多頭飼いすると縄張り争いからケンカに発展することが多くあります。
兄弟を子猫のうちから多頭飼いする場合は仲良くやっていけることが多いのですが、成猫になってから多頭飼いするのは避けた方が良いでしょう。

オス×メス

先ほどご紹介したように、オスのベンガルとメスのベンガルは性格が異なるため、飼い主さんも飼いやすいですし、猫同士も仲良くやっていけるためオススメの組み合わせです。

ただし、オスとメスを一緒にすると繁殖の可能性がありますので、繁殖を希望しない場合にはしっかりと避妊・去勢手術をしておきましょう。

メス×メス

オスと比べてメスは縄張り意識が低いため、メス同士は仲良くやっていける傾向にあります。ただ、メスの中には同じメスに対してライバル心を抱く子もいて、ケンカになることもあるので注意してください。

メスは落ち着いた性格の子が多いので、メス同士で多頭飼いすれば落ち着いて飼育できるでしょう。

多頭飼いで仲良くさせる方法

最低二週間は様子を見る

先住猫とはやく仲良くさせたい気持ちはあるかと思いますが、最低二週間は様子をみましょう。いきなり先住猫と後から来た猫を直接会わせてしまうと相手を敵だと思って唸り合ったりしますので、後から来た猫はケージに入れて対面させてあげてください。

慣れてきたら少しずつ猫同士が接する時間を増やしていけば、自然と仲良くなっていきます。

どれくらい様子をみるかは猫によって異なりますので、猫の様子をみながら飼い主さんが調節してくださいね。特に、先住猫を長期間1匹で飼っていた場合は他の猫に慣れるまで時間がかかります。

お互いの匂いを交換する

仲の良い猫同士はお互いの体を擦りつけあって匂いを交換しますので、飼い主さんが猫の匂い交換をサポートしてあげると仲良くなりやすくなります。

それぞれの猫が使っているタオルなどで猫を撫でたりケージに入れたりすれば匂いがつきます。他にも、二匹が使っているトイレの砂を混ぜるのも良いでしょう。

多頭飼いで注意すべき点

猫の爪は切っておく

猫同士で遊んでいると時には遊びがエキサイトし、相手にケガをさせてしまうことがありますので、猫の爪はしっかりと切っておきましょう。

お互いに慣れて落ち着いてきたと思っても、遊びやケンカでケガをしてしまう可能性はありますので必ず定期的に爪切りする必要があります。

先住猫を優先する

後から来た猫を思い切り可愛がりたい気持ちはあるかと思いますが、飼い主さんが他の猫に付きっきりになると先住猫はストレスを溜めてしまいます。
後から来た猫に飼い主さんを盗られたと思い込んで、仲良くなれなくなってしまうこともありますので、いつも以上に先住猫を可愛がるようにしてください。
また、食事や遊びなども基本的に先住猫を優先させてあげることが大切です。

まとめ

ベンガルは多頭飼いしやすい猫種なので、飼い主さんがきちんと多頭飼いの注意点を守れば猫同士仲良くやっていきやすいでしょう。
ただ、オス同士を飼うと縄張り意識が働いてケンカをしやすい傾向にありますので、組み合わせには注意が必要です。

ベンガルを多頭飼いすると普段のお世話は倍になりますが、幸せも倍になります。
ぜひ、先住猫と新しい家族との生活を楽しんでくださいね。

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この記事の監修者

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