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猫図鑑

ロシアンブルーは本当に凶暴?性格と対処方法を知って対策!

2020.11.23 2024.03.26

光沢あるブルーの被毛とエメラルドグリーンの瞳のコントラストが美しいロシアンブルー。神秘的な印象で、見る人の心を捉えます。

ロシアンブルーは凶暴だという噂があるようですが、本当なのでしょうか?今回は、ロシアンブルーの性格や、凶暴になる原因、凶暴化したときの対処方法から、凶暴化させないための対策までをまとめました。

ロシアンブルーを飼ってみたい人、飼っている人は、是非参考にしてください。

ロシアンブルーってどんな性格?

ロシアンブルーは大人しく温厚です。あまり鳴くことがないため「ボイスレスキャット」と呼ばれることもあります。

始めての人には人見知りをしますが、慣れると良く懐き、飼い主には深い愛情を示してくれます。

ロシアンブルーが凶暴化する原因は?

温厚な性格のロシアンブルーが凶暴化するのはなぜでしょうか?ロシアンブルーが凶暴化する原因を見てみましょう。

見知らぬ人が近づいてきたから

ロシアンブルーは人見知りの強い性格ですので、知らない人に慣れるには時間がかかります。見知らぬ人の訪問はロシアンブルーにとっては怖いことです。しかも、その人が近づいてくる、触られそうになるといった場合は、パニックになり攻撃することがあります。

特に「多人数で大声で話したり騒いだりする。」「嫌がっているのに触ろうとする。」「可愛いからと追いかけまわす。」といった行為はロシアンブルーを怖がらせ、パニックにさせてしまいます。

恐怖を感じている

ロシアンブルーはとても臆病な性格です。少しのことでも恐怖を感じて攻撃的になってしまうことがあります。「掃除機などの大きな音を出して動き回る機械」「家族が奇声を発した。」「動物病院に連れて行かれた。」「危害を加えられそうになった。」など恐怖を感じてしまうシーンは様々です。

環境の変化

ロシアンブルーが特に嫌がることは、環境の変化です。「頻繁に部屋の模様替えをする。」「引っ越し」「外出」「旅行に行くからと友人の家へ預ける。」などです。このようなことがあると、ストレスから凶暴化してしまうことがあります。

ロシアンブルーのオスとメスで性格の違いはある?

ロシアンブルーのオスとメスでは、少し性格に違いがあるようです。オスは甘えん坊でより飼い主に忠実。さりげなく後追いしていつも飼い主のそばにいることを好みます。メスは自分のテリトリーを大切にして、自分が甘えたいときだけ飼い主のそばに来ます。

オスとメスでは、メスの方が凶暴化しやすいようです。より臆病で繊細、1人でいる時間を大切にするという習性から凶暴化しやすいと言えるでしょう。

ロシアンブルーが凶暴化したときの対処方法

ロシアンブルーが凶暴化したときは、どのように対応していけば良いのでしょうか?ここではロシアンブルーが凶暴化したときの対処方法についてまとめています。

飼い主が他の部屋に移動する

ロシアンブルーが凶暴化したときは、飼い主でも手が付けられない状態になっていることが多いでしょう。無理に落ち着かせようとせずに一旦放置することが大切です。

同じ部屋にいると嚙まれる可能性がありますので、飼い主は他の部屋に移動して興奮が収まるのを待ちましょう。

暴力をふるったり大声で叱ったりしない

ロシアンブルーが飼い主に対して攻撃的になっているときは、つい大声で叱ってしまいがちですが、ますます興奮させることになってしまいますので、止めておきましょう。

ロシアンブルーは、賢く気位が高い面を持っていますので、飼い主との信頼関係にひびが入ってしまうこともあります。

ロシアンブルーが凶暴化したときの対処方法3.しばらくの間こちらからは近寄らない

興奮が収まってもこちらから積極的に近づいていかない方が無難です。まだ恐怖心が完全に収まっていないかもしれませんので、猫の方から飼い主に近づいて来るのを待ちましょう。

凶暴化させないための対策

ロシアンブルーが凶暴化するのは、猫にとって不快なことがあるからです。狂暴化させないためには、なるべくストレスのかからない環境を整えましょう。

ロシアンブルーが落ち着ける環境を整える

お客さんを呼んで多人数で大騒ぎすることや、頻繁に模様替えをすることは好ましくありませんので、なるべく避けましょう。ロシアンブルーが1人になれるように、隠れることができる場所を作ってあげると良いでしょう。

凶暴化させないための対策2.運動不足にならないように気をつける

キャットタワーを設置したり、猫じゃらしやボールなどのおもちゃを数種類用意し、飼い主が積極的に遊んであげましょう。適度の運動と飼い主とのコミュニケーションは、ロシアンブルーにとって良いことです。

部屋を清潔にしておく

ロシアンブルーはとても神経質ですので、不潔な環境だとストレスをためてしまいます。部屋はいつも掃除をして綺麗な状態にしておきましょう。

また。トイレもこまめに掃除をして匂いが残らないように。飲み水は常に新鮮で綺麗な水を与えるようにしましょう。

まとめ

ロシアンブルーは、本来は大人しく温厚な性格です。ストレスのかからない落ち着いた環境を整えることで、凶暴化することは避けられるでしょう。

美しく可愛いロシアンブルーと仲良く暮らしていくために、飼い主は神経質で臆病な愛猫の性質を理解し、きめ細かな配慮をしてあげましょう。

あなたとロシアンブルーとの毎日が、楽しく幸せな日々であることを心から願っています。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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