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アラスカン・マラミュートの特徴や性格について紹介します!

2018.07.23 2024.03.26

アラスカン・マラミュートの特徴・性格分析

見た目は精悍ですが、気は優しくて力持ち、人なつこく、主人や家族に忠実なアラスカン・マラミュート。過度に感情を出すことはなく、べたべた甘えるというよりは、気がつくとそっと家族のそばにいてくれる、控えめで物静かな犬種です。友好的なので、他の犬やペットとも仲良くできます。しかし、頭の回転が速くエネルギッシュで、自分に自信のある犬種でもありますので、飼い主さんは油断禁物。うっかりしているとリーダーの座を奪われてしまうこともあります。

アラスカン・マラミュートの種類

アメリカで生まれたのアラスカン・マラミュートは、最も古いソリ犬の一種で、原産はアラスカの北東部とされています。アラスカ西部に住むエスキモーの部族マラミュート族は、この犬種をなん百年にも渡り繁殖してきました。ソリや車を引くことの他にアザラシ・ホッキョクグマの狩猟や漁業にも使われ、厳しいアラスカの自然の中で生活する人達の頼もしいパートナーでした。ロシアの探検家たちが最初にアラスカを訪れた時、犬達が氷上で大きなソリを力強く引いているのを発見し、やがて極地探検隊のソリ犬として世界中に知れ渡ることになったのです。一時期他の犬種との交配が盛んになり、純血種は衰退した時期もありました。その後保存運動が起こり、1935年アメリカン・ケンネルクラブに公認されました。

アラスカン・マラミュートの毛色・見た目

オオカミのような風貌のアラスカン・マラミュート。ソリを引くために骨格は頑強で筋肉質。ややつまった胴と、ピンと立った耳、くるりと巻いた尾を背にのせて、張りのある頭部は威厳のある精悍な面持ちをしています。しかし、よく見ると、アーモンド形をした眼は明るく人なつっこく、好奇心に満ちたおちゃめな表情をたたえています。耳も尾も体中びっしりと被毛に覆われ、完璧な防寒防水防風加工をされています。2~5センチくらいの長さの硬い上毛と、柔らかい綿のような下毛のみっちりつまった厚手のダブルコート。毛色は基本的にウルフ、グレー、ブラック、ホワイトの混じった色ですが、ホワイトの単色は認められています。下腹、マスク、四肢はホワイト。換毛期の抜け毛の量は雪だるまが作れるくらいなので覚悟が必要です。体高、オス64cm・メス58cm, 体重、オス39kg・メス34kg。

アラスカン・マラミュートのしつけ方法

フレンドリーな野生児のようなアラスカン・マラミュートです。子犬の頃から外へ連れ出して、いろいろな人や犬に触れさせてあげましょう。また、飼い主とは順位をはっきりさせたい犬種でもありますので、日頃から順位を意識したしつけを取りいれて、主従関係をきちんと作りあげてくださいね。若年のうちは、何度か飼い主に挑戦することがありますので、そのつど愛情をこめてしつけましょう。日々犬とのコンタクトを欠かさずに。きちんと主従関係ができていれば、大人になるころには落ち着いた性格になり、名犬と言われるようになりますよ。

アラスカン・マラミュートの気を付けたい病気

  • ・股関節形成不全
  • ・白内障
  • ・脱毛症X

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

アラスカンマラミュートの寿命や気を付けたい病気について

アラスカン・マラミュートのお散歩と運動

室内の運動で足りる犬ではありません。散歩を含め、かなりの屋外での活動が必要です。ソリを引かせるつもりなら、若い頃から徹底したトレーニングをしなければなりません。家庭犬としても、運動不足にすると肥満になりやすく、ストレスをためさせないためにもかなりの運動量が必要です。ソリ犬ですので、野外での活動が適しています。のびのびと運動できるよう、ドッグランや郊外に連れ出してあげましょう。寒さには強いですが、暑さや湿度には弱いので、運動させる季節や場所は注意が必要です。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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