子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

犬図鑑

ボルゾイの寿命と気を付けたい病気

平均寿命

犬は体が大きくなればなるほど短命な傾向にあり、大型犬に分類されるボルゾイの寿命は、7~10年とされています。
平均寿命の換算方法は諸説ありますが、大型犬は概ね以下のような年齢になると言われています。

犬の年齢 人に例えた年齢
1歳 9歳
2歳 18歳
3歳 26歳
4歳 35歳
5歳 44歳
6歳 53歳
7歳 62歳
8歳 71歳
9歳 80歳
10歳 89歳
11歳 98歳
12歳 107歳
13歳 115歳
14歳 124歳
15歳 133歳
16歳 142歳

ボルゾイと長く一緒にいるためには、どういったことに気を付ければよいのでしょうか。
気を付けるべき病気や生活する上でのポイントを解説します。

気を付けたい病気

遊ぶボルゾイ

胃拡張・胃捻転性症候群

胃拡張・胃捻転性症候群は、胃がガスで膨れ上がり、ねじれてしまうという病気です。

症状

この病気は緊急性が高く、死に至るおそれがあるため、腹部が膨れる、嘔吐する、ゲップが頻繁にでる、呼吸が荒くなるなどの症状が見られたら早めに対処するようにしましょう。

治療法

胃にチューブを入れたり、胃穿刺を行うことで、胃の中にたまってしまった空気を抜きます。また、胃捻転は再発の可能性が非常に高いため、ねじれてしまった胃をもとに戻す手術を行った後、胃を固定する手術も同時に行います。

予防法

胃捻転は胃に食べ物が入っている状態で激しい運動をすることで起きやすいと言われています。そのため、散歩は食後に行わないようにしましょう。また、食事の回数を分けることで1回の食事量が多くなりすぎないように心がけてください。

外耳炎

外耳炎は、耳の中にダニや菌が発生することで炎症が起こる疾患です。

症状

耳をしきりに痒がったり、ベトベトした臭いのある耳垢がたまったりします。

治療法

細菌が原因の場合は、抗菌薬を使ってしっかりと殺菌していきます。耳ヒセンダニなどの寄生虫が原因の場合はしっかりと耳の洗浄を行ってから寄生虫を駆除する薬を使用します。

予防法

ボルゾイの耳は垂れているので、イヤークリーナーなどを使って耳の中を常に清潔に保つようにしましょう。ブラッシングに加えて、耳のお手入れも日常的に行ってあげてください。

骨肉腫

骨肉腫というのは、骨に発生する悪性腫瘍のことです。ボルゾイのような大型犬に発症しやすく、転移が速いので死亡率が高いとされています。

症状

足にできた場合は患部が腫れたり、激しい痛みを伴うので足を引きずったりします。肺に転移してしまった場合は、呼吸困難などの症状も見られます。

治療法

最初に説明した通り、骨肉腫は転移が速いので、腫瘍が最初に発生した箇所の治療(腫瘍化した骨の切除)とそこから転移した腫瘍が成長しないように、抗がん剤の投与などを行います。

予防法

原因がはっきりわかっていないので、予防するのは非常に難しいです。ただ、早期に発見・治療できれば愛犬への負担が軽減されます。
骨肉腫の多くは四肢に発生し、特に前肢できる割合が高くなっています。そのため、普段から歩き方に異常がないかどうか観察しておきましょう。

ボルゾイと長く一緒にいるために

こちらを見るボルゾイ
最初に紹介した平均寿命はあくまで平均なので、もちろんそれより長く生きる子もいれば、短い子もいます。できれば愛犬と1日でも長く一緒にいたいですよね。では飼い主さんはどのようなことを心がけたらよいのでしょう。

ストレスフリーな環境を作る

ボルゾイは繊細な面を持っており、ストレスをためやすい傾向にあります。特に運動不足はストレスになり、問題行動を引き起こすだけでなく、健康にも影響を及ぼします。

ボルゾイの場合、1時間ほどの散歩を1日2回行うのが目安です。女性や高齢者の飼い主さんにはちょっと大変かもしれませんが、ボール遊びなども交えつつ、一緒に楽しく運動してあげてください。

また、愛情不足もストレスになります。なるべく愛犬だけで留守番をさせる機会が多くならないように注意してください。

おやつを与えすぎない

ボルゾイは体が大きく、運動量が多い割に小食な子が多いです。さらに、偏食になりやすいと言われています。
健康でいるためには、バランスの取れた食事を適正な量だけ食べてもらう必要があります。ここで考えなければいけないのが「おやつ」です。
愛犬におやつをあげる飼い主さんは多いと思いますが、おやつは高カロリーなものが多いです。おやつをあげすぎると、1日の摂取カロリーをオーバーしたり、普段のフードに対しての食いつきが悪くなってしまう原因になるので、与える量に注意しましょう。

こまめなお手入れをする

先ほどボルゾイの気を付けたい病気をいくつか紹介しましたが、実はこの他にも皮膚疾患を発症しやすいと言われています。皮膚疾患にならないためには、皮膚を清潔に保つことが大切です。毛が絡まっていたり、余分な抜け毛がそのままになっていると、通気性が悪くなって皮膚が蒸れてしまうので、ブラッシングを毎日行ってあげてください。抜け毛がかなり多いので、換毛期は1日に複数回ブラッシングするのが望ましいです。

まとめ

体の小さな犬種と比べると短命ではありますが、飼い主さんの努力次第で寿命をのばすことは十分可能です。食事や運動に気を使うことはもちろんですが、病気についての知識を身につけておくことも大切です。ボルゾイのかかりやすい病気の中には胃捻転や骨肉腫など命にかかわるものがあります。早期の発見・治療で命が救われることもあるので、ぜひそういう病気にかかりやすいといったことだけでも知っておいてください。

参考文献
犬の胃捻転について
【油断大敵】 ワンちゃんの外耳炎に関する9のこと

もくじ

アイウエオ順で探す

子犬を探したい方はこちら