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ブルドッグの飼い方は?しつけ方法や飼いやすさを紹介します

2019.01.21 2024.03.18

日本のみならず、世界的にも人気の高いブルドッグ。その表情豊かな姿に、飼い主さんだけでなく、周りの人も思わず癒されてしまいます。

今回は、そんなブルドッグの飼い方やしつけ方法などについて紹介します。

ブルドッグの特徴

ブルドッグはイギリスが原産国の犬です。正式名称はイングリッシュ・ブルドッグで、別名ブリティッシュ・ブルドッグとも言います。
平均的な大きさとしては体高31~36㎝、体重が23~25kg。重心が低く、がっしりとしているので、女性が抱っこするのはなかなか大変です。

ブルドッグはアンダーショットと言って、上あごよりも下あごが長いために、口を閉じると下の前歯が上の前歯よりも前に出てしまうかみ合わせとなっています。

ブルドッグの性格

ちょっと怖い顔をしているようにも見えますが、そんな見た目とは裏腹に、飼い主に従順で甘え上手という可愛らしい性格です。

また、とても温厚で子どもに対しても優しく接してくれるので小さいお子さんがいる家庭でも飼うことができますよ。
ただ、少々頑固な一面も。お散歩に連れていこうとしても嫌なときは全く動いてくれない、なんてことがあります。

ブルドッグの飼い方

散歩について

ブルドッグが俊敏に走ったり、活発に遊んだりしている姿を見たことのある方は少ないのではないでしょうか。実は、ブルドッグは運動があまり好きではないのです。
散歩は10~20分程度の散歩を1日2回行うくらいで十分なため、なかなか散歩の時間がとってあげられないという方にあっているかもしれませんね。

ブルドッグを散歩に連れていく場合、少し注意する点があります。ブルドッグは気管が短く狭いため、暑さに非常に弱い犬種です。気温が上がる夏は早朝に行うようにしてあげてください。
夕方に散歩をする人も多いですが、日が沈んだばかりのタイミングだとアスファルトが熱をたくわえているので、注意が必要です。

飼育環境について

中型犬に分類され、体つきもがっしりしているので、屋外で飼えるのではないかと思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、先ほども少し説明しましたが、ブルドッグは寒さには多少の耐性があるものの、暑さにめっぽう弱いです。
そのため、ブルドッグの飼育は室内が適しています。高温多湿な日本の夏は、人間だけでなく、ブルドッグにとっても過酷です。エアコンを使用することで、過ごしやすい温度・湿度を保ってあげるようにしましょう。

食事について

ブルドッグは食欲旺盛な犬種なので、食事の量や内容をしっかり管理しないと肥満になりやすい犬種です。

肥満は関節に負担がかかったり、思わぬ病気を引き起こす原因になったりしますので、エサやおやつの与えすぎにならないよう、飼い主さんが注意してあげてください。

お手入れについて

ブルドッグは毛が短いので、トリミングの必要はありませんが、抜け毛が多いために定期的なブラッシングが欠かせません。特に冬毛から夏毛に変わる春と夏毛から冬毛に変わる秋は換毛期と呼ばれ、一層毛が抜けます。

ブルドッグの場合、被毛だけでなく顔のシワのお手入れも必要になります。お手入れが不十分だと臭いや皮膚病の原因になってしまいます。
顔のシワをのばしながら濡れた柔らかい布で優しく拭いてあげるようにしましょう。

しつけについて

性格の部分で頑固な一面があると紹介しましたが、その頑固さがしつけには障害となってしまうことがあります。
飼い主の方が立場が上であることをしっかり認識させ、さらに根気強くしつけを行うことが求められます。

他にも、ブルドッグのしつけにおいては、感情的にならない、メリハリをつけるといったことが大切になります。

教えたことをなかなか覚えないからといって、感情的に叱ってはいけません。叱るときは一貫した態度を取るようにしてください。
逆にできたときには、オーバーなくらい褒めてあげることでメリハリをつけ、愛犬に今の行動が望ましいということをしっかり認識してもらえるようにしてあげましょう。

気を付けたい病気

  • ・乾性角結膜炎
  • ・心室中隔欠損症
  • ・股関節形成不全

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ブルドッグの寿命はどのくらい?気をつけたい病気を紹介します

まとめ

いわゆるブサかわな顔やコミカルな動きに魅了されてブルドッグの飼育を検討している人も多いと思います。

現在のブルドッグは攻撃性が低く、さらに無駄吠えの少ない犬種なので、マンションなどでの飼育にも向いていると言えます。こう聞くと、ブルドッグって飼いやすいのかな…と思いますが、しつけには根気が必要となります。初めて犬を飼うという方には少しハードルが高いかもしれません。

しかし、そんな苦労を帳消しにしてしまうほどの愛嬌や可愛さがありますので、気になる方は実際にブルドッグに会いに行ってみることをおすすめします。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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