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犬図鑑

トイプードルは毛色によって性格が違う!?各色の特徴を解説します。

2018.08.21 2024.03.21

トイプードルの毛色の種類


トイプードルはチワワのように複数のカラーが混在しない単色カラーの毛色のみの犬種ですが、そのバリエーションは幅広く代表的なカラーが以下のものです。

  • ・ホワイト
  • ・ブラック
  • ・シルバー
  • ・ブラウン
  • ・レッド・アプリコット

上記5つがトイプードルのカラー系統で、トイプードルによって同じ系統の色でも濃淡が異なったり、他の色味が混じっていたりと本当に多彩です。

毛色が違えば見た目の印象が全然違うのはもちろんですが、それだけでなく各色で性格の傾向も違うのがトイプードルのユニークなところです。

以降でトイプードルの各色の性格を含む特徴をご紹介します。

レッド・アプリコット

日本で最もメジャーな毛色がレッド・アプリコットです。濃いめで赤みのある茶色をレッド、薄めの黄色がかった茶色をアプリコットと称します。世間的にトイプードルと聞いてイメージされるのはどちらかの色でしょう。

「活発」なのはトイプードルの基本的な性格ではありますが、レッド・アプリコットの子はとりわけ元気でやんちゃになるようで、協調性が薄く多頭飼いには向いていません。体系はややスリムで足長な傾向にあります。

本物のぬいぐるみのような見た目で元気に跳ね回る姿は、癒されること間違いないでしょう。公園やドッグランなどでアクティブに愛犬と遊びたいならうってつけのカラーです。

ホワイト

ホワイトはトイプードルの基本カラーの一つです。アプリコットやブラウン系のような中間色の毛色は他の犬種との交配によって生まれたもので、トイプードル本来は白か黒であったとされています。

そんなホワイトのトイプードルは他のカラーと比べても甘えん坊さんな傾向が強いようです。そのため、愛犬と過ごす時間をしっかり確保できる飼い主さんに向いています。

ホワイトなので汚れが目立ちやすいというデメリットはあります。しかしこまめにケアして綺麗に保ってあげれば、可愛さだけでなく気品を兼ね備えた貴族のペットのような雰囲気を醸し出します。

ブラック

ホワイトと同じくトイプードルの基本カラーの一つのブラックは、見た目は他のカラーよりも落ち着いた印象で渋みを感じさせ存在感は抜群です。

さらにその性格も見た目と同じく、落ち着きのある控えめな性格になるようです。遺伝子が安定しているため、体も比較的丈夫に育つ傾向にあり、病気や骨折に強い子になる可能性が高いです。

穏やかで協調性もあり、知能が高いのでしつけもしやすく、初心者や多頭飼いをしたい飼い主さんにとても向いています。

シルバー

シルバーのトイプードルは、赤ちゃんの頃は黒に近い毛色で徐々にシルバーの色味がでてきます。成長と共に色が変化していく様が他のカラーよりもわかりやすく見て取れるでしょう。

光が当たると濃淡のグラデーションが映えて美しく神秘的な雰囲気を醸し出し、アフロやモヒカンなどの個性派カットがとてもよく似合います。性格は「明るく活発」か「穏やかで控えめ」かのどっちかになることが多いようです。

あまりよそのトイプードルと被りたくない個性重視な飼い主さんに向いています。

ブラウン

かなり濃い茶色のブラウンのトイプードルは、チョコレート系のお菓子の名前をつけたくなるような見た目です。

ブラウンカラーの子は、一般的なトイプードルのイメージとして強い「活発で甘えん坊さん」ではなく、「マイペースで落ち着いた一人上手さん」となることが多いようです。

そのため、一人暮らしなどで家を空けることが多い飼い主さんでも飼いやすいでしょう。ただし、マイペースがゆえにしつけを覚えるのにやや時間がかかる傾向にあるので、根気良く付き合ってあげる必要があります。

トイプードルの毛の退色について


トイプードルの毛色が変化しやすい犬種です。黒からシルバーになったり、ブラウンが薄まってカフェオレのような色になったりする変化はよくあります。

これは成長による発色であるなら何の問題もなく、その変化していく様がトイプードルの魅力でもあります。しかし、発色ではなく退色つまりは色がぬけていってしまっているのなら注意が必要です。

まずトイプードルの毛色はメラニン色素によって決まりますので、栄養が不足したり偏ったりすると毛色にも影響します。あるいは、ストレスによるものやシャンプーのしすぎなどで退色することもあり、その場合飼い主さんは注意・改善が必要です。

しかし、人間と同じく加齢による退色もあるので、その場合は無理に改善することはありません。むしろ、成長の証として楽しんで見守ってあげるくらいがちょうど良いです。

まとめ

これまでトイプードルの毛色について解説してきましたが、毛色の違いで性格が変わる原因ははっきりしていないので、確実にこういう性格になるとは断言できません。

犬の性格は環境的要因も大きいので、元気で活発なブラックや落ち着いたアプリコットのトイプードルも少なからずいます。あくまでも「傾向がある」という程度で認識していただければと思います。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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