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ゴールデンレトリバーは室内飼い?室外飼い?それぞれのメリットとデメリットについて

2021.03.28 2024.03.26

大型犬のなかでも、温厚で優しい性格のゴールデンレトリバーは人気の犬種です。
体が大きいため屋外飼育を考える方もいらっしゃいますが、ゴールデンレトリバーは室内と屋外、どちらで飼うのが良いのでしょうか?
それぞれのメリットとデメリットを確認していきましょう。

ゴールデンレトリバー室内飼いのメリット

愛犬と一緒に過ごす時間が増える

ゴールデンレトリバーを室内飼いする最大のメリットは何と言っても日常生活で愛犬と一緒にいる時間が長くなり、絆が深まることでしょう。
穏やかで社交的な性格のゴールデンレトリバーは飼い主さんが大好きなので、飼い主さんと一緒にいる時間が増えるほど喜びます。

健康管理しやすい

室内飼いをすると毎日愛犬がそばにいるため、愛犬の些細な変化にもすぐ気付くことができます。例えば愛犬の歩き方がおかしい、食欲がないなどの体調の変化を見逃さず動物病院に連れていくことができるでしょう。
健康管理しやすい室内飼いでは病気の早期発見・早期治療もしやすく、愛犬を健やかに育てることができるのです。

室温管理ができる

犬は自分の被毛で体温調整をしますが、それでも夏の厳しい暑さや冬の寒さには弱いもの。特に夏は熱中症にかかるリスクがあるため、外飼いは危険です。室温管理できる室内飼いであれば、愛犬も快適に過ごすことができて安心ですね。

ゴールデンレトリバー室内飼いのデメリット

抜け毛の掃除が大変

ゴールデンレトリバーは抜け毛が多い犬種ですので、室内飼いすると掃除が大変です。
特に年に2回訪れる換毛期にはごっそり毛が抜け落ちますので、こまめに掃除機をかけたり、定期的なブラッシングやシャンプーなどの抜け毛対策は欠かせません。
もともと掃除好きな飼い主さんでしたらそれほど苦に思わないでしょうが、掃除を面倒に感じる方ですとゴールデンレトリバーの抜け毛対策は一苦労です。

関連記事:ゴールデンレトリバーは抜け毛が多い?抜け毛対策やお手入れ方法を紹介します

物を片付ける必要がある

室内に物が置いてあると愛犬が物を壊したり誤飲・誤食したりするため、犬にとって危険な物やかじられたくない物は、愛犬の届かない場所に片しておく必要があります。
穏やかな性格のゴールデンレトリバーも、子犬の頃は非常にやんちゃなので、特に注意しなければなりません。

ゴールデンレトリバー屋外飼いのメリット

室内が汚れない

犬を室内飼いすると散歩から戻ったときに足裏を拭いたり、トイレの処理をしたりと汚れに気を遣わなければなりませんが、屋外飼いをしていると室内が汚れずに済みます。

また、飼い主さんは気づきにくいかもしれませんが、犬を室内飼いしていると、部屋に動物特有の臭いが染み付いてしまうものです。
外飼いをすれば、室内で動物の臭いが気にならなくなるのもメリットですね。

誤飲誤食のリスクが少ない

室内飼いをしていると床に落ちている物を誤飲誤食してしまわないように注意しなければなりませんが、屋外飼いではそれほど注意する必要はないでしょう。
外には室内のように誤飲誤食してしまう物はほとんどないため、ゴミを片付けておけば愛犬が何か誤飲誤食してしまうことは少ないです。

ゴールデンレトリバー屋外飼いのデメリット

室内飼いよりも寿命が短くなる

犬は室内飼いの方が長生きしてくれます。
屋外飼いはノミやダニなどの感染症にかかりやすく、夏の暑さや冬の寒さなども影響し、寿命が短くなる傾向にあるのです。
普段から飼い主さんと一緒にいないので、体調の変化に気付きにくいことも寿命が短くなる原因と言えるでしょう。

脱走する可能性がある

ゴールデンレトリバーは大型犬で力が強いため、脱走してしまう可能性があります。
屋外飼いをしていると飼い主さんの目が届かないため、気がついたら脱走していた、という事もあるでしょう。
最悪の場合は車と接触して命を落とすこともありますので、飼い主さんはゴールデンレトリバーが脱走しないように十分対策しなければなりません。

ゴールデンレトリバー室内飼いの注意点

トイレのしつけ

ゴールデンレトリバーを室内飼いするなら、トイレのしつけは最初にしなければなりません。犬は排泄の前にソワソワする、臭いをかぐなど何らかのサインを示しますので、そのサインを掴んでトイレに連れていきましょう。
トイレが成功したら思い切り褒めてあげるようにすれば、しだいにトイレで排泄してくれるようになりますよ。

吠え癖のしつけ

温厚な性格のゴールデンレトリバーですが、なかには吠え癖がついてしまうことも。体が大きいぶん、鳴き声も大きくなりやすいため注意が必要です。
吠えたら強い口調で叱り、大人しくなったら褒めてあげるようにしましょう。
吠え癖はなかなか直らないこともあるので、根気よくしつけるようにしてくださいね。

噛み癖のしつけ

ゴールデンレトリバーに嚙まれたら大怪我をする可能性もありますので、噛み癖は必ずしつけなければなりません。
噛みついてきたら𠮟り、噛まなくなったら褒めてあげましょう。
また、噛みついたらケージに入れて「噛むのはダメなこと」と学習させるのもおすすめです。

抜け毛対策

ゴールデンレトリバーは抜け毛が多いので、室内飼いする場合はこまめな掃除を心掛けましょう。特に換毛期にはごっそり毛が抜け落ちますので注意してくださいね。
また、ブラッシングやシャンプーなども抜け毛対策になりますので、定期的に被毛ケアするようにしましょう。

ゴールデンレトリバーの室内飼いに関するよくある質問

室内飼いでもケージは必要?

室内飼いでもケージは必要です。
ケージを「犬が安心して過ごせる場所」として認識させることで、愛犬が落ち着いて過ごせる居場所になります。留守番やトレーニングする際にも役立ちますので、必ずケージを用意するようにしてください。

室内飼いするならどのくらいの広さが必要?

室内で動き回れないと犬はストレスが溜まってしまいますので、ある程度の広さが必要です。ゴールデンレトリバーの場合は体が大きいため、6畳ほどの部屋を与えたら理想と言われています。
広さについては明確に決まっていないのですが、愛犬が余裕をもって生活できれば問題ありません。

ゴールデンレトリバーの屋外飼いに関するよくある質問

冬は室内の方がいい?

ゴールデンレトリバーはダブルコートの犬種ですので、冬の寒さには比較的強いとされています。基本的には冬に屋外飼いしても問題ありませんが、雪が降ったりする日には室内に入れてあげた方が良いでしょう。
愛犬が寒そうだなと思う場合は、犬小屋に毛布を敷いてあげたり、犬用のホットカーペットやヒーターを置いてあげるのがおすすめです。

屋外飼育は絶対NG?

屋外飼育は絶対にNGというわけではありませんが、ゴールデンレトリバーは室内飼いが理想です。どうしても屋外飼育したい場合には屋外飼育のデメリットをきちんと理解したうえで飼育してくださいね。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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