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ゴールデンレトリバーの適正体重は?平均体重や適正体重の見極め方、体重維持のコツや気をつけたい病気について解説

2024.06.26 2024.06.26

大きな体と賢い性格が印象的なゴールデンレトリバーですが、家族として迎えるときに気になるのは健康のことですよね。この記事ではゴールデンレトリバーの体重について、適正体重や成犬と子犬それぞれの平均体重、愛犬だけの適正体重の見極め方、体重維持のコツや気をつけたい病気について解説していきます。

ゴールデンレトリバーの特徴

まずはゴールデンレトリバーとはどんな犬なのか、基本的な特徴と平均寿命について解説します。

外見

ゴールデンレトリバーはがっしりとした体格をしている大型犬です。

水をはじきやすいダブルコートの構造で、水に入って遊ぶ事を好む子が多いです。この特性を活かして水難救助犬として活躍するゴールデンレトリバーもいます。また耳は垂れ耳のため、優しい印象があります。

性格

ゴールデンレトリバーは穏やかで人懐っこい性格をしています。怒ることも少なく、精神的に安定しています。社交的な性格から他の動物や人と一緒にいることが大好きですが、その反面警戒心が薄い傾向にあります。

平均寿命

ゴールデンレトリバーの平均寿命は、11年前後とされています。

ゴールデンレトリバーのような大型犬は、小型犬と比較して活発な細胞分裂や、体積に対する内臓の小ささ、遺伝子的な要因で寿命が短いと言われています。

成犬のゴールデンレトリバーの平均体重

成犬のゴールデンレトリバーはどのくらいの体重が平均値なのでしょうか?以下で説明します。

成犬の平均体重ってどのくらい?

ゴールデンレトリバーの平均体重は、オスで約29~34kgくらい、メスで約25~30kgくらいと言われています。

ゴールデンレトリバーは太りやすい犬種と言われていますので、平均体重はもちろんですが、愛犬だけの適正体重を知るようにしましょう。

平均体重よりも愛犬だけの適正体重を大切に

体重管理で大事なのは、愛犬が健康で活動的でいられるかどうかです。体型や体重が個体によって違うのは当然のことですので、獣医さんと相談しながら愛犬だけの適正体重をみつけるようにしましょう。

愛犬の適正体重をチェックするときのポイント

愛犬の適正体重を見極めるには、単純に体重の数値だけではなく、以下のポイントをチェックしてみてください。

 

くびれがしっかりと見えるか

犬を真横と真上から見て、ウエストラインがしっかりと見えるか確認してください。

 

肋骨を確認できるか

毛で見えにくい場合は、肋骨を触ってみて、皮膚の上から肋骨が確認できるかどうかをチェックしてください。

 

獣医さんに相談する

くびれがなかったり肋骨が確認しにくい場合は肥満気味であることが考えられます。獣医さんに相談して、愛犬が目指すべき適正体重をしっかりと数値化してもらいましょう。

ゴールデンレトリバーの体重を維持するコツ

ゴールデンレトリバーが健康的な適正体重を維持するためのポイントを以下で解説します。

食事管理

ゴールデンレトリバーの体重維持には、食事管理がとても大切です。まず獣医さんに相談して、愛犬の年齢や活動量に合わせた食事の量を決めましょう。

子犬のときは成長に必要な栄養素がたくさん入ったフードが良いですが、成犬になったらカロリーの量を調節して太りすぎないように気をつけましょう。

食事はカロリーを基準に決まった量をあげることが大切です。おやつも1日のカロリーに加味して、栄養バランスを考えた食事を心がけることが健康的な体重をキープするコツです。

運動

ゴールデンレトリバーはとても活動的な犬種ですので、適切な運動が体重管理には欠かせません。毎日の散歩はもちろん、愛犬が楽しみながら体を動かせるような遊びを取り入れると良いでしょう。

例えば、ボールを遠くに投げて愛犬が取ってくるゲームや広い公園でのフリスビーなどがおすすめです。運動をすることで余分なカロリーを消費して筋肉も鍛えられるので、健康的な体重を維持するのに役立ちます。ただし過度な運動は犬に負担をかけることもあるので、犬の様子をよく見ながら無理のない範囲で楽しむことが大切です。

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気

ここからはゴールデンレトリバーが他の犬種に比べてかかりやすく注意したい病気について解説します。

悪性腫瘍

腫瘍には良性と悪性がありますが。ゴールデンレトリバーは他の犬種と比較して悪性腫瘍の方が多いと言われています。

悪性腫瘍とは、正常な細胞が変異することが原因で起こり、体のさまざまな場所にできてしまいます。

早期に見つけることが大切で、犬がいつもと違う様子を見せたらすぐに獣医さんに相談しましょう。治療法は腫瘍の種類や進行度によって違いますが、手術や抗がん剤などの治療が考えられます。

股関節形成不全

股関節形成不全は、ゴールデンレトリバーをはじめとする大型犬に見られる比較的一般的な遺伝疾患です。

この病気は股関節の球とソケットが正しく合わないために起こり、犬が歩くときに痛みを感じる原因になります。生後4ヶ月過ぎから発症することが多いと言われています。

体重が重すぎると股関節に余計な負担がかかりますので、適正体重の維持が大切です。

皮膚疾患

ゴールデンレトリバーは皮膚疾患にもかかりやすいと言われています。皮膚疾患の原因もさまざまあり、感染症や腫瘍、内分泌疾患、アレルギーなどが考えられます。

原因がはっきりとわかる場合は、食事内容の改善やシャンプー療法などで改善する場合もあります。

皮膚疾患のサインには、かゆみ、赤み、フケ、脱毛などがあります。これらの症状が見られたらすぐに獣医さんに診てもらうようにしましょう。

まとめ

ゴールデンレトリバーはがっしりした大型犬で、穏やかで人懐っこく社交的な性格をしています。平均寿命は11年前後と言われています。成犬の平均体重はオスで約29~34kgくらい、メスで約25~30kgくらいですが、太りやすいので適正体重の管理が大切です。生後半年までにかけて体重が劇的に増加します。体重維持のコツは食事管理と運動などがあげられ、注意すべき病気には悪性腫瘍、股関節形成不全、皮膚疾患があり、定期的な健康チェックが重要です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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