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犬図鑑

マルチーズは抜け毛が少ない?抜け毛対策やお手入れ方法を紹介します

2021.04.29 2024.03.17

白く美しい被毛が特徴的なマルチーズは、室内で飼育する犬種です。ただ、室内で飼うとなると抜け毛が気になるところです。
ではマルチーズの抜け毛事情はどうなのでしょうか。

マルチーズの被毛のタイプは?

犬の被毛には、毛が二重構造になっている「ダブルコート」と二重になってない「シングルコート」の2種類があります。
マルチーズは後者のシングルコートで、紫外線などの外部刺激から皮膚を守るオーバーコートのみ生えているタイプです。

マルチーズはなぜ抜け毛が少ない?

抜け毛が多い子はほとんどがダブルコートの犬種です。ダブルコートの場合、一年に2回ある換毛期の時期に突入すると、アンダーコートがごっそりと抜け落ちます。そのため、抜け毛が多くなるのですが、マルチーズはアンダーコートがありませんので、抜け毛が少ないのです。

マルチーズのお手入れ方法

ブラッシング

マルチーズの毛は細く長いため、とても絡まりやすいです。そのため、できれば毎日ブラッシングをしてあげてください。
マルチーズはそこまで毛量が多いわけではないので、皮膚を傷めないためにもピンブラシを使用してブラッシングしてあげるのがおすすめです。
全体の毛玉やもつれを取り除いてからコームで整えてあげると、美しく仕上げることができます。

シャンプー

シングルコートで毛がそこまで密集しているわけではないので、菌が繁殖しにくく、体臭も比較的少ないです。ただ、毛が白いので汚れが目立ちやすくなります。散歩などで毛に汚れが付着してしまったときは、シャンプーできれいにしてあげましょう。頻度は月に1~2回程度で問題ありません。
シャンプーをする際の注意点として、体調が悪いときは無理に行わないようにしてください。他にも、予防接種後や投薬後も控えるのが望ましいです。

トリミング

マルチーズの毛は、放っておくとどんどん伸び続けてしまうため、月に1回程度トリミングが必要です。

マルチーズの抜け毛や毛玉対策

ブラッシング

ブラッシングは、被毛を美しく保つ効果や血行促進効果がありますが、抜け毛対策としても有効です。
こまめにブラッシングをすることで、抜け毛をあらかじめ取り除くことができ、家の中に抜け毛が飛散することを防ぎます。

洋服の着用

洋服を着ることで、抜け毛が飛散しにくくなります。特に電車やバスなど多くの人が行きかう場所では、犬の毛にアレルギーがある方もいますので、着用させた方が良いでしょう。
また、マルチーズは寒さに弱い犬種なので、冬の散歩時には防寒としても役立ちますよ。

こまめな掃除

マルチーズは比較的抜け毛が少ない犬種ですが、まったく抜けないわけではないので、やはりこまめな掃除は必要です。
上手に掃除をするポイントとして、拭き掃除もしくはモップがけをしてから掃除機をかけましょう。マルチーズの毛は細くて軽く、フワフワと浮いてしまうので、先に掃除機をかけてしまうと逆に舞い散らせてしまいます。ある程度抜け毛を除去してから掃除機をかけるようにしてください。
絨毯に絡んだ毛は、掃除機でもなかなかとり切れないので、粘着ローラーやゴム手袋で絨毯をなでるようにするときれいになります。

まとめ

犬を飼う上で、抜け毛の量を心配する方も多いと思います。愛犬が動くたびに毛が舞ったり、あらゆる家具が毛だらけになってしまうのはちょっと大変ですよね。
そういう方には今回紹介したマルチーズがおすすめです。もちろんまったく毛が抜けないわけではありませんが、比較的抜け毛は少ないので、お掃除やお手入れもそこまで大変ではありません。犬の飼育初心者の方にも適していますので、新しい家族の一員としてお迎えしてみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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