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ミニチュアシュナウザーのしつけ方、性格について紹介します

2020.12.22 2024.03.17

ミニチュアシュナウザーはしつけやすい?

普段は穏やかなミニチュアシュナウザーですが、活発で気が強い一面もあるため、しつけは必須です。ミニチュアシュナウザーは飼い主さんに忠実で知能も高いので、しつけやすいと言われています。

ミニチュアシュナウザーの性格

ミニチュアシュナウザーは飼い主さんに愛情深く、陽気で活発な性格をしています。飼い主さんに忠実で知能も高いため、初心者でもしつけやすいでしょう。
とても甘えん坊で寂しがりやすい犬種ですが、甘やかさずにしっかりとしつけることが大切です。ミニチュアシュナウザーは警戒心が強く、気が強くて頑固な一面もありますので、他の人や犬に吠えたり、噛みついたりすることがあります。

ミニチュアシュナウザーのしつけ時期は?

犬の生後1~3ヶ月は「社会化期」という、社交性を養う時期です。
社会化期には初めて見た人や犬、物、環境に慣れ親しみ、驚くべきスピードで学習していきます。そのため、ミニチュアシュナウザーのしつけ時期は社会化期が最適と言えます。
ミニチュアシュナウザーが家にきた日からしつけを始めれば、成犬になってから問題行動を起こさないようになるでしょう。

ミニチュアシュナウザーに必要なしつけ

トイレ

ミニチュアシュナウザーが家にきたら、まずトイレを覚えさせましょう。
排泄をしたくなったら匂いを嗅いだりウロウロしたりと、何らかのサインを示しますので、そのサインからトイレのタイミングを掴みましょう。
ミニチュアシュナウザーがトイレに成功したら、たくさん褒めてあげることが大切です。
また、失敗しても𠮟らないことも重要です。叱ると排泄自体が悪いことと学習してしまうので、失敗した際には何も言わず片付けるだけにしてくださいね。

クレート

クレートトレーニングとは、犬に「クレートは安心できる場所」と教えるトレーニングです。
クレートとは持ち運びができる犬小屋のようなもので、犬と一緒に外出する際などにもよく使われています。
狭くて犬を入れるのは可哀想と思う方もいらっしゃいますが、クレートは全体が覆われているため犬にとっては落ち着ける場所になります。
寝るときや留守番をするときにクレートに入れば犬は安心できますし、動物病院へ連れていく時にも犬をクレートに入れておけば落ち着いてくれますよ。

甘噛み

ミニチュアシュナウザーは飼い主さんと遊ぶのが大好きですが、一緒に遊ぶなかで甘嚙みしてくることもあります。強く噛まれたら𠮟って、一旦遊ぶのをやめましょう。

また、乳歯から永久歯に生え変わる際は歯が痒くなるため、物をかじります。犬用ガムやおもちゃなど、犬が噛んでも良いような物を与えてくださいね。
噛まれたら困るものは犬から遠ざけることも大切です。

無駄吠え

気の強さや警戒心から、ミニチュアシュナウザーは無駄吠えしやすいと言われています。また、無駄吠えが癖になりやすいとも言われていますので、無駄吠えしないようにしつける必要があります。吠えた時に反応すると「吠えれば構ってもらえる、要求にこたえてくれる」と学習してしまうので、必ず無視してください。

マーキング

マーキングはオスの本能によるものが多く、「ここは自分の縄張りだ」ということを目的に行います。そのため去勢手術をすれば、多くの場合マーキングをしなくなります。
去勢手術をしない場合には犬の縄張り意識が強い場所を限定し、マーキングしても良い場所を作ってあげると良いでしょう。

コマンド

コマンドとは、「まて」や「おすわり」のような、飼い主さんが犬にして欲しい行動に対する合図のことです。コマンドを教えると主従関係をはっきりさせられますし、トラブル防止など様々な場面で役立ちます。

コマンドは1つの目的に対して1単語にすることが大切です。例えば、「まて」を覚えさせる際に「まて」、「ストップ」、「ステイ」など複数の単語を使うと犬は混乱して、上手く覚えられなくなってしまいます。

「まて」、「おすわり」、「ふせ」、「ハウス」などの基本的なコマンドは教えておくようにしましょう。

ミニチュアシュナウザーの問題行動

ミニチュアシュナウザーは気が強く警戒心も強いため、人や犬に立ち向かったり、吠えたり
する傾向があります。
また、寂しがりやなので、飼い主さんと離れるストレスから「分離不安」になり、問題行動を起こしやすいとも言われています。

解決方法

ミニチュアシュナウザーに問題行動を起こさないためには欲求を満たしてあげ、たくさん愛情を注いであげることが大切です。
古くから使役犬としてネズミ駆除や家畜の誘導などを行っていたのでミニチュアシュナウザーは非常に体力があります。たくさん運動させてあげなければストレスが溜まって問題行動を起こす可能性がありますので、日頃から十分に運動させましょう。

また、警戒心や分離不安からくる問題行動への対策としては、ミニチュアシュナウザーが安心して過ごせる環境をつくったり、なるべく構ってあげることが挙げられます。

ミニチュアシュナウザーのトレーニング方法とグッズ

トレーニング方法

しつけ、トレーニングの基本は犬と飼い主の主従関係を築くことと言われていますが、それに加えて信頼関係の構築も大切です。
ミニチュアシュナウザーの性格や特性をきちんと理解して接すると、信頼してもらえるでしょう。ミニチュアシュナウザーは非常に賢いので、主従関係と信頼関係が築けていればしつけやトレーニングが成功しやすくなりますよ。

トレーニングに役立つグッズ

ミニチュアシュナウザーのトレーニングにオススメなグッズは、「引っ張り防止用のハーネス」、「ロングリード」、「トイレしつけスプレー」です。

好奇心旺盛なミニチュアシュナウザーは散歩中に勢い良く走っていくことがありますが、引っ張り防止用のハーネスを使うと引っ張りが防止され、飼い主よりも前にいかないようトレーニングすることができます。

公園など広いスペースでボール遊びなどをする際には、ミニチュアシュナウザーが自由に走り回れるようロングリードがあると便利です。また、ロングリードは「まて」や「おいで」などのトレーニングをする際にも役立ちます。

一方、家で使うトレーニンググッズとしてオススメなのがトイレしつけスプレーです。
犬はおしっこの臭いがする場所におしっこをするので、トイレシーツにスプレーをかければ犬がトイレの場所を覚えやすくなります。なかなかトイレを覚えてくれない場合には、ぜひ活用してみてくださいね。

まとめ

ミニチュアシュナウザーは賢くてしつけやすい犬種ですが、飼い主さんが間違ったしつけをすると、言う事を聞かないワガママな子になってしまいます。

これからミニチュアシュナウザーを迎え入れる方は、ミニチュアシュナウザーに合った正しいしつけをしてくださいね。
きちんとしつければ、よきパートナーになってくれますよ。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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