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ミニチュアシュナウザーの健康管理!寿命や気をつけたい病気と怪我について解説

2023.09.04 2024.03.17

ミニチュアシュナウザーという犬種はとても人気がありますが、この犬種だからこそ気をつけたい病気や怪我もあります。飼い主さんは、愛犬の長い命と健やかな日々を送るための知識を身につけることが大切です。この記事では、ミニチュアシュナウザーの寿命や健康面での注意点を詳しく説明いたします。

ミニチュアシュナウザーの寿命について

ミニチュアシュナウザーの寿命について、寿命を伸ばすためのポイントを解説します。

ミニチュアシュナウザーの寿命

ミニチュアシュナウザーは、平均的に12~15年の寿命を持つとされています。この犬種は適切なケアを行うことで、その平均寿命以上に健康的に長生きすることも確認されています。飼い主さんが日常的に行うちょっとしたケアや注意点が、犬の健康や寿命に大きく影響するのです。

寿命を伸ばすために気をつけること

適切な食事

寿命を延ばすためには、バランスの取れた食事が必要です。適量のプロテインやビタミンを摂取することで、犬の体調を最適に保つことができます。特に脂肪分の多い食事や過度な炭水化物は避け、高品質なドッグフードや新鮮な食材を選ぶことが大切です。

定期的な健康診断

獣医さんによる定期的な健康診断は、早期発見・早期治療の鍵となります。年齢を重ねると発症しやすい病気も多く、定期的な診断を受けることで未然に病気を防ぐことが可能です。

日常のエクササイズ

適切な運動量は、犬の筋肉や関節の健康を維持するために必要です。毎日の散歩や遊びを通して、犬の体力を維持しましょう。しかし強度の高い運動は犬の体に負担をかけるため、適度なエクササイズを心がけることが重要です。

ストレスの軽減

犬も人と同じようにストレスを感じる生き物です。犬がストレスを感じやすい環境や状況を避け、リラックスできる環境を提供することで、犬の精神的な健康を維持することができます。具体的には、犬の好きなおもちゃやベッドを用意する、適切な休息時間を確保するなどの対策が挙げられます。

適切な体重の維持

過体重や肥満は、犬の健康に多くのリスクをもたらします。糖尿病や関節疾患など、多くの健康問題の原因となり得ます。飼い主さんは、犬の体重を定期的にチェックし、適切な食事量やエクササイズを調整することで、理想的な体重を維持させることが大切です。

ミニチュアシュナウザーのかかりやすい病気

ミニチュアシュナウザーは特有の病気にかかりやすいとも言われています。飼い主さんが知っておくべき、主要な病気とその対策について詳しく解説いたします。

膀胱結石

ミニチュアシュナウザーにおける膀胱結石の主な症状は、頻繁な排尿や血尿です。また、痛みを伴い、排尿の際に鳴き声をあげることもあります。 結石の予防や治療のために、水分摂取を促すことが重要です。また、一部の食事は尿のpHバランスを適切に保ち、結石の形成を防ぐことができます。獣医さんのアドバイスをもとに、適切な食事管理を心がけましょう。

歯周病

歯周病の進行は、口臭の増加や食事の摂取が難しくなることでわかります。また、歯茎の赤みや腫れ、歯石の蓄積も見られることが多いです。 日常的な歯磨きは、歯周病を予防する最も基本的なケアです。犬専用の歯ブラシや歯磨きジェルを使用すると効果的です。定期的な獣医さんの口腔内チェックも推奨されます。

膵炎

膵炎の初期症状としては、食欲不振、吐き気、腹痛が挙げられます。進行すると、下痢や体温の低下も確認されることがあります。 膵炎のリスクを低減させるためには、脂肪分の少ない食事を心がけることが重要です。獣医さんの指示に従い、食事管理や薬物治療を進めていきましょう。

目の病気(白内障や緑内障)

瞳孔の白さや視力の低下が発見されることがあります。また、緑内障の場合、目の充血や瞳孔の形の変化が見られることがある。 早期発見が重要です。定期的な獣医さんの目の検査を受け、早期に治療を開始することが望ましいです。日常的に犬の目を観察し、変化があればすぐに獣医さんに相談しましょう。

気をつけたい怪我

ミニチュアシュナウザーは、その活発な性格と好奇心から、さまざまな場面で怪我をしやすいことが知られています。

足の怪我

ミニチュアシュナウザーが足を引きずったり、走るのを突然避ける様子を見せた場合、足に何らかの異常が生じている可能性が高いです。散歩中の地面の突起や小石、ガラスの破片などが原因となることが多いです。また、爪のカットを怠ると、爪が割れたり折れたりするリスクが上がります。定期的な肉球のケアも、足のトラブルを予防する上で大切です。

耳の怪我

耳を頻繁に振ったり、耳に触れると明らかに痛がる場合、耳のトラブルのサインかもしれません。特に、耳の中から異常な臭いや分泌物が出ている場合は注意が必要です。ミニチュアシュナウザーの耳は、構造上、湿気がこもりやすいので、定期的な清掃と乾燥を心がけることが大切です。

目の怪我

目をこすったり、目の充血や目やにが増加する場面に出くわすことがあります。これは、犬が好奇心から草や木、その他の物体に顔を近づけた際に、目に異物が入ることが原因となることが多いです。定期的に目の周りの清潔を保ち、異物の侵入を防ぐことで、目のトラブルを最小限に抑えることができます。

背中や腹部の怪我

ミニチュアシュナウザーは活発に動くため、時には転んだり障害物にあたったり藪に入ったりします。体を気にして舐めているようなときは、こうした行動により怪我をしていないか、ノミダニ等の寄生がないかのチェックを行いましょう。特にノミダニの寄生の場合、駆虫薬の使用や動物病院への通院も視野に入れましょう。

まとめ

ミニチュアシュナウザーは魅力的な犬種であり、飼い主さんの適切なケアと注意で長く健康に過ごせる可能性が高まります。犬の健康に関する知識や情報を常に更新し、獣医さんとの連携を深めることで、愛犬との幸せな日々を実現させることができます。また、犬の日常の様子を観察し、変わった様子や症状に気づいた際にはすぐに専門家の意見を求めることが大切です。ミニチュアシュナウザーとともに、楽しく安全な生活を送るためには、飼い主さんの日々の努力と愛情が欠かせません。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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