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犬図鑑

柴犬の飼い方のポイントは?性格や性別ごとのコツ、病気について知ろう

2023.07.02 2024.03.15

柴犬の性格

忠誠心が強い

柴犬は高い忠誠心を持つ犬種として知られています。一度信頼した人に対しては、深い絆を感じ、その人を全力で守ろうとします。柴犬の忠誠心は、飼い主さんへの絶対的な愛情と尊敬の表れで、飼い主さんの安全のためなら自分自身を犠牲にもするほどです。

独立心が強い

柴犬はとても独立心が強い犬種として知られています。これは、柴犬が自己主張がはっきりしていて、自分の意志をしっかり持つ傾向があることを意味します。柴犬は自分で問題を解決する能力が高く、状況判断にも優れています。しかし、その独立心が強いため、無理に従わせると反発することもあります。トレーニングやコマンドに対する反応も一貫性がありません。柴犬は自分が正しいと思った行動をとることを好むので、しっかりとしたリーダーシップと理解が大切です。

運動能力が高い

柴犬は小柄な体格ながらも、驚くべき運動能力を秘めています。柴犬の優れた運動能力は、しなやかな筋肉と俊敏性によるもので、持久力にも優れています。また、長い距離を走り抜けることができ、疲れ知らずで活動を続けることができます。

無駄吠えをせず穏やか

柴犬は無駄吠えをしない穏やかな性格をしています。柴犬は落ち着いていて、冷静な態度を備えています。その穏やかさは、柴犬が自信に満ちていることとも関係しています。柴犬は内向的な特性を持ち、平和を大切する傾向があります。また、柴犬は他の犬や人々との社交的な関わりを楽しむことができます。

警戒心が強い

柴犬は見知らぬ人や状況に対して用心深く、警戒心を持つ傾向があります。しかし、この用心深さは家族を守るための本能的な特性であり、適切な社会性が行われていれば、不必要な攻撃はしません。柴犬は環境を見極めながら行動し、家族を守るために敏感に反応します。柴犬は飼い主さんとの絆を深め、家族の安全を最優先に考えます。

オスとメスの性格の違い

オスとメスの柴犬の性格には、以下のような違いがあります。

オスの柴犬

一般的に自信にあふれ、より支配的な性格を持ちます。オスは自分の領域や家族を守ろうとする傾向があります。また、遊びや運動に対して積極的で、アクティブな一面を見せることがあります。

メスの柴犬

より繊細で繊細な性格をしています。メスは一般的に穏やかで、家族や周囲の人々に対して思いやりを持ちます。メスは母性本能が強く、他の動物や家族の世話をすることがあります。

柴犬を飼う上で知っておきたいポイント

適度に運動させる

柴犬は元気で活発な犬種ですので、適切な環境と運動が大切です。広い屋外スペースや散歩コースでの運動を提供し、日々のエネルギーを消耗させましょう。また、遊びやトレーニングを通じて柴犬の知的刺激も与えることが大切です。

栄養バランスの取れた食事を与える

柴犬の健康維持にはバランスの取れた食事が必要です。適切な栄養バランスを考慮し、高品質な犬用フードを与えることをおすすめします。飼い主さんは過剰な食事やオヤツの与えすぎに注意し、肥満を防ぐよう心掛けましょう。また、定期的な水分補給も忘れずに行いましょう。

毛づくろいやトリミングを行う

柴犬は密度の高いダブルコートを持っており、定期的な毛づくろいが必要です。週に数回のブラッシングを行い、抜け毛の管理や皮膚の健康を保ちましょう。また、季節に応じて毛の抜け具合が増えるため、換毛期には頻度を増やすことが推奨されます。トリミングに関しては、必要に応じて専門家に相談して、適切なケアを行いましょう。

柴犬のしつけのポイント

しつけの特徴と難しい面

柴犬は知恵があり、素早く学習する能力を持っていますが、頑固な一面もあります。彼らは自立心が強く、自分の意志を持っているため、従順になるまで時間と忍耐が必要です。しつけのプロセスでは柴犬の知恵を活かし、明確な指示と一貫性を持つことが重要です。良い行動を褒めたりごほうびを与えることで、柴犬は素早くコマンドを覚えることができます。しかし、頑固な一面もあるため、望ましくない行動を修正するのには時間と忍耐が必要です。リーダーシップを示し、信頼関係を築くためには愛情と正しい方法を使って柴犬とコミュニケーションを取ることが大切です。

しつけをする上で大切なこと

褒める

犬が正しい行動をしたときには、積極的に褒めてあげましょう。犬は人間の感情を敏感に察知しますので、声のトーンや表情を使って、「それが正しい行動だ」ということを伝えると良いです。

ご褒美を与える

犬が正しい行動をしたときには、おやつやおもちゃを使ってご褒美を与えましょう。ただし、ご褒美は即時に与えることが大切で、行動とご褒美の間に時間が空いてしまうと、犬は何に対して褒められているのか理解しづらくなってしまいます。だからこそ、素早く喜びを伝えることで、犬の学習効果を高められるのです。

優しく指導する

犬が誤った行動をしたときには、決して怒鳴ったり、体罰を与えたりしないでください。それでは犬はあなたを恐れるだけで、信頼関係は築けません。誤った行動を見つけたときには、優しく正しい行動を教えてあげましょう。

一貫性を保つ

しつけには一貫性が非常に大切です。同じ行動に対して一貫した反応をすることで、犬はどの行動が良くてどの行動が良くないのかを理解するのに役立ちます。

犬を観察する

犬の行動や感情を観察し、その状況に適した対応をすることが大切です。例えば、犬が恐怖や不安を感じている場合、無理に行動をさせるのではなく、その感情を理解し、安心できる環境を提供することが大切です。

基本的なしつけコマンドの教え方

まずは基本的なコマンドを選びましょう。例えば、「座れ」、「伏せ」、「待て」などが一般的なしつけコマンドです。これらのコマンドは日常生活で役立つものや安全を確保するためのものを選ぶと良いでしょう。

コマンドのポイント

一貫性を保つ コマンドは一貫性を保つことが大切です。家族や同居人全員が同じコマンドを使い、同じ発音やイントネーションで言えるようにしましょう。一貫したコマンドを使うことで、柴犬はより迅速にコマンドを理解し、従順になることができます。

声とジェスチャーを組み合わせる 柴犬は言葉だけでなく、手のジェスチャーにも敏感です。コマンドワードに合わせて明確な手のジェスチャーを組み合わせると、柴犬がより素早くコマンドを理解しやすくなります。例えば、「座れ」の場合、手のジェスチャーで手を下げる動作を組み合わせることができます。

つのコマンドワードに一つの意味を持たせる 異なる行動に対して同じコマンドワードを使うと、柴犬が混乱してしまうことがあります。一つのコマンドワードに一つの明確な意味を持たせるようにし、それに対応する行動を教えるようにしましょう。

柴犬の平均寿命と健康管理の重要性

柴犬の平均寿命は一般的に10〜14歳です。ただし、個体によって異なることがあります。適切な健康管理とケアをすることで、柴犬の寿命を最大限に延ばすことができます。

適切な運動

柴犬はアクティブな犬種で、毎日の適度な運動が必要です。散歩、遊び、訓練などを通じて適切な運動量を確保することで、筋力を維持し、適切な体重を維持し、ストレスを減らすことができます。適切な運動は体調管理だけでなく、精神的な健康にも寄与します。

バランスの良い食事

高品質なドッグフードとバランスの良い食事は、健康と寿命を延ばす上で大切な要素です。柴犬の年齢、体重、活動量に合わせて食事量を調整し、肥満を防ぎます。特に肥満は、心臓病や関節疾患などの病気のリスクを高めるため注意が大切です。

定期的な健康チェック

獣医師さんと定期的に健康チェックを行い、ワクチン接種を最新の状態に保つことも大切です。早期発見が治療成功の鍵であるため、病気の初期症状に対する留意と早期の医療対応が必要です。特に柴犬は、肥満、皮膚問題、アレルギー、遺伝的な問題になりやすい傾向があるため注意することが必要です。

柴犬がかかりやすい病気

アレルギー

柴犬は、食物や環境に対してアレルギー反応を起こしやすい傾向があります。アレルギーの症状には、皮膚の赤みやかゆみ、耳の感染症などがあります。

柴犬のアレルギーは、食べ物や花粉、ダニ、ホコリなどの物質に対して過敏な反応を起こすことがあります。アレルギー症状は、皮膚のかゆみや湿疹、赤みが現れることが多いです。また、耳の周りや足の間に炎症や感染症が起こることもあります。

肥満

柴犬は、体重の管理が適切でないと肥満になりやすいです。肥満は関節疾患、糖尿病、心臓病などのリスクを増加させる可能性があります。

柴犬の肥満は健康に悪影響を及ぼすことがあります。過剰な体重は関節に負担をかけ、関節疾患や炎症を引き起こす可能性があります。また、肥満は糖尿病や心臓病のリスクを高めることもあります。

股関節形成不全

歩行の困難や痛みを引き起こします。この状態では、歩行や運動時に不安定さや痛みを感じることがあります。しかし、早期に発見され、適切な治療やリハビリが行われると、症状の進行を遅らせることができます。股関節形成不全は遺伝的な要素が関与している場合がありますが、環境要因も影響することが知られています。成長過程での適切なケアや予防策が大切です。

ガングリオシドーシス

ガングリオシドーシスは、遺伝子異常により糖を分解する酵素が生まれつき生成できなくなってしまいます。これが原因で通常は分解される糖が内臓に運ばれ、蓄積されることで神経症状や運動失調をきたしてしまいます。生後半年程度で発症することが多く上手に歩けなかったり、転んでしまうなどの歩行障害が見受けらら、生後1年前後で亡くなってしまうケースがあります。有効な治療は現在は見つかっていません。

予防接種の大切さ

健康な生活を送るためには、予防接種と定期的なワクチン接種は欠かせません。特に、子犬の時期はさまざまな感染症から身を守るために、計画的なワクチン接種が大切です。年齢とともに変化する健康状態に応じて、ワクチン接種を定期的に行うことで、ワクチン接種を定期的に行うことで、感染力の強い多くの病気から守ってあげることができます。

定期診察の大切さ

病気の早期発見は、愛犬の健康と長寿にとって、とても大切な要素です。獣医師さんの定期的な診察を受けることで、健康問題を早期に見つけ出し、必要に応じて適切な治療を始めることができます。

健康診断は、体調の変化や微妙な症状が見逃されがちな時にも役立ちます。定期的な獣医師さんの診察は、愛犬と一緒に過ごす幸せな時間をより長く続けるためにとても大切です。愛犬の健康を守るために、病気の早期発見と定期的な獣医師さんの診察を心がけてください。

犬との関係をより良くするためのコツ

コミュニケーションと愛情を大切にする

柴犬は飼い主さんの声や態度に敏感であり、飼い主さんの気持ちや意図を感じ取ることができます。言葉だけでなく、柴犬とのコミュニケーションを豊かにするために身ぶりや表情、姿勢を使いましょう。また、柴犬に対して愛情表現をすることも大切です。声をかけたり、優しく撫でたりすることで柴犬に愛情を伝え、柴犬の幸せを感じさせましょう。定期的な遊びや散歩の時間を設けることも大切で、柴犬と一緒に過ごすことで絆を深めることができます。

飼い主としての責任をもつ

飼い主さんとしての責任と柴犬への配慮も大切な要素です。柴犬は活発で適度な運動や刺激が必要です。適切な運動時間を確保し、散歩やランニング、遊びを通じて柴犬のエネルギーを発散させましょう。また、柴犬の健康管理にも配慮しましょう。定期的な獣医さんの診察や予防接種、適切な食事管理などを行い、柴犬の健康をサポートしましょう。さらに、柴犬の社会性を促すために他の犬や人との触れ合いを提供し、適切な環境で成長できるように配慮しましょう。

柴犬の好みを尊重する

柴犬は個体によって好みや個性が異なる場合があります。柴犬の好みや嫌いを尊重し、それに合わせた遊びやトレーニングを提供しましょう。一緒に過ごす時間が柴犬にとって楽しく安心できるものであることが大切です。

社会性を高める

柴犬は社交的な性格をしていますが、十分な社会性が必要です。他の犬や人との交流を積極的に促し、適切な社会性をサポートしましょう。ドッグパークやドッグトレーニングクラスなどの活動に参加することで、柴犬が他の犬種や人々との交流を楽しむ機会を提供します。

継続的に学習させる

柴犬は賢く学習能力が高い犬種です。柴犬との絆を深めるためには、常に新しいことを学び、トレーニングや活動のバリエーションを提供することが大切です。新しいトリックやゲームを取り入れることで、柴犬の知的な刺激を提供し、一緒に成長しましょう。

まとめ

柴犬は陽気で愛らしい性格であり、家族との絆を大切にします。オスとメスで性格に大きな違いはなく、個体によって個性が異なることもあります。柴犬のしつけには一貫性とポジティブな強化が必要であり、愛情をもって接することが大切です。適切な健康管理とケアを提供することで、柴犬の寿命を延ばすことができます。定期的な獣医さんの診察や予防接種、バランスの取れた食事、適度な運動、歯のケア、心身の刺激が重要です。遺伝的な傾向から特定の病気にかかりやすいこともあるため、獣医さんとの相談や健康チェックが必要です。柴犬との暮らしは愛情とケアが満ちた楽しい時間であり、絆を深めながら幸せな日々を共有しましょう。

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この記事の監修者

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