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柴犬ってどんな犬?その魅力と特徴を解説

2023.07.02 2024.03.15

柴犬ってどんな犬?その魅力と特徴を解説

これから柴犬を飼いたいと思っている方は、柴犬の特徴が知りたいですよね。この記事では、柴犬の基本的な特徴や飼い方のコツなどについて解説していきます。

柴犬の特徴的で愛らしい見た目

大きさ

柴犬は中型犬種で、通常、オスは約39.5cmの体高を誇り、10から12kgの健康的な体重を保っています。一方、メスは少し小柄で、体高が約36.5cm、体重が8から10kg程度です。

被毛

柴犬の毛並みはまるで二重の布団のように、ふわふわと柔らかい下毛と、それを覆うような硬い上毛でできています。その毛色は美しいパレットのようで、明るい赤色、深い黒、黒背、黒と砂色の混ざり具合、そして優しいクリーム色と、たくさんのバリエーションがあります。その中でも、一番見かけるのはやはり鮮やかな赤色で、その柔らかい白やクリーム色の部分が、胸や腹、尾の下部、そして顔の両側に美しく映えています。

しっぽ

柴犬の尾は、まるで背中にひと巻きされてまるい形状が印象的です。この尾は、ふわふわとした豊かな毛に包まれており、柴犬の特徴ともいえます。

柴犬を飼うときのコツ

柴犬を飼うときは以下のことに気を付けてください。

十分に運動させてあげる

柴犬は元気で活発な犬種ですので、日々の適切な運動と活動量を確保することが重要です。毎日の散歩や広いスペースでの自由な運動を提供し、柴犬のエネルギーを発散させましょう。

社会適応の大切さ

柴犬は社交的な性格を持っていますが、早い段階から適切な社会化を行うことが大切です。他の犬や人々との積極的な接触や、様々な環境での経験を通じて、柴犬が社会的に適応できるようにしましょう。

決まったルーティーンで生活する

柴犬はルーティンを好みますので、食事や散歩、トイレなどの時間を一定に保つことが大切です。規則正しい生活スケジュールを柴犬に提供することで、ストレスを軽減し、飼いやすさを促進します。

楽しい学びと優しいトレーニング

柴犬は知的な犬種であり、知的刺激と適切なトレーニングを必要とします。パズルトイやトレーニングゲームなどの知的刺激を与え、褒めたりおやつを与えたりなどの報酬を用いたトレーニング方法で柴犬の能力を引き出しましょう。

一緒に過ごす時間とあふれる愛情

柴犬は飼い主さんとの絆を大切にする犬種です。積極的に愛情を持って接することで、柴犬との信頼関係を築きましょう。日常の中で一緒に過ごす時間や、褒め言葉や撫でるなどの愛情表現を通じて、柴犬に安心感と幸福感を与えることができます。

日本での人気とその理由

歴史と起源

柴犬は、日本の特有の犬種で、その起源は数千年前にさかのぼるとされています。縄文時代の遺跡から出土した土偶や土器に描かれている犬の姿は、柴犬の特徴と驚くほど似ていて、その存在がこの時代からあったことを示しています。

柴犬はその名前が示すように、もともと山での狩りのパートナーとして人々によって飼われていました。そのため、独立心が強く、機敏さと黙々と仕事をこなす力強さを特性として持っています。また、厳しい自然環境で生き抜くためには、小さな体で耐寒性と忍耐力が必要でしたので、今でも柴犬にはその能力が残っているといえるでしょう。

明治時代に入ると、西洋からの犬種の導入と交配により、純粋な柴犬の数は減少し始めました。しかし、日本犬保存会の設立により、全国から良質な柴犬が集められ、純血種の保護と繁殖が行われた結果、今でも私たちは純粋な柴犬を見ることができ、その姿を楽しむことができます。

日本文化との結びつき

柴犬は、日本の伝統的な文化と価値観の象徴とも言える存在で、その魅力は世代を超えて伝えられています。美しい毛並みと特徴的な表情は、映画やアニメ、アートなど、さまざまな日本のメディアで愛らしく描かれてきました。これらの表現を通じて、柴犬は日本の心の風景の一部として広く受け入れられ、その人気は増すばかりです。

健康な体

柴犬は健康で長寿です。この品種は一般的に丈夫で、大きな健康問題を抱えることが少ないとされています。これは家族の一員となる新たなペットを選ぶ際に、特に重視される大切な特性です。自分たちの生活にぴったりの健康的で長生きのパートナーを探している家庭にとって、柴犬は理想的な選択肢となるのです。

飼いやすさ

柴犬は比較的飼いやすい犬種とされています。適度な運動と栄養さえあれば、柴犬は都市生活やアパートでの生活にも適応します。

柴犬の健康と安全に注意が必要な病気と怪我

柴犬を飼う上で気をつけたい病気と怪我について説明します。

皮膚トラブル

柴犬は皮膚トラブルになりやすい傾向があります。アレルギー性皮膚炎や皮膚感染症、脱毛症などが一般的です。適切な皮膚ケアや獣医さんの指導に基づく治療が必要です。

眼の疾患

柴犬は眼疾患にかかりやすい犬種です。緑内障がよく知られています。

緑内障は犬や他の哺乳動物に見られれます。白目の血管が膨張し白目が赤く見えてしまい、失明につながるケースもあります。緑内障は完治することはありませんが、点眼薬や手術により健康にすごせる期間を伸ばすことはできます。定期的な検査を行いましょう。

不正咬合

柴犬には不正咬合と呼ばれる顎の異常が見られることがあります。これは下の歯が上の歯に噛み合っている状態です。逆咬合は咬み合わせの問題を引き起こし、歯や顎の損傷を招く可能性があります。

外傷や怪我

活発で元気な柴犬は、時に事故や怪我に巻き込まれることがあります。骨折、捻挫、切り傷、噛み傷などが発生する可能性があります。安全な環境での監視とケアが大切です。

熱中症

柴犬は夏の高温に敏感な犬種です。暑い環境や高温の車内に置かれると、熱中症になるリスクがあります。十分な水分摂取や涼しい場所での過ごし方に注意しましょう。

まとめ

柴犬はその忠誠心、愛らしさ、賢さが特徴で、鮮やかな赤毛と愛くるしい笑顔で心を癒します。活発で遊び心溢れる柴犬は、知識欲も旺盛で、新しいトレーニングも素早く学びます。日本らしい犬としてその特徴を楽しんでくださいね。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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