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犬図鑑

スタンダードプードルの毛色やカット、お手入れについてご紹介します

2019.04.07 2024.03.22

プードル毛色について

プードルというと小さなトイプードルが有名ですが、実は他にもミニチュアプードル、ミディアムプードル、スタンダードプードルなどの種類があります。ただ、体のサイズが違うだけなので、基本的に特徴は同じです。トイプードルはカラーバリエーションが多いと言われていますが、もちろんスタンダードプードルも毛色の種類が豊富です。

プードルの毛色

  • ・ブラック
  • ・レッド
  • ・ホワイト
  • ・クリーム
  • ・シルバー
  • ・ブルー
  • ・グレー
  • ・ブラウン
  • ・ベージュ
  • ・アプリコット

同色内の濃淡は認められていますが、プードルの毛色は単色が理想とされています。
トイプードルの場合はレッドやアプリコットのような明るいブラウン系の色がよく選ばれますが、スタンダードプードルは、ブラックやシルバー、ホワイトなどが人気のようです。

お手入れ方法

プードルは抜け毛が少ない犬種なので、ぜんそくがある方でも飼えるとされています。抜け毛が少ない=お手入れの必要がないと思うかもしれませんが、カールした豊かな被毛を美しく保つためにはこまめなお手入れが必須です。

ブラッシング

まずは飼い主さんでもできる簡単なお手入れとしてブラッシングをご紹介します。
プードルの毛はクルクルとカールしているので抜けた余分な毛が落ちずに絡まってしまいます。抜け毛が少ないと言われるのはこのためです。ブラッシングを怠ると、毛玉ができて見た目にも影響しますし、通気性が悪くなるので皮膚が蒸れやすくなります。散歩から帰ってきた後やシャンプーを行う前にはブラッシングをする習慣をつけましょう。
ブラッシングの仕方ですが、まずスリッカーブラシやピンブラシを使って根元からしっかりブラッシングします。スリッカーブラシは一度にたくさんの抜け毛を除去することができる反面、先端がとがっていますので皮膚を傷つけないように注意してください。毛玉やもつれが解消できたら、コームで整えてあげてください。
ブラッシングは愛犬とスキンシップをとるいいチャンスですので、時間をかけて丁寧に行ってあげましょう。

シャンプー

プードルのシャンプーは2~3週間に1度を目安に行います。犬の皮膚は人間よりも敏感なので、シャンプー剤は低刺激なものを選ぶようにしてください。あまり強い香りがあるものもできれば避けてあげた方が良いです。
ぬるめのお湯でおしりのほうからゆっくり濡らし、マッサージするようにシャンプーしていきます。すすぐときは、わきの下やお腹周りなど見えにくい部分に泡が残っていないか確認しながら行ってください。すすぎ終わったら体が冷えないようにタオルドライし、ドライヤーで完全に乾かします。
家庭のお風呂では狭くてシャンプーできない、ということであれば、サロンでプロにお任せするというのも一つの手です。ただ、サロンによっては大型犬のトリミングを行っていないところもありますので、事前に確認しておきましょう。

カット

プードルの毛は放置してしまうとどんどん伸び続けます。そのため、定期的なカットが必要です。カットにはおしり周りや口周りなど汚れやすい部分を衛生的に保つという役割もありますが、プードルさまざまなかっとスタイルを楽しむことができるので個性を出すことも可能です。以下ではスタンダードプードルのカットスタイルをいくつかご紹介します。

テディベアカット

トイプードルのカットスタイルとして絶大な人気がありテディベアカット。スタンダードプードルがやると大きなぬいぐるみのようでかわいらしい印象があります。

アフロカット

アフロカットは、体の毛は短めにカットしますが、頭の毛はボリュームを残し、丸く仕上げていきます。被毛が豊かなスタンダードプードルだからこそ挑戦したいカットの一つです。

コンチネンタルクリップ

コンチネンタルクリップは、ドッグショーに出ているプードルの定番カットスタイルです。上半身は豊かな毛を残して整え、下半身はスッキリと刈り上げます。

マイアミカット

マイアミカットはコンチネンタルクリップよりも体の毛を少し長めに残し、足先としっぽはまるでポンポンがついてるかのように毛をふんわりと残すスタイルです。

まとめ

スタンダードプードルのかわいらしさにひかれて飼育を検討する人も多いですが、大変な面があるということも忘れないでください。美しい見た目を保つためにはこまめにブラッシングを行うなど飼い主さんの努力が必要になります。
さらに、毛はどんどん伸び続けてしまうので、定期的にトリミングサロンにもいかなければいけません。体が大きく、シャンプーとカットに大幅な時間がかかることから受け入れを断るサロンも少なくありません。受け入れてもらえたとしても、費用が高額になる傾向にあります。そうした点も踏まえた上で、家族とよく話し合い、迎え入れるかどうかを考えていただければと思います。

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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