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犬図鑑

トイプードルの平均寿命と気をつけたい病気

2020.10.27 2024.03.21

とっても可愛らしい見た目で知能も高いトイプードルは、人気犬種ナンバー1。
そんなトイプードルを家族として迎え入れたい方は多いのではないでしょうか?

今回は、トイプードルを飼うにあたって気になる平均寿命と気をつけたい病気についてご紹介していきます。

トイプードルの平均寿命

トイプードルの平均寿命は12~15歳と言われています。小型犬の寿命が12~15歳なので、トイプードルは小型犬のなかでも平均的な寿命の犬種ですね。

昔よりも健康に配慮したペットフードが増えたり、医療技術が進歩したりしたことから犬の平均寿命は飛躍的に伸びていますので、飼い主さんが気を遣ってあげれば平均寿命以上に長生きしてくれるでしょう。

トイプードルの年齢を人間年齢に換算すると、以下のような年齢になります。

トイプードルと人間の年齢換算表

トイプードルの年齢

人に例えた年齢

1ヶ月

1歳

2ヶ月

3歳

3ヶ月

4歳

6ヶ月

9歳

9ヶ月

13歳

1歳

17歳

2歳

23歳

3歳

28歳

4歳

32歳

5歳

36歳

6歳

40歳

7歳

44歳

8歳

48歳

9歳

52歳

10歳

56歳

11歳

60歳

12歳

64歳

13歳

68歳

14歳

72歳

15歳

76歳

16歳

80歳

17歳

84歳

18歳

88歳

19歳

92歳

20歳

96歳

気を付けたい病気

外耳炎

外耳炎とは、耳の穴から鼓膜までの外耳に炎症が起こる病気です。

トイプードルは耳が垂れていて、耳の中は毛が密に生えていて湿度が高くなりやすいため、外耳炎にかかりやすい犬種です。

細菌や真菌、ダニ、アレルギーなど様々な原因で発症し、外耳炎になると耳垢の量が増える、耳を痒がって頭を振る、首の周りを掻くなどの行動がみられますので、このような行動をしていたら外耳炎かもしれませんので、動物病院に連れていきましょう。

てんかん

てんかんは脳の病気で、手足の痙攣や、体の硬直、泡を吹くなどの症状が現れます。

発作が収まると元通りになることが多いのですが、きちんと動物病院に連れていきましょう。てんかんの治療は主に抗てんかん薬を投与し、症状を軽減する「対症療法」となります。

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

クッシング症候群は副腎皮質昨日亢進症(ふくじんひしつこうしんしょう)とも呼ばれ、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることで起きる病気です。
多飲多尿、過食、皮膚が薄くなる、お腹が膨れるなど、様々な症状がみられます。

トイプードルは6歳以上になるとクッシング症候群を発症しやすいと言われていますので、飼い主さんは上記のような症状が出ていないか、日頃から注意してみてあげるようにしましょう。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝蓋骨脱臼は、膝の皿の骨(膝蓋骨)がずれたり、外れたりする病気で、トイプードルのような小型犬がなりやすい病気です。英語ではPatellar Luxationと言われるため、「パテラ」と呼ばれることもあります。

膝蓋骨脱臼になると膝を伸ばしたり曲げたりすると痛みを感じるため、足を引きずったり、スキップのような歩き方をしたりします。
重症の場合は手術が必要となりますので、早期発見、早期治療が大切です。

進行性網膜萎縮(PRA)

進行性網膜萎縮症は目の網膜に異常が生じて、症状が悪化すると失明してしまう病気です。
進行性網膜萎縮にかかると目が見えにくくなるため、物にぶつかったり、つまずいたりすることが増えます。

プードルに多い遺伝性の病気ですので、遺伝子検査を行って進行性網膜萎縮になりやすいかどうかを調べておけばその後の対策が取りやすくなるでしょう。

白内障

白内障は目の水晶体が白く濁って、視力が低下する病気です。
視力が低下するので、進行性網膜萎縮のように物にぶつかったり、つまずいたりする症状がみられます。

加齢によって起こることが多いのですが、遺伝や糖尿病など他の病気が原因で白内障になることもあります。

長生きの秘訣

ストレス対策をする

小型犬のトイプードルには、あまり散歩は必要ないと考える方もいらっしゃいますが、トイプードルは活発で、遊ぶのが大好きな性格なため、運動不足はストレスを与えてしまいます。

過度なストレスは健康を害する恐れがありますので、毎日散歩させてあげて十分に運動させてあげましょう。

マットやカーペットを敷く

トイプードルは膝蓋骨脱臼しやすいので、フローリングなど滑りやすい床は膝蓋骨脱臼にかかるリスクが高くなりますし、骨や関節に負担がかかります。
足への負担を軽減するため、マットやカーペットを敷いてあげましょう。

定期的に健康診断を受けさせる

犬に長生きしてもらうために最も重要なのは、定期的に動物病院で健康診断を受けさせて病気を早期発見、早期治療することです。

病気にかかっていなくても、健康診断では愛犬の体調を知ることができますので、どのようなケアをしたら良いかが分かります。
少なくとも、1年に1回は健康診断を受けさせるようにすると良いですね。

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まとめ

小さくて可愛らしいトイプードルは、骨や関節が弱いため生活環境などに注意してあげる必要があります。また、外耳炎など気を付けたい病気もありますので、飼い主さんはトイプードルの些細な変化に気付いて適切な対応をしてあげることも大切です。

定期的に健康診断を受けさせるなど飼い主さんが気を遣ってあげれば、トイプードルと過ごせる時間がより長くなりますよ。

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この記事の監修者

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