子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

トイプードルのブラッシング方法!嫌がる子の対策方法も紹介

2020.12.22 2024.03.21

ブラッシングに必要なグッズ

スリッカーブラシ

針金がびっしり付いたスリッカーブラシは「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類があり、トイプードルにはソフトタイプが向いています。
スリッカーブラシを使うと、もつれや毛玉をほぐすことができます。
トイプードルがスリッカーブラシを嫌がる場合には、獣毛ブラシを使用すると良いでしょう。

コーム

コームは細かいもつれ毛をほぐしたり、もつれ毛や毛玉のチェックをしたりするほか、最後の仕上げに使用します。

おやつ

ブラッシングが終わった後にご褒美としておやつを与えます。
「ブラッシングするとおやつが貰える」と覚えてくれたら、嫌がらずにブラッシングさせてくれるようになりますよ。

ブラッシングのポイント

嫌がらない場所からブラッシングする

いきなりブラシで触られると犬がびっくりしてしまいますので、まずは触られても抵抗が少ない場所からブラッシングしましょう。
最初は背中や腰など、犬が触られても抵抗が少ない箇所からブラッシングして慣らしていき、最後に顔や耳、尻尾など敏感な箇所をブラッシングしてください。

毛の根元からしっかりブラッシングする

ブラッシングする際には、毛の根元からブラッシングしてもつれをとることが大切です。
毛の表面だけをブラッシングすると根元のもつれがとれず、皮膚炎になってしまう恐れがあります。根元からすくうようなイメージでブラッシングしてくださいね。

毛並に沿ってブラッシングする

毛並に沿って優しく撫でるようにブラッシングするのがポイントです。毛並に逆らってブラッシングすると不快感を与えてしまい、ブラッシングが嫌いになってしまうことがあるため注意が必要です。

ブラッシングの手順

犬が動かないように落ち着かせる

まずは犬が動かないように撫でたり抱きかかえたりして落ち着かせます。
犬は高い場所が苦手なので、テーブルの上に座らせると大人しくしてくれますよ。手頃な場所がない場合は、座って抱きかかえながらブラッシングしても問題ありません。

軽く毛をほぐす

ブラッシングする前に、毛玉をほぐしていきます。毛玉やほつれがあるままブラッシングすると痛い思いをさせてしまい、ブラッシングを嫌がるようになってしまいます。
毛玉が酷い箇所は手で優しくほぐしてくださいね。

ブラッシングする

片手で毛を掻き分けながら、毛並に沿って優しく撫でるようにブラッシングしていきます。犬に負担がかからないように、皮膚面と平行になるようブラシをかけるのがポイントです。
次の順にブラッシングすると良いでしょう。

  1. 背中
  2. お尻周り
  3. 顔周り
  4. お腹周り

コームで仕上げる

最後にコームを使って全身の毛並みを整えます。
根元から毛先に向かって優しく動かし、引っかかった場合には再度スリッカーブラシでブラッシングしてください。

褒める

最後までブラッシングできたら、ご褒美用のおやつを与えていっぱい褒めてあげましょう。「ブラッシングできたらおやつが貰える」と認識したら、大人しくブラッシングさせてくれるようになるでしょう。

ブラッシングの頻度について

トイプードルのブラッシングは1日1回が基本です。毎日のブラッシングが難しい場合は、最低2日に1回はブラッシングするようにしてくださいね。
長期間ブラッシングしないと毛がもつれたり毛玉になったりして、皮膚疾患が生じる恐れがあります。

また、梅雨や夏など湿度の高い時期は皮膚と毛の間が蒸れやすいので、毎日ブラッシングして通気性を良くしてあげるのが理想です。

トイプードルのブラッシングは何歳から始める?

トイプードルのブラッシングは、生後2~2ヶ月頃から徐々に始めていきます。
いきなりブラッシングするのではなく、まずはスリッカーブラシやコームに触れさせて慣れさせます。

慣れてきたらスリッカーブラシやコームで犬の体を軽く撫でて、抵抗しなければご褒美のおやつを与えて褒めてあげましょう。
このように子犬の頃から徐々にブラッシングを始めておけば、ブラッシングを怖いものと思わなくなりますよ。

ブラッシングを嫌がる場合は?

ブラッシングを嫌がる場合は、まずブラッシングに慣れさせることが大切です。
スリッカーブラシやコームなどの道具を怖がることが多いので、道具を犬の近くに置いておいたり、触らせたりして「怖くないもの」と認識させましょう。

道具に慣れてきたらブラシで体を撫でて、ブラシが体に触れることに慣れさせます。触られても抵抗が少ない背中から始め、抵抗したらすぐにブラシを体から離してください。
徐々にブラシが体に触れる範囲や時間を増やしていけば、抵抗せずブラッシングさせてくれるようになるでしょう。

ブラッシングの必要性

トイプードルのくるくるとカールした毛は絡まりやすいいため毛玉やほつれができやすく、ゴミやホコリも絡まりやすいです。
そのため、ブラッシングをしないと毛に艶がなくなったり、ボサボサになったりと可愛らしい見た目が損なわれます。

また、皮膚炎やアレルギーなどの病気になりやすくなります。愛犬の健康を保つためにブラッシングは必須ですので、飼い主さんはきちんとブラッシングしてあげてくださいね。
ブラッシングはスキンシップもとれるので、愛犬との絆も深まりますよ。

ブラッシングのメリット

スキンシップで信頼関係を築ける

スキンシップやコミュニケーションをとりながらブラッシングするとトイプードルとの信頼関係を築くことができます。
飼い主さんと触れ合うことでストレスも緩和されますので、ブラッシングする際には撫でてあげるなど、なるべくスキンシップをとるようにしましょう。

マッサージ効果による血行促進

ブラッシングは皮膚に程よい刺激を与えるため良いマッサージになり、血行促進が期待できます。血行が良くなると健康を保つことができますし、毛並も良くなります。

異変を早期発見できる

ブラッシングをすることで、皮膚の異常やケガなど様々な異変を早期発見することができます。病気は早期発見、早期治療が重要ですので、ブラッシング時には愛犬に何か異変がないかもチェックしてくださいね。

ブラッシングで気を付けたいポイント

力を入れすぎない

ブラッシング時には強い力で引っ張ったり、力を入れてブラシをかけないように注意してください。力を入れすぎると皮膚が傷つきますし、犬に痛い思いをさせてしまいます。
力を入れず、優しく丁寧にブラッシングするようにしてくださいね。

嫌がる場合は慣れさせることから始める

ブラッシングを嫌がっているのに無理矢理続けると、犬はさらにブラッシングを嫌いになってしまいます。ブラッシング中に吠えたり嚙んだりといった嫌がるサインを示したら、ブラッシングを中止してください。まずはブラシに慣れさせることから始めて、徐々に慣れさせていきましょう。

トイプードルの子犬を探す

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
飼い主さまと大切なペットを末永くサポートさせて頂きます。
日々ワンちゃんネコちゃんに対する知識レベル向上に励み、みなさまに
お役立ち情報をお届けします。

会社概要を見る

その他の記事

トイプードルの体重は?適正体重と月齢ごとの体重推移、体重管理のコツやかかりやすい病気について解説
トイ・プードルの特徴や性格について紹介します!
トイプードルのしつけ方、無駄吠え・甘噛みをやめさせるには?
トイプードルは毛色によって性格が違う!?各色の特徴を解説します。
トイプードルの子犬を探す